bookmark_borderジョージアのハンドメイド靴下

今日のこの1品。
ジョージアのハンドメイド靴下です。

ジョージアってどこやねん、と申しますとロシアとトルコに挟まれていて、以前はグルジアと呼ばれていた国でございます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/georgia/data.html#section1

外務省のデータによりますと、面積は日本の5分の1くらいで、人口は400万人、民族はジョージア系が9割近くを占めておりますね。
ジョージア系、というのがそもそもよく分かりませんが、中東っぽくもありヨーロッパっぽくもありアジアっぽくもある、のですが基本的に男性はガタイも良いし強面っぽい感じの方が多い印象です。

郷に入れば郷に従え、がわりとすんなりとイケるタイプだと自負しているのですが、ジョージアで慣れなかったのは道の横断ですね。

日本で言うと、横断歩道が無い車がビュンビュンに通っている三車線の国道を横断するくらいの命取りな横断がジョージアではスタンダード、という状態です。
横断のたびに命を懸けてられませんよ、という感じ。

長縄飛びで例えますと、日本での横断は
「いーーーち、にーーーい、さーーーん」
くらいのタイミングで縄が回っているところに入っていく感じのイメージなのですが、かたやジョージアの横断はと言いますと、超高速のダブルダッチの中に突然入らないといけないような感じ。
ええ、これ絶対ムリでしょ、行けないでしょ、と思いながらもタイミングを伺って入ろか入るまいかと身体を振っていると、カルロスゴーンを巨大化させたみたいな眼光の鋭い強面の運転手にブチ切れされて
「いいから早く渡れよ!!」
と車の中からジェスチャーされます。
車から出てきたら殺されるんじゃないか、というくらいキレてますけど、ジョージアは大変良いところでございます。

ジョージアは食が美味しいというのが最高ですけれども、そのほかにもわたしとしましては雑貨が可愛い、というのがありまして、この靴下たちもジョージアの可愛いもののひとつです。

ちなみに、わたしが普段履いているものは、薄汚れておりまして写真に耐えられるとも思えませんでしたので、このブログで撮っている写真は新しいものでございます。

https://skatazke.theshop.jp/

ちなみにちなみに↑こちらでジョージア製の靴下も販売中でございます。
よってらっしゃい、みてらっしゃい。

わたしは5本指ソックスの上にジョージアソックスを履いてチャコットのルームシューズを履くと寒さに比較的無敵になれる感じがあります。

基本的にウールだと思うのですが暖かくて可愛いので、見て良し履いて良し。
テクノロジーを駆使したもっと暖かい靴下もあるのでは?とは思いますが、この昔ながらの手編みの靴下というのが、なんかイイ。

これは手袋ですけど、何とも言えない手編みならではの気が抜けたような可愛さがあります。

自分が靴下編めるか?と聞かれたらNOですし、こういう手作りのものって跡を継ぐ人がいないと編める人がいなくなっちゃうので、ありがたく履いていきたいと思います。

青空市場でおばあさんが売っていて、ジョージアにいる間ほぼ毎日のように通っていたので「あんた、また来たの?」という失笑リアクションになっていました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「お茶パック」です。
また次回。

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bookmark_borderSophogongliashviliの七宝焼きリング

今日のこの1品。
Sophogongliashviliの七宝焼きリングです。

七宝とは、主に金属の素地にガラス質の釉を焼き付けて装飾する技法、および、その製品。
とウィキ氏が申しております。
ちなみに釉薬の釉という一文字で「うわぐすり」と読むと初めて知りました。
ちなみにちなみに、釉薬は「ゆうやく」という読みなのですが、わたしの脳には「ちゅうやく」とインプットされてしまっていたようです。
パソコンで「ちゅうやく」と打っても全然「釉薬」という漢字が出てこないものですから、釉薬っていう単語知らないなんて意外とパソコンも頭悪いな、と思っていましたが、頭悪いのはアタスでした。

そんなわけで、七宝焼き。
七宝焼きは海外だとエナメルと呼ばれておるそうです。


こちらの七宝焼きのリングは2019年の暮れにジョージアに旅行した際に購入したのですが、購入した際につけてくれたカードにもエナメルと表記されていました。

ちなみにジョージアでは七宝焼きがミナンカリという名前でして、伝統工芸的な名産的な立ち位置らしく街中のお店や空港などにも七宝焼きのアクセサリーなどがたくさん置いてありました。

今回ご紹介するSophogongliashviliは、残念ながらブランド名の正確な読みが分からないのですが、sofio gongli(たぶん読みはソフィオゴングリさん)というデザイナーさんの作品です。


