bookmark_borderバスクリンのきき湯

今日のこの1品。
バスクリンのきき湯です。

バスクリンという名前の入浴剤もあるので、ダブル入浴剤みたいなことになっておりますが、正式には「バスクリン株式会社のきき湯」ってことみたいです。

きき湯ってどこの会社だったっけ?と検索してみたらバスクリンと出てきて、その時初めに感じたのは違和感でした。
バスクリン?きき湯が?と思ってさらに調べていくと、バスクリン株式会社の会社概要に『津村順天堂(現 株式会社ツムラ)を起源とする当社は、アースグループという新たなステージで、当社経営理念の実現に邁進します。』とあります。
そうそう!きき湯ってバスクリンじゃなくてツムラが出してたよね!と違和感の正体に気が付きました。

と思ってバスクリン株式会社のあゆみを見てみると、
明治26年に津村順天堂を創業
明治30年に日本初の入浴剤発売
昭和5年にバスクリン発売







昭和63年津村順天堂から株式会社ツムラへ社名変更
平成15年きき湯発売
平成20年ツムラグループから独立
平成22年社名を株式会社バスクリンに
平成24年アース製薬グループに加わる

というあゆみになっています。

いきなり話が逸れて申し訳ありませんが、このあゆみを書くのに和暦と西暦どっちが良いか迷いました。
ホームページには両方載っていて、西暦の方が分かりやすいよなーと思ったのですが、最初の津村順天堂創業が1893年となっていて、え…っと、1893年っていつ?とバカ丸出しになったので、明治26年という和暦の方が時代をイメージしやすいと思ってその表記にしました。
そうしましたら、途中でその意識が180度変わりまして、昭和63年を最後に平成に入ると西暦の方が確実に分かりやすいのです。
え…っと、平成15年っていつ?という逆転状態。平成15年って2003年なんですけど、全然その辺のイメージがつながらないよね、っていうコレは昭和55年生まれゆえのそれですか?という感情を共有したいがために話が脱線いたしました。

話を戻すと、バスクリンもツムラで、しかも昭和5年という戦前から入浴剤があったんだっていう新鮮な驚きがありました。
そんな日本初の入浴剤を作った会社さんが作ったきき湯ですので、今日の入浴はきき湯の効能が効く気が倍増する気がします。

ホームページでみるときき湯は8種類あるようですが、我が家にはこのゴレンジャーがスタメンとしております。ゴレンジャー以外に紫のニキビ肌荒れレンジャーの容器はあるのですが、なんだか紫の詰め替えはあんまり売ってない気がします。
入浴剤容器は本来は白い部分にパッケージが付いていたのですが、文字情報が無い方がすっきりするので、身ぐるみはがしてヘルメットだけのミニマリスト的ゴレンジャーとなっております。

そして入浴剤ももれなく年買い。
無印良品で購入した段ボールみたいな素材の丸い大きな入れ物に入浴剤が1年分入っております。
節約出来て安心感があり時間の有効活用が出来る買い物方法を書いた「年買いのススメ」はkindleで発売中ですのでよろしければご覧くださいませませ。


今年の年買いのシーズンにネットで紫レンジャーを見かけたら、青レンジャーと交代させようかしら、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「長押フック」です。
また次回。

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bookmark_border珈琲考具の焙煎器

今日のこの1品。
珈琲考具の焙煎器です。

家でコーヒー豆を焙煎するという生活を今年から始めてみています。
今まではコーヒー豆屋さんで焙煎してもらった豆を買って帰って家で挽いて飲んでおりました。
生豆を自家焙煎してその豆を挽いてコーヒーを飲む、という一連の流れからイメージするのは、①どこの国の②どこの農園の③どれくらいの量の豆を④どれくらいの火力で⑤どれくらいの時間焙煎するのか、というそれぞれの味の違いを比べながら自分好みの味を探るという、研究を兼ねた趣味のような感じかと思います。
それが出来たらさぞ美味しいコーヒーを淹れられるようになって、そんじょそこらの適当な店でコーヒーを飲むくらいだったら自分で淹れた方がよっぽど美味しいということになりそうな気がします。

だがしかし。
残念なことに自家焙煎をしているわたしたち夫婦は、「自分で生豆を焙煎して挽いて飲む」という形から入る行為自体にエクスタシーを感じておりますので、味がちっとも分からねぇです。
いろんなコーヒー豆を試していますが、だいたい「苦め」か「酸っぱめ」かのどちらかの感想しか出てこないっていう。
「苦め」か「酸っぱめ」の違いって浅煎りか深煎りの違いなので、豆本来の味としてはひとつも分かっていないというのが正しいかと思います。
豆の味がどうこうよりも燕三条のステンレスの焙煎器のデザインがかっこいいとか、グッズありきのコーヒー好き。
ちなみに今まで焙煎して飲んだのはタンザニアとブラジルとコロンビア、グアテマラ。
おそらく飲む人が飲めば、フルーティー、甘味とコクのバランスが良い、まるでチョコレートのよう、みたいな感想があるような気もします。
その辺の繊細な味の違いが分からない反面、どれを飲んでも美味しいと感じられるのでそれはそれで良いかとも思います。

使い方としては、この焙煎器をコンロにかけてくるくる回してしばらくすると豆がパチパチと音を立ててきます。そのまま火にかけ続けていると今度はチリチリという少し高音の音が聞こえてくるのでそこで火を止めるとわりと深煎りっぽくなります。
最初のパチパチで止めると浅煎り。
火を止めたらバットに豆を移して冷ましたら出来上がり。
バットに入れると煙がモクモクと出るので、注意が必要かもしれません。我が家では火災報知器が「カジデス、カジデス」と反応してしまい、違う違う!と慌てふためきました。

※コンロに焙煎器を置いているイメージ画像

このコンロでは実際に焙煎器を使っていません。
試してもいないのですが、おそらくセンサー的なものが働いてしまい、火がごく弱火になってしまいそうなので、実際はカセットコンロで使っています。
そして焙煎し終わると「チャフ」と呼ばれるコーヒー豆の燃えカスみたいなのがコンロの周りにいっぱい落ちるので、風の無い日に外で焙煎する方がキッチン回りを汚さなくて済むので良いかと思います。さらに焙煎専用の小屋なんかあったらなぁと、形から入る身としては思っております。

