bookmark_borderFound MUJIのハンコケース

今日のこの1品。
Faund MUJIのハンコケースです。

マダガスカルで作っているフルナという水草を使った薄型ケース。
かご自体が柔らかくて自立しないので、もともとは何用に作っているのか不思議なところではありますが、わたしは印鑑入れにちょうど良いです。
ということで印鑑3部作の最終章のこちらの印鑑ケース。

印鑑ハンコ印鑑ハンコと3日続けて言っていますが、俗に印鑑と呼んでいるものは本来は印章という名前なんですよね。
こういうのって、本来の意味よりも世間に浸透してる方に分があるみたいな気もするのですが、出来ればどっちの意味も知っておきたいタイプです。
そんで、他の誰かが
「印鑑ってほんとは紙に押した方の印のことを言うって知ってた?」
という話を振った際に、すでに知ってました感を出したい小さきものはわたしです。
そういう時って
「えー!そうなの?印鑑ってハンコのことかと思ってたー」
という反応をした方が話を振ったほうは気持ちが良いと思うのですが、実際知っていたことを知らなかった振りするのもなんだし、かと言って
「そのくらい普通に知ってるよ」
という反感を買いそうな返事をするのも本意ではないですし
「ねー!わたしも最初聞いたときびっくりしたよー」
と、以前から知っていた感+共感という塩梅が小物としましては個人的にちょうど良いような気がします。

そんな小物が持つハンコケースの中身がこちら。

印こけしと朱肉入れのほかに旧姓と現姓のハンコがそれぞれ1本づつとネパールハンコ2種、ハンコマットというフォーメーション。
実際問題、そこまでハンコを押す機会がないので使わないことがほとんどなのですがいざ押すという時に、ハンコケースを机に持ってきて各種机の上に出して押すという一連の行為がなんだか好きです。

ハンコとかスタンプとかって集まってくるとなんであんなに楽しいんでしょうね。
達成に近づいていく感じが視覚的に分かりやすくていいのでしょうか。
スタンプラリーとか、昔の記憶を思い出せばラジオ体操に参加した時の大人が押してくれるハンコとか、お買い物に行くお店のポイントカードとか。
毎シーズンお洋服を買いに行くお店が、今の時代でもゴム印をスタンプ台にポンポンとして押すトラディショナルスタイルのスタンプカードなんですけど、ハンコが集まっていく様を見返して
「こんなにポイントが溜まったわ、ウフフ」
と定期的に見返していたりするので、カードの中に自動的に溜まっていってレシートに印字されるタイプのニュースタイルのポイントカードよりも楽しい気がします。

夫が基本在宅勤務の現在、ハンコを押すために出社しないと…というのを聞いたりするとハンコ文化なんて時代錯誤だわと思ったりもしますが、遊びの範疇のスタンプやハンコについてはいつまでも残って欲しいと思っております。

パタリと中断している御朱印帳もまた集めていきたいです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「リビングゴミ箱」です。
また次回。

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bookmark_borderFound MUJIのジュース保存容器

今日のこの1品。
Found MUJIのジュース保存容器です。

見つけたときに可愛すぎて購入したジュース保存容器。
ポリエチレン製でフィンランドのものです。
ポリエチレンて、つまるところなんぞや?と思ったらプラスチックの一種でした。
ポリエチレンもポリプロピレンもプラスチック。
ペットボトル的なものかしらね、と思ったらペットボトルのPETはポリエチレンテレフタレートという材料だそうで、同じポリエチレンだからポリエチレンの仲間かと思いきや、ポリエチレンテレフタレートはポリエステルの仲間らしいです。
そしてポリエステルもプラスチック。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、似たようなポリのバリエーションが多くて、ああもう、頭から煙が出そうですんでこの辺でポリ関連の話はやめにしようかと思いま

ちょ待てよ。
いや、でも、PETボトルがポリエステルっておかしくね?
だってポリエステルって服じゃん。

とわたしの頭の中の木村さんがポリ話をやめさせまいと食い気味で申してきました。
が。
だからこそ、だからこそ、PETボトルがポリエステルだからこそ、リサイクルしたら服になるってことなのでは…、となんだか合点がいきました。
今となってはポリエステル=衣類のイメージですが、むしろ始まりとしてはポリエステル=PETらしいです。PETを糸状にしたらポリエステルの繊維が出来てフリースとかが出来て、衣類のほうが有名になっちゃったパターンのやつ、です。