ジョージアの首都トビリシで宿泊していたでホテルの近辺を散策していたら、ミュージアムショップ的なジュエリーショップ的なお店のショーウィンドウがありまして、そこでハッと目に留まりました。
一目でこれは好きなやつだぞ、と釘付けになりましてお店を見ようと思ったのですが、そのショーウィンドウは坂道の途中の半地下みたいなところに位置していまして、入り口が無いんです。
そんで入り口を探して坂を上ると、そこにあるのはマリオットホテルのエントランス。
おーぅ、入りにくい。
ほんとにあのお店はこの中にあるんかしら?と思い、明らかにマリオットの宿泊客ではないわたしたちがおずおずと扉を開けると、真意は不明ながらホテルマンがにこやかに近づいてきてくれましたので、
パードゥン、ミュージアムショップはホゥェアー?
的な片言で、ミュージアムショップに行きたいだけで怪しいものではございませんという雰囲気を感じ取ってくれ、と思いながら聞いたら
オーイエス、それならこのステップを下った先だ
という回答が得られましたので、無事にお店にたどり着くことが出来、物色することが出来ました。
スタッフが20代のかわいらしい女性で、ジャパンから来たと言ったら
「わたしの友達がジャパンに旅行に行ったことがあるんだけど、ジャパンは本当にファンタスティックだって言っていたわ」
というようなことを言っていて
オーサンクスでもジョージアもソービューティフル
という誉め言葉のキャッチボールをして、クロスのデザインの指輪をおひとつ頂戴してホテルに戻りました。

その後気に入り過ぎて滞在中に3回くらい足を運び、諦めきれなかったブルーの指輪も購入し、同じスタッフさんに
「あなたとわたし、同じ年くらいかしらね」
というようなことを言われたので、もうわたしはフォーティよ、と返したら彼女は20代前半だったので海外で日本人若く見える説は揺るがないなぁと改めて思った次第です。

ただ、海外では若く見られても年齢は手に出るとはよく言ったもので。
ちなみにこの指輪は向かい合った相手から見たときにきれいに見えるように自分から見たら逆向きにつけるっぽいです、たぶん。
この指輪の大きさを伝えるために指にはめた写真を撮りたかったのですが、白くてちょっとムチッとした美味しそうな手の方や、スラッとした手タレ的なモデルがおりませんで、自分がはめました。

でも、血管が浮き出ないように心臓よりも手を上にして、関節があまり映らない角度で、この大きな指輪で主婦湿疹の一部を隠せば、うん、まぁまぁ上出来、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「医療用財布」です。
また次回。

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bookmark_border株式会社グラフィック社のノスタルジア食堂

今日のこの1品。
株式会社グラフィック社のノスタルジア食堂です。

2019年の12月にジョージアを旅しました。
その年の11月に引っ越しをしたばかりだったので、もうしばらくしてからの方がいいかなと思いましたが、夫の仕事の休みが取れるタイミングもあったので行ってまいりました。
新婚旅行でパリに行った際にモンサンミッシェルに行ったのですが、そのモンサンミッシェルツアーのコンダクターだったマダム森と言う方がおっしゃっていました。
若い頃はお金が無い、働き盛りは時間が無い、リタイアしたら体力が無い、いつだって何かが無いんだから行きたいときに行きたいところに行っておいた方が良い、ってね。
まさにその通り、というわけでそのタイミングで行かなかったら、その後すぐに時はコロナ時代に入っていましたので行けなくなっていましたね。
思い返してみればナイスタイミングだったかもしれません。
こんな外的要因で海外はもとより国内旅行にもおいそれと行けなくなるとは思ってもみませんで、早く安心して旅行に行けるようになってほしいものです。

というわけで、ジョージアってどこ?って話もありますと思いましたので、地球儀をご用意いたしました。こちらでございます。

我ながら写真のど真ん中にジョージアを持ってこれたんじゃないかと思っています。
この地球儀写真を見て、ジョージアを真面目に探しておられる方がいらっしゃいましたら平謝りなんですけれども、ジョージアと言う文字はこの写真の中にはありません。
グルジアという表記で載っております。
2010年前後くらいからグルジアと言う名前からジョージアと言う名前に変わってきたようです。
というのも、ロシア語読みするとグルジア、英語読みするとジョージアということらしく。
そんでもってロシアとジョージアは仲悪めらしく。
ロシア語読みで我が国のこと呼ばないでよ、ってことから英語読みのジョージアになったようです。
日本で言うと2015年の4月まではグルジアと言っていたようで、この地球儀はそれ以前のものなのでグルジア表記となっております。

場所を説明すると、ロシアとトルコの間、というのが分かりやすそうでしょうか。首都はトビリシ。

ジョージアは何が楽しいって食事がとっても美味しいのです。
ヨーロッパとアジアのいいとこどりみたいな感じで何を食べてもハズレがあまり無くて大抵のものが美味しい。
今まで行った海外旅行で食事は断トツで美味しかったと思います。
その中でもジョージアと言えば、と言うのがヒンカリという小籠包の様な見た目のメニュー。