焙煎器を火にかけている時間は20分くらいかなと思うのですが、火にかける前にまず生豆の状態の豆をチェックして虫食い豆や変形豆などを取り除いたりするので、豆を冷ますまでのすべての工程を入れると小一時間くらいかかるかと思います。
この工程を考えたら焙煎してくれた豆を買ってくるというのも手っ取り早くてそれはそれで良し、とも思いますけれども、以前その場で焙煎してくれた豆を購入していた時は、200gで1000円~という感じの価格帯だったのが、生豆だと1㎏で1000円以下だったりするので、自分でやれば5分の1くらいの価格で飲める感じです。
焙煎を趣味として考えたら、趣味と実益を兼ねていて、なおかつ素人でもそこそこ美味しい豆が焼けて(豆の違いが分からないわたしが言うのも憚られますが)満足できるのでなかなか良い趣味かなと思います。

苦いだけの黒い水じゃなければわりとどんなスタイルのコーヒーでも好き、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「入浴剤」です。
また次回。

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bookmark_borderikususuのベッド

今日のこの1品。
ikususuのベッドです。

イクススさんはダイニングテーブルでもお世話になっている家具屋さんです。
このベッドを見たときに、こんなにミニマムデザインのベッドがあるのか!!と衝撃を受けて、ドストライクのひとめぼれでした。
最上級の惚れ方さ、Zokkon!です。
今まではヘッドボードが付いているベッドでグッドデザインだなと思うものが無かったのでヘッドボード反対派でしたが、このベッドを見て考えを翻しました。ヘッドボードもデザインによってはええやないかい、という何様目線。
ヘッドボード含め、すべて直線でデザインされいそうなこの個人的ナンバーワングッドデザインベッドに脱帽でございます。
シングルベッドをふたつ並べて置くのが我が家のスタイル。

我が家の布団があると分かりにくいので、身ぐるみはがした状態がこちら。

なんということでしょう。
この無駄の無さ。
ベッド下収納?そんなもん知らん!という潔さ。(個人的見解)
ちなみに写真に写っているマットレスは別売りです。
今まで使っていたのは無印良品のマットレスに脚が付いただけのベッドだったので、それはそれでミニマムデザインではあるのですが、脚が4本スタイルのベッドだとどうしてもベッドの下に埃が溜まるのが避けられませんでした。そんなに広くない部屋にシングルベッドふたつくっつけて置いていたので、クイックルワイパーも届かず、気が向いたときにベッドを壁に立てかけて埃を一気に掃除したりしていました。

その点こちらはベッドが箱型。
否。
実はこのベッドにも4本脚がついていまして、脚付きで使っても良し、箱型で使っても良し、という2wayスタイルとなっております。
というわけで、わたし個人的には脚付きのデザインよりも箱型のデザインにZokkonになっていましたので、脚4本は付けずに箱型で使っております。
箱型で使っても埃はやはり溜まるんですけれども、4本脚のベッドに比べたらだいぶ少ない気がします。
このベッドの構造として、マットレスの下は木製スプリング、その下にすのこ、という感じなので、全部外すとベッドの枠だけになる感じです。

https://www.ikususu.com/ixbe-02/

今ホームページを見てみたところ、箱型のベッドの使い方はもう載っていないようですね。
そういえば、ちょっと前にホームページがリニューアルされたせいか、品番も若干違いますね。
脚を付けない箱型のベッドの写真もあったほうがミニマリストの琴線に触れるような気がしております。

ちなみに我が家では枕カバーは毎日、シーツと掛け布団カバーは1週間に1回という頻度で洗っております。
汚部屋時代のわたしが見たら腰を抜かすくらいの頻度で寝具回りが洗濯されていて、なんだかちゃんとした人になったような気がしています。
そして、洗ったものを乾燥にかけてまた同じものをつけるという流れ。
今使っているシーツ関係は無印良品のものなのですが、とても気に入っているので廃盤になる前にもう1セット購入しており、今使っているものがボロくなってきたら新しいものに変えようかなと思っています。
枕カバーやシーツ、掛け布団カバーは季節によって変えずに1年通して同じものを使っているので、毎日使って1年半が経ちましたが全然ヘタれた様子が無くまだまだ使えそうです。

もう1セットの枕カバー、シーツ、掛け布団カバーのセットを使う日が来るのは2025年と見た、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「焙煎器」です。
また次回。

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bookmark_borderハンドメイドの布団収納袋

今日のこの1品。
ハンドメイドの布団収納袋です。

布団って場所を取りますよね。
東京のマンションに住んでいたころは、布団クリーニング&保管サービスをしているお店が近くにあって、季節外の布団はそちらに預けていました。

結婚してから数年間、うちには肌掛け布団というものがなく、まさかの羽毛布団orタオルケットの二択という、四季を無視した二季スタイルで睡眠環境を過ごしておりまして。
タオルケットはそんなに場所を取らないので家で保管して、羽毛布団だけ保管クリーニングに預けておりました。
温度変化に割と鈍感なのと、収納スペース的に布団を増やしたくないということがあっての二季スタイルだったかと思うのですが、決しておススメはしないものの羽毛布団とタオルケットがあれば一年通してなんとかなります。

今は肌掛け布団が我が家の布団ラインナップに加わったので、春秋は肌掛け布団という人並みの睡眠環境で過ごしています。
12月から4月までが羽毛、5月から梅雨明けくらいまでが肌掛け、梅雨明けから9月くらいまでがタオルケット、10月から11月が肌掛け、という感じのサイクルですかね。

基本的に寝相が悪めなのもあり、布団は一枚で寝ていまして、布団を重ねて掛けるということを10年以上していない気がします。
肌掛け一枚だとちょっと肌寒いという時はパジャマの中に一枚ロンTを着たりして調節しています。寝る時にちょっと寒いかなと思っていても寝てしまえば気にならいタイプとも言えます。
寝る時の温度に関してはさほど気にならないのですが、どちらかというと肌触りが気になる質で、掛け布団カバーとシーツの間というどちらも綿100%的なサラサラなものに挟まれて寝たい願望があります。
例えば冬にシーツの上に温かいモコモコの敷パッドを敷くとか掛け布団の下に毛布を掛けるとか、夏に冷感パッドを敷くとか、そういったものの肌触りがあまり好きではなくて持っていないので、季節外にしまうものは掛け布団だけ。

そしてしまう場所はクローゼットで、三つ折りにした状態で置くだけだと扉が閉まらないので、くるくる巻いて立てて収納することになりました。
これが個人的にはとても便利でして、立てて袋に入っているので重なってしまうことが無くて取り出しやすく、いかにも布団収納に見えないのでクローゼットの中に置いてあっても違和感無し。

