石黒智子さんの重ね鍋5点セット

今日のこの1品。
石黒智子さんの重ね鍋5点セットです。

石黒智子さんのセンスがとても好きでして、そんな石黒さんの携わった鍋セットなんて良いに決まっている!と思って購入しました。
実際、とても良いです。
深鍋、浅鍋、ボウル、コランダー、フタの5点セットで、聞きなれないコランダーとは俗にいうザルですね。
この鍋たちは直径が14㎝という、ありそうで無い小さめサイズで、夫婦二人分の味噌汁を作ったりするのにとてもちょうど良いんです。
小さいのでコンロの上で変に場所をとらないですしね。
浅鍋で二人で一杯ずつでちょうど良くて、味噌汁お代わりしたい方は深鍋で作ると良いと思います。

手前のふたつが、ボウルとコランダーなのですが、このふたつは直火にかけられないのでそこだけが注意ポイントですかね。
でも、浅鍋か深鍋と重ねてだったら火にかけられるので、ボウルを重ねて湯煎したり、コランダーを重ねて野菜を茹でたり蒸したりなどの使い方が出来ます。
料理をすぐに面倒くさがるわたしにはボウルとコランダーが宝の持ち腐れ感が出ていますが、お料理が好きな方はいろんな使い方が出来るのでは、と思います。単純に取っ手が付いているボウルやザルってあまりないと思うので、取っ手があることによって持ちやすくて扱いやすいというのも便利な点です。

使いやすさにプラスして、何よりデザインがとてもシンプルで好みです。
よくありがちな取っ手やフタのつまみだけ黒いプラスチックとかそういったことが無く、ステンレス!ガラス!以上!みたいな潔さのグッドデザイン。
色や使っている素材が多いとデザインがうるさくなりがちですが、そのへんをそぎ落としたミニマムデザインです。U字の細い取っ手のデザインが、鍋5点セットの全体の雰囲気を軽くしてる感じがしてそれも好きなポイントです。
取っ手が熱くならないの?という気もしますが、個人的には味噌汁を作っているくらいだったら全然素手で触って問題ないです。強火でガンガン温めて使うようなときは取っ手も熱くなるので鍋つかみがあるほうが良いと思います。

先日テレビを見ていたら、人気の大衆食堂が出ていたのですが、そこの厨房を切り盛りしているご夫婦の奥様がオーブンの鉄板を素手で取っていたことに驚愕しました。
アチチチチ!とおっしゃりながら近くの作業台に置くまでのほんの1,2秒の出来事でしたが、鉄板なんてふつうの人はちょっと触れただけでヤケドするあっつあつのアレですよね?
中学の時に同級生が「うちの爺さんは、火が付いているストーブの上に手を付きながら、よっこらせ、と立ち上がる」と言っていて、絶対に嘘だと思っていたのですが、あの、鉄板を素手で触れる奥様を見るとあながち嘘ではないのかもしれません。
要は、慣れってやつなのでしょうか。
というわけで慣れれば重ね鍋5点セットの取っ手の熱さくらいなんてことは無いという話。

そういえばこちらは重ね鍋という名前になっておりますが、毎度重ねるのが面倒なわたしとしては、重ねない鍋として食器棚の下にいらっしゃいます。

奥に重ねられているボウルとコランダーが使う頻度の低さを物語っている気もしますが、ちゃんと使っております、たまに。

家庭菜園のジャガイモが収穫出来たら深鍋とコランダーを使って蒸すというテクニックを使いたいと思います、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「レターオープナー」です。
また次回。

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