こんな靴下の柄になっちゃうくらいの国民的主食メニューです。
地元の方が食べている様子を見ていても必ずどこのお店でもヒンカリを頼んでいて、ヒンカリ+ほかのメニューと言う感じの頼み方が一般的なようです。
またジョージアを旅してヒンカリを食べたいところではありますが、いつになることやら…と言う感じなので、家でヒンカリを作ってみようということになりました。
ですが、ジョージアというマイナーな国の料理なのでレシピがあんまり無い。
そんななか、夫がこちらの料理本を見つけて買ってきました。
ヒンカリ以外にもジョージアで美味しかったメニューがいくつか載っていて、自由に海外旅行が出来ない今、異国の雰囲気を味わえて大変ありがたい一冊となっております。

ホームメイドファーストヒンカリはそこそこ美味しく出来ましたが、時間かかるのでセカンドヒンカリを作るには重い腰があがらない、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ヘアバンド」です。
また次回。

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bookmark_border蚤の市のパンくず取り

今日のこの1品。
蚤の市のパンくず取りです。

2019年にジョージアに行ってきたのですが、その時に蚤の市で見つけたパンくず取り。キャワイイ。
ジョージアは毎日のようにマーケットみたいなのがやっていて、見ていて楽しいです。手作りの靴下とか絵とか木工作品とか編み物とか、個人個人のお店のようになっていてじっくり見ようと思ったら1日で足りないわ、というくらいたくさんの出展者さんがいる市場。その中で、こちらのパンくず取りを見つけました。
パンくず取りと名づけているものの、パンくず取りで合っているのかどうか分かりませんが、我が家ではダイニングテーブルの上に落ちたパンくずや食べカスなどを取るのに使っています。
根本的に掃除することが好きなタイプではないので、こういった自分のテンションが上がる掃除グッズがあるのはほんとうにありがたいです。

蚤の市でブラシとちりとりがセットとして売られていたのですが、たぶん、もともとはブラシとちりとりが別物な気がする・・・と思っています。
表面のアルミっぽい感じは似ているのですが、どことなく漂うチグハグ感。
誰かが勝手にセットとして組み合わせたという線が濃厚か、と思いきや、もともとセットと言われればセットっぽくも見えるような気もしてくる。
個人的にはちりとりはアジアを感じさせる雰囲気でブラシはヨーロッパ寄りの雰囲気。
生き別れた双子がアジアとヨーロッパでそれぞれ育ち、再会した、みたいな。
高橋一生さんと綾瀬さんの日曜劇場の見すぎかもしれません。

それはそうと、ジョージアってどこにある国?という感じですが、ざっくり言うとロシアとトルコに挟まれていて黒海に面している国です。
こういう説明をサッと出来る人ってすごいですよね。
わたしは行ったにも関わらず、えっと、ジョージアってどことどこの間にあったんだっけ?という感じで今しがた調べて、さも当たり前に知っていたかのように書きました。

行ったのは12月だったのですが、気候は日本よりも寒めです。でも凍えるほど寒くはないですし、天気も良かったので過ごしやすかったです。お茶してジェラート食べられるくらいの寒さ。

このご時世でなければ本当にジョージアはおススメしたい国です。
まず、食事が美味しい。
店内がムーディで写真が暗すぎる件はスルーしていただければ幸いです。

基本的には「ヒンカリ」という小籠包みたいな見た目の食べ物が有名なのですが、わたしとしてはこのジョージアンチキンスープをとても推したいです。
Sofia Melnikova’s Fantastic Douqanという正式な読み方が分からない、通称「ソフィア」というお店で食べたものなのですが、美味しすぎてリピートしました。
いつかジョージアへ旅してこのお店に食事に行く方がいらっしゃるかもしれませんので念のため書いておくと、地図を当てにこのお店の場所へ向かうと
「え?なんもねぇじゃん」
という薄暗い路地裏に置き去りになります。
でもその近くに開けてはいけなそうな鉄扉がありますので、勇気をもってそこを開けていただくと、美味しいジョージアンチキンスープにありつけますのでご安心ください。
わたしたちも最初は、地図が指しているのは絶対ココなのに、全然店がある雰囲気では無いただの路地裏なのはどういうこと?と思って諦めそうになりました。
夜だったので暗いし人通りも無いし怖いわあ、と思っていたらそこに、コワモテのジョージア人の男性が近づいてきたので、ひ弱な日本人夫婦がなんか犯罪に巻き込まれそうな予感・・と思ったら「ソフィア?」と聞いてきてくれて、ここを開けて入るのさ!とジェスチャーで教えてくれました。
おう・・・、ジーザス。
その男性に教えてもらわなければたぶん店の場所が分からなくて諦めていたと思うので、その男性に出会ったおかげでわたしたち夫婦はありがたいことにジョージアンチキンスープに感激したほうの人生を歩むことが出来ました。

ジョージアンチキンスープに出会わないほうの人生だったらまた別の美味しい何かに出会っていたかもしれないので、それはそれでいい人生、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ミニ財布」です。
また次回。

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