こんな感じでくるくると入っています。
袋はミシンが無かったのでひたすら波縫いして仕上げた手縫いの逸品。
サンタクロース的などでかい巾着袋です。
布団を入れたら、巾着のクチの部分に紐をグルグルと巻いていっちょあがり。

写真の布団は肌掛け布団で少し余裕がありますが、羽毛布団は気を抜くとすぐ膨らみたがるので、パッツパツになります。
そろそろ羽毛布団をしまって肌掛け布団にしようかと思っているので、前回の教訓を生かして、くるくる丸めた後に幅広のマジックテープで止めてからどでかい巾着にしまおうかなと思っております。

「袋に布団を入れる」という考え方だと入れにくいので、「立てた布団に袋をかかぶせる」というコンのドーム的な考え方で入れております。

改善の余地が有り余っておりますがとりあえずこれで結構満足、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ベッド」です。
また次回。

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bookmark_borderサンワカンパニーのオッソ

今日のこの1品。
サンワカンパニーのオッソです。

我が家は2019年に家を建てたのですが、当初は造作キッチンにする予定でした。
市販のキッチンでは満足出来ないから自分好みのキッチンを作ってもらいたいという具体的なプランがあったわけではなく、使いたいと思っていたガスコンロが一般的なシステムキッチンに組み込めなかったので、それを使用するとなると自動的に造作キッチンにしないといけなかったから、という理由によるものです。

打ち合わせを重ねていく上で造作キッチンにすると予算がかかりすぎるということで、使いたかったガスコンロは諦めていろいろなメーカーさんで出しているシステムキッチンを比較検討していくこととなりました。
パナソニック、タカラスタンダード、リクシル、クリナップなど、カタログ請求をしたり、実際にショールームに行ってみたりしました。

自分の中で、いわゆるI型の業務用キッチンのようなステンレスで無骨な雰囲気にしたいというのがあったのですが、これがなかなかないんですよね。
しいて言うならこれかなぁ、という程度のピンと来ていない消去法で選んだキッチンにしたところで今も将来も魅力を感じないのは目に見えていますし、どうしたもんかなぁと思って「業務用 キッチン」で検索してtoolboxのサイトを見たりしていました。

その後施工会社さんに、親世帯に入れる洗面台をサンワカンパニーのプレーンVにしてはどうかと提案していただいたときに、我が家の方向性を決めるサンワカンパニーと出会うこととなりました。
提案していただいたプレーンVという洗面台がシンプルで雰囲気が良かったので、(ほうほう、サンワカンパニーってあんまりコレというイメージ無かったけど、どんなもんなんだろう)とサイトを見てみたら、あらまあびっくり、好きがいっぱい詰まっておったのです。

https://www.sanwacompany.co.jp/shop/

もちろんお好みもありますので好き嫌いは分かれるとは思いますが、ミニマムデザインがお好きな方は、サンワカンパニーの商品はぜひ検討していただくのをおススメしたいです。
個人的には、とにかくデザインがすっきりしていて無駄がなく直線的で男性的なデザインが多い印象です。
そんなスッキリとしたデザイン群の中から「これだ!!」というステンレスキッチンのオッソを見つけたときの感動と言ったらないです。
わたしの頭の中にあったものをそのままデザインしてくれているようで、しかもお値段も控え目だし、これ以外のキッチンにする理由がないので、キッチンはこれ一択となりました。
より一層好みのキッチンにするために、もともと丸みを帯びたシンクだったものをオプションで角シンクに変えました。
カクカクしたキッチンにカクカクしたシンク、だいとぅきー。

引っ越してきたあと、数か月は以前のマンションで使っていたゴミ箱などを置いて使っており、その後オッソに合うゴミ箱に変えて

その後、炭酸水メーカーと踏み台の置き場がシンク下となり、今現在の状況がこちら。

見比べてみると2番目の写真が一番スッキリしていてオッソの良さが際立っている感じがあるので、また2番目の状態に近づくように収納を変えてみようかなとも思っております。

真ん中の引き出し部分に食器洗いセットが入っているのが当初からの変わらない点、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「布団収納袋」です。
また次回。

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bookmark_borderナカバヤシのドキュメントファイル

今日のこの1品。
ナカバヤシのドキュメントファイルです。

このドキュメントファイルがめっちゃ使いやすくてですね、我が家の家計管理に使わせていただいているのですが、これを使い始めてから我が家の家計がうまく回り始めたといっても過言ではないかもしれません。

そんな厚い信頼を置いているナカバヤシさんのドキュメントファイル。
こちらはナカバヤシさんのライフスタイルツールというシリーズのなかのひとつで、ライフスタイルツールとは何かと言いますと、いろいろな形のものがあるのですが、簡単に言うと収納グッズですね。
2016年にグッドデザイン賞も受賞されております。
机の上でごちゃつきがちな細々としたものを収納できる箱型のものなのですが、開いて使えば収納になって、閉じてしまえば紙箱になってスッキリするというものです。
多分見ていただいた方が早いと思うのでこちらをどうぞ。

https://www.fueru-mall.jp/nakabayashi/list/6985.html

と、まあこんな感じでいろいろな種類が出ています。
デザインも使い勝手も良いのでとても推したい商品であるライフスタイルツールなのですが、ホームページを見ると生産終了品とかもあるのでちょっとドキドキしましたが、わたしが今回推しているB6サイズのドキュメントファイルはまだ大丈夫そうです。

このドキュメントファイルは蛇腹部分が7つのポケットに分かれていて、それ以外に大きなポケットがひとつあります。
ちなみにフタ部分は磁石でピタッと閉まるのも気持ちいいところです。

わたしはこのように
・食費
・水道光熱費
・通信費
・交通費
・レジャー費
・ファッション費
・特別支出
と費用項目別に7つに分けています。

まず銀行に行ってひと月の予算をまとめて下ろしてきて、それぞれ項目ごとに決まっている予算を割り振ります。
食費とレジャー費はそれぞれのポケットの中に透明の袋を4枚入れて、さらに一週間ごとに予算を分けて入れています。

貯金は別で先取りにしているので、このドキュメントファイルに入れる予算はわりとカツカツに組んでいて、使い切り前提で余らせなくてヨシとしています。
食費などは一か月終わったらほぼゼロということも多いですが、水道光熱費や交通費などゼロになるまで使わないものもあったりするので、1年後には余った分がそれなりの金額になっていたりするのが、元どんぶり勘定からするとにわかに信じがたいことになっています。

え?お金って余ることとかあります?
というリアルキリギリス状態でしたが、アリンコ的に将来へ向けての貯金が出来る体質となりました。
1年を通して余った金額は、もともと使い切ってヨシとしているものなので、キリギリス的にパーッと使い果たしてしまってもいいし、無理に使うものがなければアリンコ貯金に回しても良し、ということにしています。

使う人によっていろいろな使い方が出来るドキュメントファイルだと思いますが、個人的にはこのB6というサイズが紙幣を入れるのにちょうど良くて、家計管理ボックスにさせてもらっています。

本棚とかに立てて収納できるのもいいですよね。
今使っているのが壊れたら、また絶対に同じものが欲しい逸品です。

よーく考えよーお金は大事だよー、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「キッチン」です。
また次回。

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bookmark_borderPanasonicのドライアイロン

今日のこの1品。
Panasonicのドライアイロンです。

以前はスチーム付きのアイロンを使っておりました。
それがいつの日か、ウンともスンとも温まらなくなるというアイロンとしての機能を何も果たさない姿へと変わってしまったため、サヨナラしてこちらを新たにお迎えした次第です。

アイロンというのは「熱くなる」という単純な家電なので、温まらなくなったら一巻の終わりですね。
ドライヤーも似たようなものですが、ドライヤーは温風が出なくなったとしても冷風でもいいから風を送ってくれればなんとかなりそうなものですが、アイロンは温まらなくなった途端にこんなに意味をなさなくなってしまうとは。
いつも夫のワイシャツのアイロンがけをその日の朝にやっていたのですが、ほんとに何の前触れもなくいきなりアイロンが壊れて温まらなくなったんです。
昨日までそんな素振りなかったじゃん!という急な別れを切り出され
おぉっと
これはアレだ
もうダメなやつや
こうなったらもう
万策尽きて
背に腹は代えられん
夫よ
シワシワのワイシャツで出勤ダァ

と、シワッシワのワイシャツを着てもらうしかないと思いましたが、たまたまクリーニングに出したまま着ていなかったワイシャツが一枚あり、それを着ていってもらい難を逃れた覚えがあります。
たぶん、クリーニングに出してあったワイシャツが無かったら、夫は「シワシワのワイシャツで出勤して好奇の目にさらされるよりはマシ」と会社を休んでいたのではないかと思います。
というわけですぐにアイロンを買いに行き、単純で壊れなさそうでシンプルでグッドデザインのこちらのパナソニックのアイロンを購入しました。

こちらのアイロンとデザインが似ているもので良くライフスタイル系の雑誌やお店などで見かけるのがDBKというドイツのメーカーのアイロンです。
ドイツはデザインが無骨なものが多くて、グッドデザインが多くて好きなので、漠然と次にアイロン買うとしたらコレかなーと思っていましたが、ここはひとつ、松下幸之助さんに一票投じてみようと、日本でおなじみのパナソニックにしてみました。

このアイロンのいいところはグッドデザインであることはもちろん、無駄のないシンプルな機能なので、小さくて軽いことです。
スチームがあるとシュッシュッとしながらアイロンをかけられるので便利ではあるのですが、ちょっと重量が出てきます。あとは、スチームが出る穴に汚れが溜まってしまったのか、スチームを掛けた途端に黒っぽい汚れが噴き出されてしまったことがあるので、そういったことが無いのもこのアイロンの安心なところ。水が漏れることも無いですしね。
基本的に洗濯機で脱水が終わった直後の湿っているワイシャツがドライアイロンで一番かけやすいですが、乾いていても霧吹きで水を掛けながらアイロンをすればいいので特にスチームが無いことへの不便さは感じていないです。

こんなご時世で夫はほとんど在宅勤務なので、アイロンを掛ける機会はグッと減りましたが、アイロン掛けは家事の中でわりと好きな方なので、お気に入りのアイロンとアイロン台でたまにワイシャツにアイロン掛けるのが楽しい今日この頃です。

電気アイロンを発明したのはエジソンだそうです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ドキュメントファイル」です。
また次回。

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bookmark_border無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックス

今日のこの1品。
無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックスです。

わたしが持っているのはソフトボックスの角型・小・フタ式という大きさのものと、衣装ケースという大きさのものですね。
今知りましたけど、このソフトボックスのシリーズで「衣装ケース」と銘打ってあるのは長方形の2種類だけみたいですね。
都合上、ここではまとめて衣装ケースと呼ばせていただきます。

こちらの衣装ケースは布で出来ている、その名の通り「ソフト」なボックスなので、いわゆるプラスチックの衣装ケースよりも許容量に遊びがあるところがいいなと思います。
シンプルにプラスチックの衣装ケースのデザインよりも布のケースのデザインの方が好き、というのも大きな理由です。
こちらは季節外の衣類をしまっている衣装ケースなので、基本的に毎日出し入れするようなものではなく、衣替えの時でないと開け閉めしない衣類たちが入っています。
なので、クローゼットの上に置く想定をしていたので、ひきだしタイプだと使い勝手が悪いのと地震などがあったときに上から重たいプラスチックケースが落ちてくるのも危ないので、いろいろ加味した結果我が家にはこの布製の衣装ケースが使いやすいという結果になり、実際とても使い勝手が良く満足しています。

こんな感じでクローゼットの上に乗せてあります。
もともとこのスペースは何をしまうか決まっていなかったので、扉などをつけてしまうものの大きさが限定されてしまうよりもいいかなーと、扉無しのただの空きスペースにしていたのですが、このソフトボックスを立てたときにぴったりの大きさだったので、ぴったり収まるのが好きな質としては喜ばしいです。
ソフトボックス自体に取っ手がついているので、引っ張りやすくて便利なところも良きです。

そしてファスナーがコの字型にガバッと開いてくれるので出し入れもしやすくていい感じです。

このソフトボックスのデメリットをひとつあげるとすると、中身が見えないということ。
中身が見えないと見た目がすっきりするので、メリットでもあると思うのですが、「あの服どこにいれたっけ?」となると見つけづらいので、取っ手の部分に目印のリボンをつけています。
リボンが付いているものがわたしの衣類、それ以外のふたつは夫の衣類、横になっているサイズが大きいタイプの衣装ケースにタオルケットが入っています。
わたしの衣装ケースはひとつなので、それを開ければ探しているものは必ずある状態なのですが、夫のふたつの衣装ケースに関してはどっちに何が入っているか不明瞭なので、赤のコードを切るか青のコードを切るか的な生死がかかった二分の一を選ぶ時のリハーサルのごとく生唾をゴクリとしながら選んで開けています。

嘘です。

適当に開けて、チッ!こっちじゃねぇ!みたいになっています。
これを機に何がどっちに入っているか棲み分けをすることにしたいと思います。

ちなみにこのソフトボックスに入っているのは夏物の類でして、夏物は薄いのでこれひとつに30着くらい入っているのですが、これに冬の厚手のニットを入れようと思ったら1,2着しか入らないので、冬物は保管クリーニングに出しています。
だいたい4月から10月の半年くらいを預かってもらっていて、冬物が邪魔にならないので大変助かっております。

今年もそろそろやらないとね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「アイロン」です。
また次回。

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bookmark_borderWOOD YOU LIKE COMPANYのゼブラチェア

今日のこの1品。
WOOD YOU LIKE COMPANYのゼブラチェアです。

ウッドユウライクカンパニーは表参道にショップがありまして、たまたま通りかかったときに中を覗いてみたのが始まりです。
もともとこの近くにある洋服屋さんに通っていたので、近くにこの家具屋さんがあることは認識していたのですが、特に家具を必要としていなかったので今までは素通りしていました。

いきなり話が逸れますけれども、東京の地名というのはあってないようなもの、と言いますか指標になるものが多いので何を基準にするか難しいところですよね。
ウッドユウライクカンパニーで言うと、住所は渋谷区神宮前なんですが、最寄りの駅は表参道なので「表参道SHOP」となっています。
表参道という名前の住所は無いので、明治神宮へと続く表参道の両サイド一帯とか表参道駅付近をまとめて表参道と呼んでいる感じですね。
じゃあこの辺一帯は表参道よね、と思うとそこに出てくるのが「青山」というワードです。
先述のわたしの行きつけの洋服屋さんはウッドユウライクカンパニーと同じ通り沿いにあるのですが名前が○○青山店。
と思ってこの辺一帯の地図を見てみますと、○○表参道店、○○青山店、○○北青山店となかなか入り乱れております。
わたしの個人的な感覚で言うとこの辺は青山というイメージが強いですが、ピッチリと区画が分かれているわけでもないので、表参道でも神宮前でも特に違和感は感じません、が。
たまに、おやおや?と思うのはアパートやマンションなどの名前です。
やはり表参道とか青山とかの地名にはブランド力がありますので、その気持ちはよく分かりますが、ちょいちょいちょい、ここまで青山の地名を謳いますか、というところまで○○レジデンス青山などがあったりすると、もはや言ったもん勝ちなのでは?という気がします。
ブランド地名の名を借りたそれの最たるものが浦安に位置する「東京ディズニーランド」ということでおあとがよろしいでしょうか。

そうです、椅子の話です。
引っ越しに伴い家具を買うことになったので、家具屋さんを見て回ることが多くなってきました。
青山近辺で建築家さんおススメの家具屋さんなどを見て回り、そこまでグッとくるものが無いなぁと思いながら歩いていたら、ウッドユウライクカンパニーの前を通りかかり、そういえばここも家具屋さんだったわね、と入ってみることにしました。

ウッドユウライクカンパニーさんは無垢材を使っている家具屋さんなのですが、無垢ってよく聞くけど結局ちゃんとした意味が分からないと思っていましたが、木からそのまま削り出したのが無垢材のようです。木からそのまま削り出して形にしたのが無垢材で、小さな木材を接着剤でくっつけたりしているのが集成材。

この写真で言うと、椅子と床が無垢材、デスクが集成材です。

たまに無塗装の材木のことを無垢材と呼んでいるフシもあるような気がしていたのですが、とりあえず家具屋さんで売っているような無垢材にはオイルだったりワックスだったりの塗装がしてある感じです。
家を建てた施工会社さんに聞いたところによると、無塗装の無垢材というのは大変扱いに気を遣うらしいです。
床材を無塗装の無垢材にしたいとおっしゃった施主さんが居たそうで、無塗装の無垢材というのは汗がポタっとこぼれただけでシミになってしまうので、とにかく水分が大敵らしいのですが、生理現象なので大工さんに汗を一粒も垂らすべからずとも言えず、施主さんにも無塗装はやめたほうがいいのでは…?とお伝えしたようなのですが、大工さんの汗も味になるので無塗装がいいです!ということで無塗装の床を作ったことがあると言っていました。

そんなわけでこの椅子は塗装してある無垢材なので、ちょっとくらーいの汚れもーのならばー、拭けば大丈夫です。

このゼブラチェアは仙骨を立てるように座れるというのがウリで、いわゆる骨盤が立つ、というやつですかね。しっかりと深めに座ると自然と背筋が伸びて座れるようにアシストしてくれる感じです。
背もたれも絶妙なカーブと隙間のせいか背骨にぶつかって痛いという感覚もなく、スッと背筋が伸びるので良い姿勢を保つのにとてもいいなと思います。
椅子の脚の長さも座る人のひざ下の長さによって調節してもらえるので背が低めの方でも自分にちょうど良い椅子になっておススメです。

身長160㎝なのに自分のひざ下の短さを憎みます、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「衣類ケース」です。
また次回。

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bookmark_borderPROSPECの歯ブラシ

今日のこの1品。
PROSPECの歯ブラシです。

わたしは40歳を超えてようやく気が付きました。
歯医者というのは、定期健診に行くところだということに。
歯が痛いとか何か不具合が起きてから歯医者に行ったのでは、そこそこ虫歯も進行しているわけで、治療が大変でおおげさなことになりやすいような気がします。

恥ずかしながら、今まではグミを食っている最中に奥歯がしみて痛いとか、ぷっちょを食っている最中に銀歯が取れたとか、そういった「何か」が起きないと歯医者に行かない生活でした。あとは健康診断の歯科検診で虫歯がありますよ、と言われた場合とか。
歯医者なんて人生の中でなるべく行きたくないところと思っていたのですが、痛くないときから歯医者に通うリズムが身についていれば歯の状態がすこぶる悪くなるということが無く、非常に快適であることに今更ながら気づきました。
今までは歯が痛くなってから歯医者に行っていたので1本の虫歯を直すのに数回通わなくてはいけなくて、なおかつ目立たない白い詰め物では追い付かず銀の被せものになってしまったりして時間もかかるし見た目もイマイチでいいとこなしでした。

ここ半年は3か月に一度定期健診に通っていて、驚くべきことに毎回虫歯が見つかってはいるのですが、自覚症状の無い初期虫歯なのでほんの少し削って白い詰め物をしていただければ済んでしまう程度で大変助かっております。
そのくらいの小さな初期虫歯であれば、歯磨きを丁寧にやったりしていれば治ることもあるようで、「別に治療しなくてもどっちでも大丈夫ですけどどうします?」と言われましたが、自分の歯磨きをそこまで過信できないので治していただきました。
定期健診にきちんと通っていると恐ろしいはずの歯医者さんも優しいので、今まではオーラルケアがちゃんと出来ていないことを突き付けられがちでしたが、今はむしろ上手に歯磨きが出来ていると褒められる始末で、精神安定上も助かっております。

そんなわけで通っている歯医者さんでおススメしていただいたのがこちらの歯ブラシでございます。
歯医者さんによってどういう歯ブラシが良いというのが違うと思いますが、この歯ブラシはブラシ部分が非常にベーシックな感じがします。毛先が山型とか根元から毛先に向かって細くなっている繊細なブラシとか、そういった特筆するべき点が無いっちゃ無い。毛先は平らだし、根本と毛先も同じ太さだと思います。
でも、コンパクトで奥歯までしっかり届く感をとても感じます。
今まで磨けていなかったところが磨けている感覚。
この歯ブラシを使い始めるまでは違う歯ブラシを使っていて、それも違和感なく普通に使っていたのですが、しばらくこのプロスペックの歯ブラシを使った後に、まだ数本残っていた以前の歯ブラシを久しぶりに使ってみたらヘッドでかっ!と途端に違和感を感じました。
比べてみて初めてプロスペックの良さが分かった気がします。

わたしは毎月1日に新しい歯ブラシに変えているので、年間12本の歯ブラシを使っています。
一年に一回、日用品をまとめて買う「年買い」という買い方をしているので、こちらのカゴに入っているのが、次の年買いまでのストックです。

年買いについては「年買いのススメ」という本をkindleで出版しておりますので、よろしければご覧ください。
自分の欲しいものだけが揃っている小さいドラッグストアが家にあるような状態なのでとても楽でおススメの買い物方法でっす。

歯磨き粉はわたしとしては特にコレと決まっているものは無く、なんでもいいーのスタンスなので、夫がご所望のトマリナを購入して夫婦で使っておりましたが、夫がシュミテクトに浮気しましたので捨てられた女のトマリナが多めに残っております。

戸間里奈っていう女の子が実在するかもしれない、という気がしてきました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「椅子」です。
また次回。

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bookmark_border東京會舘のマロンシャンテリー

今日のこの1品。
東京會舘のマロンシャンテリーです。

旧漢字が入っているとそれだけで長い歴史を感じます。
東京會舘と東京会館でネーミング迷ってるんだけどどっちがいいと思う?ともし聞かれたら諸手を挙げて旧漢字に一票です、絶対。
東京会館だったらその辺の公民館みたいな雰囲気ですが、東京會舘になると大人の社交場感すげぇです。

わたしはケーキの中でモンブランが1,2を争うくらい好きなんですけれども、このマロンシャンテリーは今まで食べたことが無くて、わたしの中のベストオブモンブランと言えば、アンジェリーナのモンブランでした。
今もアンジェリーナのモンブランは大好物ですが、そこに台頭するモンブランがいよいよお出ましになったという状況です。
モンブランと言えば、あの練り練りされた栗がタワーになっているやつ、というイメージだったので、それで言ったらマロンシャンテリーは見た目はノーモンブラン。
苺が乗ってない小さなデコレーションケーキのような白いお上品な見た目の生クリームの中に、実はあの練り練り栗的な部分が隠れているのです。
モンブランの醍醐味ってあのマロン部分だと思うのですが、あえてそれを隠しているあたりに禁欲的な魅力があります。
あの美味しい練り練りが外側にきているいわゆるベーシックなモンブラン=水着の女性、マロンシャンテリー=ウェディングドレスの女性、という至極勝手な個人的イメージ。
ベーシックモンブランは美味しいところが外側に来ているので、昔懐かしい黄色いタイプの練り練りなのか渋皮込みの茶色い練り練りなのかが一目瞭然なのですが、マロンシャンテリーはチラリとも練り栗が見えないので、長袖ハイネックのクラリス的なウェでイングドレスを纏っていて脱いでみないと分からないところがあります。

そんな禁欲的なマロンシャンテリー本体以外の、いわゆるガワの部分も大変お上品でして、だって、見てよほら、ひとつひとつこんな箱に入れられていますよ。
箱入りで大事に育てられているマロンシャンテリー。

箱がゴールドに輝いておりまして、
マロンシャンテリーバイトーキョーカイカン
イスタンブリッシュドインナインティーントゥエンティトゥ
と書いてあります。
東京會舘は1922年に創業したようですね。となると、来年100周年ではないですか、おめでとうございます。
このゴールドの箱に入っているためマロンシャンテリーは見えない、かと思いきやサイドから丸見えになっております。

かわいい。

そしてご丁寧におくるみに包まれたスプーンまで一緒に入っています。

スプーンと比べるとマロンシャンテリーが小さく見えるような気がしてしまいますが、一人分のケーキとしたらわりとしっかりと食べ応えがある量かなと思います。
なんせ、これひとつで980円ですからね。

夫に買ってきてもらい夕食後に食べたのですが、高菜明太マヨ牛丼を食べた後に頂くには少々ヘビィでしたので、3時のティータイムにブラックコーヒーまたは紅茶のおともに食すのが正解かと思います。

大変美味しゅうございました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「歯ブラシ」です。
また次回。

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bookmark_border草履入れ再利用の裁縫箱

今日のこの1品。
草履入れ再利用の裁縫箱です。

たしか草履入れだったと思うのですが、それにしては大きいサイズなので草履とバッグが入っていたのかな。
もともとお義母さんの草履が入っていた箱だったのですが、箱好きのわたしのアンテナがピンと反応しまして、丈夫で使い道がありそうだったので貰っておきました。

今住んでいる家は夫の両親との二世帯住宅で、夫の実家である母屋の隣に建てた家です。
田舎なので敷地が広くて、母屋に住みながら隣のスペースに新居が建てられたので、新居が完成したあと、わたしたちは都内の賃貸マンションから引っ越し業者に頼んで引っ越してきましたが、両親は母屋に住みながらちょっとずつ必要なものを隣の新居に運ぶという作業をしていました。
母屋は70年以上建っていたと思われ、70年も経っていたらその間にそりゃあ物も溜まりますよね。
要らない物は捨てるという概念がそもそも無くて物があふれている方が豊か、という以前の時代背景もあって、知らず知らずのうちに買って増えたもの、頂いて増えたものなど、なんとなく増えていた把握しきれていない物たちを全部新居に運ぶわけにはいかないということで、要不要の判断が必要になってきました。
新居に住み始めたら母屋を取り壊すことは決まっていたので、時間的な期限があったのと、両親がそこまで物を捨てることに躊躇が無かったのと、てきぱきと仕事が早い義妹が率先して片づけを手伝ってくれたので、わりとサクサクと要る要らないに分ける作業が進んでいきました。
その中で、着物もこれから着ることが無いし着物関連の小物なども合わせてもう処分してしまおう、ということになり、その時に草履入れだったこちらの箱が空くこととなり、良い箱だから頂こうということからわたしの裁縫箱になったよ、っていう話。

たぶんお義母さんが着物を着るといったら子供の七五三とかだったと思うので、おそらく昭和の時代の箱だと思うのですが、30年とか経ってるとは思えないほどキレイなんですよね。

そしてこの箱のサイズなんですけれども、それは38㎝×26㎝という大きさでして、え、それって、裁縫箱にはちょっと大きくなぁい?というサイズかと思うのですが、このサイズ感が結果的にとても素晴らしかったので、そのさまをご覧いただきたいと思います。
朱色で織りのようなデザインのこちらの元草履入れ箱である貼り箱を開けると…。
なんということでしょう。

わたしの空き箱コレクションたちが(ほぼ)ぴったりと収まっているではありませんか。
上から銀座ウエストの限定缶、下右が石屋製菓のラングドシャ箱、下左が開運堂の白鳥の湖缶。
赤いめでたそうな箱を開けると、それぞれ花と鳥が描かれていてなんだか通ずるものがありそうで福が来そうでこれまためでたそうな可愛いデザイン缶三姉妹。
このおさまりの良さにびっくりしまして、この3つの大きさの違う箱を(ほぼ)ぴったりと収めてくれるこの草履入れ箱の懐の深さに感動を覚えました。

それぞれの箱を開けるとこんな感じです。

もともとは裁ちばさみが黒いケースに入っていたのですが、そのケースに入れたままだとこの箱に収納出来ず、裁ちばさみだけ別で収納しなければならなくなりそうだったので、黒いケースに裁ちばさみを入れるのを諦めて、刃先のキャップ的なもの作りました。

箱を開けると、さらに3つの箱がきれいに収まっているという気持ちの良さを優先した結果大変満足しております、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「マロンシャンテリー」です。
また次回。

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bookmark_border無印良品の文房具入れ

今日のこの1品。
無印良品の文房具入れです。

いわゆるポリプロプレンの収納シリーズだと思うのですが、結構昔に購入したものなので今は無いのかな?ちょっとホームページには見当たらなかったと思います。
この収納用品は縦でも横でも使えるタイプで3つの引き出しがついています。
それをふたつ重ねて6つの引き出しの収納用品として文房具を分類しています。
置き場所は我が家のたいていのものが置いてある、パントリーでございます。

使う用途によって引き出しを分けている感じで、整理整頓のセオリーで言えばわりとオーソドックスな分け方かなと思います。
①貼る
②消す
③書く
④切る
⑤留める
⑥測る
ざっくりこの6つの分け方で我が家の文房具類はどれかに分類できるかなというところでして
「先生!⑤組のはずの輪ゴムとクリップが①組に入り浸っています!」
ということもスペースの問題で起きていますが、まあ、そのへんはご愛敬といったところです。

あとは収納方法としたら、使うところに置く、というのもあるかと思いますが、使うところが一か所でない場合が多いので、あっちで使って使いっぱなし、こっちで使って使いっぱなし、という事態を避けるために用途ごと収納になりました。
いわゆる「モノの住所」が決まっている状態なので、そこに行けば必要な物があるし、終わったらそこに戻せばいいというのが明確なので分かりやすく散らかりにくいかなと思います。

この6つの引き出しの中でも使う頻度が高いのが、④切る、ですかね。
反対に使う頻度が少ないのが、⑤留める、でしょうか。
にしては留める道具が2つずつあるのがトゥーマッチな気がしますが、どういうことかと申しますと。
ホチキス2つと穴あけパンチ1つは夫が以前に会社などで使っていたもので、もう1つのえんじ色の穴あけパンチは生活のたのしみ展にて購入したわたしのお気に入りでチェコスロバキア時代のヴィンテージの穴あけパンチであるからしてですね、ホチキス2つも要らないから捨てて、と夫に伝えるとすると、穴あけパンチも1つで良くね?という話に飛び火する可能性がありますでしょう?その場合チェコスロバキアパンチを残して夫の穴あけパンチを捨てるということもあるのですが、確実に夫の穴あけパンチの方が使いやすいんですよ。
夫の穴あけパンチはサイズガイドみたいのがついているのでA4 の用紙だったらココ、B5の用紙だったらココ、という穴を開ける位置が一目瞭然なんです。
カール事務器株式会社さんのデコレ・パンチという商品なんですけど、まあ使いやすい。
それに引き換えわたしのチェコスロバキアパンチは見た目こそいいものの、痒い所に手が届くみたいな日本企業の良さは兼ね備えていないもので、使い勝手で行ったらカールさんより劣ってしまうのですが、わたしの審美眼により選ばれし穴あけパンチですのでこのまま⑤組に居座っていただこうと思います。

金髪碧眼を近くで愛でたいグッドルッキングガイのそれ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「裁縫箱」です。
また次回。

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bookmark_borderOHTOのレターオープナー

今日のこの1品。
OHTOのレターオープナーです。

OHTOってあんまり聞きなじみが無い会社だなぁと思ったら、なんということでしょう。
2019年に創業100周年を迎えたオートさんは、世界で初めて水性ボールペンを生み出した会社らしいです。
あとは多くの人がお世話になっているであろう、ガチャ玉。
ホチキスでは留まらないくらいの厚みの紙類を止める四角い銀色の例のアレです。
そして存じ上げませんでしたが、ガチャ玉を押し出してくれる器具のほうは「ガチャック」という名前らしいです。

今日は、そんなボールペンとガチャ玉という文房具界の大御所を抱えるオートさんの、レターオープナーの紹介でございます。

このレターオープナー、地味ですがとてもいい仕事をしてくれます。
ホームページの社長さんのご挨拶に
「ステーショナリーは日常生活の中のほんの一部でしかありません。お客様の生活のそのほんの少しの時間が幸せであるように、ほんの少しの時間を満足して頂くために、我々の企業活動はありたいと考えております。」
とあります。
このレターオープナーこそ、まさしくそれ。
別に封書の開け方なんて、ほんの数秒のことだし、手でビリビリと破いて開けたっていいし、はさみで切って開けたっていいんですけど、このレターオープナーを使って開けたときの満足感はなかなかのものです。

まず、開けやすい。
そして、開き方が美しい。
続いて、ゴミが出ない。

オートのレターオープナーを使って開けた封筒がこちらなんですけれども、お判りいただけますでしょうか。封筒の片側?しか切れていないので、はさみで切った時みたいに、切れ端のゴミが出ないのです。
あれ?この封筒、まだ開けてなかったっけ?と思うほど、封筒自身が切られたことに気づかなそうな最小限のキズで済ませる鮮やかさ。
そしてかなりキワの方を切ってくれるので、封筒を開ける時に中身の書類なども切ってしまうことがほぼ無い。
紙一枚の厚さって0.1㎜とかの世界だと思うので、その一枚だけを切るというのに適した刃の長さとか、親指をフィットさせる丸い窪みとかに企業努力を感じます。

先日テレビで映画ミッションインポッシブルの裏話を見たのです。
トム・クルーズが腰にワイヤーをつけて天井から落ちてきて、床スレスレでピタッと止まるというアクションについてだったのですが、調整して何回やっても頭が床についてしまうNGが続き、もうダメかなと思っていたら、トムがスタッフに「コイン持ってる?」って聞いてスタッフが持っていた2ポンド硬貨を靴の中に入れてみたら、あらまあびっくり大成功、という話。
2ポンド硬貨の重さって12gらしいんですけど。
いやいやいやいや。
12gて。
12gくらい無くてもその体幹でどうにかなるだろ、と脳内で悪態をついてしまい、トムの努力を信用出来ないひん曲がった性格のわたしが、なぜかオートさんの企業努力(想像)には拍手を送りたくなるから、トム、ごめん。

使い方もレターオープナーの溝を封筒に合わせてスライドさせるだけなので、簡単です。
カッターみたいに刃がむき出しになることもないので、手を切ったりすることもないですしね。
黒い楕円形のデザインはもし床に転がっていたら一瞬コックローチかと間違えそうな気もしなくもないですが、いかにも安全そうな角の無いまるっとした形と黒いボディに白文字というモノクロのスッキリさがグッドデザインだなと思います。
オートさんではこのデザインでいろんなカラーのものとか、同じシリーズのレターオープナーでそら豆っぽい形のものなどもありますが、個人的にはこの楕円型の黒が一番好きです。

裏にはストラップがつけられるであろう穴もございますので、無くしそうな方はキーホルダーにしていただいても良きかなというオートさんの心遣いだと思います、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「文房具入れ」です。
また次回。

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bookmark_border石黒智子さんの重ね鍋5点セット

今日のこの1品。
石黒智子さんの重ね鍋5点セットです。

石黒智子さんのセンスがとても好きでして、そんな石黒さんの携わった鍋セットなんて良いに決まっている!と思って購入しました。
実際、とても良いです。
深鍋、浅鍋、ボウル、コランダー、フタの5点セットで、聞きなれないコランダーとは俗にいうザルですね。
この鍋たちは直径が14㎝という、ありそうで無い小さめサイズで、夫婦二人分の味噌汁を作ったりするのにとてもちょうど良いんです。
小さいのでコンロの上で変に場所をとらないですしね。
浅鍋で二人で一杯ずつでちょうど良くて、味噌汁お代わりしたい方は深鍋で作ると良いと思います。

手前のふたつが、ボウルとコランダーなのですが、このふたつは直火にかけられないのでそこだけが注意ポイントですかね。
でも、浅鍋か深鍋と重ねてだったら火にかけられるので、ボウルを重ねて湯煎したり、コランダーを重ねて野菜を茹でたり蒸したりなどの使い方が出来ます。
料理をすぐに面倒くさがるわたしにはボウルとコランダーが宝の持ち腐れ感が出ていますが、お料理が好きな方はいろんな使い方が出来るのでは、と思います。単純に取っ手が付いているボウルやザルってあまりないと思うので、取っ手があることによって持ちやすくて扱いやすいというのも便利な点です。

使いやすさにプラスして、何よりデザインがとてもシンプルで好みです。
よくありがちな取っ手やフタのつまみだけ黒いプラスチックとかそういったことが無く、ステンレス!ガラス!以上!みたいな潔さのグッドデザイン。
色や使っている素材が多いとデザインがうるさくなりがちですが、そのへんをそぎ落としたミニマムデザインです。U字の細い取っ手のデザインが、鍋5点セットの全体の雰囲気を軽くしてる感じがしてそれも好きなポイントです。
取っ手が熱くならないの?という気もしますが、個人的には味噌汁を作っているくらいだったら全然素手で触って問題ないです。強火でガンガン温めて使うようなときは取っ手も熱くなるので鍋つかみがあるほうが良いと思います。

先日テレビを見ていたら、人気の大衆食堂が出ていたのですが、そこの厨房を切り盛りしているご夫婦の奥様がオーブンの鉄板を素手で取っていたことに驚愕しました。
アチチチチ!とおっしゃりながら近くの作業台に置くまでのほんの1,2秒の出来事でしたが、鉄板なんてふつうの人はちょっと触れただけでヤケドするあっつあつのアレですよね?
中学の時に同級生が「うちの爺さんは、火が付いているストーブの上に手を付きながら、よっこらせ、と立ち上がる」と言っていて、絶対に嘘だと思っていたのですが、あの、鉄板を素手で触れる奥様を見るとあながち嘘ではないのかもしれません。
要は、慣れってやつなのでしょうか。
というわけで慣れれば重ね鍋5点セットの取っ手の熱さくらいなんてことは無いという話。

そういえばこちらは重ね鍋という名前になっておりますが、毎度重ねるのが面倒なわたしとしては、重ねない鍋として食器棚の下にいらっしゃいます。

奥に重ねられているボウルとコランダーが使う頻度の低さを物語っている気もしますが、ちゃんと使っております、たまに。

家庭菜園のジャガイモが収穫出来たら深鍋とコランダーを使って蒸すというテクニックを使いたいと思います、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「レターオープナー」です。
また次回。

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