というわけで本題はポリエチレンのジュース保存容器でございます。
ワイン飲まないのにワイングラスがあるのと同様、我が家で飲む飲み物といったら、お茶類かコーヒーか水かはちみつレモンか、という感じなので、ぶっちゃけ、ジュースが家にあるということがさほど多くないです。
以前ジュースをよく飲んでいた時期は、紙パック入りの果物ジュースを入れたりしていました。
なんでジュースをそんなに飲まなくなったのかなと考えると、引っ越して近くにコンビニが無いというのがおおよその理由のような気がします。
以前は最寄り駅の付近にセブンファミマローソンの三大コンビニが揃っていたので、帰りに夫がよく買って帰ってきてました。セブンイレブンのパイナップルジュースが美味しかった記憶です。
こちらの容器はそんな紙パック入りの1ℓの果物ジュースとかがそのまま入る感じのサイズ感で、1.1ℓサイズ。
いまとなっては、ほぼ使っていないこちらの容器ですが、見るだけで可愛くてテンションがあがるので食器棚にいらっしゃいます。
基本的に使っていないものはどんどん処分してその分のスペースを空けてしまいたくなる質なのですが、たまにこの容器のようにさほど使っていないのに絶対に置いておきたいものなどが出てきます。
この半分くらいの大きさのサイズも売っていたのですが、おそらく今はもう売っていないので、あの時買っておけば良かったと若干後悔しています。

https://www.muji.net/foundmuji/2018/07/281-1.html

この容器のどこが可愛いって、このハートの位置ですよね。
ハートの位置が上すぎるところ。
真ん中あたりにハートをもってきてしまいそうなところですが、あえてこの上の位置にあるのは、おそらくこの半分サイズの容器と同じ位置にするためでしょうか。
そして青いフタというのがまた可愛い。
ハートモチーフものって、ハートの形にもよりますが比較的ラブリーになりがちで一歩間違うと少女チックになる、もしくはひとっ飛びにババ臭くなる、という危ういモチーフではありますが、こちらの容器はハートの形が奇をてらってなくて控えめなのと、容器にハートの飾りをくっつけたりプリントしたりというプラスオンのデザインではなく、容器の凹凸だけでハート型をつくっているミニマムさにとても惹かれます。
これでフタがピンクとか水色だったりしたら全然イメージが違ってしまいそうですが、潔い青がとても素敵です。

PETボトルのフタはポリプロピレン、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「オーバル皿」です。
また次回。

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bookmark_borderポルトガルのパン焼き器

今日のこの1品。
ポルトガルのパン焼き器です。

このパン焼き器を初めて知ったのは石黒智子さんの本だったと思います。
「わたしの台所のつくり方」という本でガス火用パン焼き器と紹介されていました。
石黒智子さんの使っているものはどれも好きなのですが、その中でもこちらのパン焼き器にはハッとしました。今までパンは機械を使って焼くものだと思っていましたが、この原始的な使い方にグッときました。
ハッとしてグッときました。
ハッとして!goodときました。
あえてトシちゃんに寄せてみました。
それはどうでもいいとして、電気を使わずにパンを焼くということ、四角い食パンを乗せるのに丸い形というところや穴の開いたデザインなど、使い方も見た目も好きなポイントがたくさんでした。

もともと実家ではパンを焼くときはトースターを使っていました。
その後一人暮らしをするタイミングで購入したのが電子レンジ+トースターのようなもの。
グリルレンジというのですかね。
オーブンレンジというのですかね。
電子レンジ機能とパンを焼くくらいしか使っていなかったので、あれがなんだったのかよく分かりません。
そんな家電に疎いわたしの何の根拠もないただの感想としては、電化製品は単機能のほうが好ましい気がします。
一台でレンジとしてもトースターとしても使えるのは省スペースで済むし便利ではあるのですが、どうも引っかかるというか違和感が拭えないのです。
例えていうなら、一台で自転車としてもバイクとしても使える二輪車、みたいな感じです。
それ一緒にする必要ある?という違和感。
二つの機能を一緒に合わせたら、置くスペースも一台分で足りるし、気分でどっちにも使えるし確かにメリットがあることは分かるのですが、バイクとして使うには華奢でスピード不足だし、自転車として使うには重たいし、みたいなどっちつかずの状態になってしまう気がします。
わたしが持っていたオーブンレンジ?もたかがパン1枚焼くにしては時間がかかっていましたし、レンジとして使う際に必要なターンテーブルをパンを焼くときには外さないといけないのも地味に面倒でした。
もう15年以上前に購入したものだったのでいまはもっと使いやすく進化しているとは思いますけどね。
でも、進化したら進化したで、それに伴うような使いこなし方が出来るとは思わなかったので、わたしが最新の調理家電を駆使して料理をすることは無いと割り切りました。

そのオーブンレンジが壊れてからはシンプルな単機能の電子レンジを購入し、しばらくは賃貸マンションのコンロに魚焼きグリルがついていたので、そこでパンを焼いていました。
トースターが無くても魚焼きグリルで十分パンが焼けるのですが、ちょっと油断するとこんがりを通り過ぎて焦げることがあるので、目を離さないことが重要です。
でもカリッとサクッと美味しいトーストが焼けたので、オーブンレンジで焼くトーストよりも好きな焼き加減でした。

そして、トースター、オーブンレンジ、魚焼きグリルと変化してきたわたしのパン焼き器の最終形態であるのがこちらです。
こちらのポルトガルのパン焼き器は、よく覗いているFOUNDMUJIさんでたまたま見つけて購入しました。ファウンドムジは、通常の無印良品とは違って、世界中で永く使われる日用品をセレクトしているお店です。

https://www.muji.net/foundmuji/

わたしは無駄なものを省いたシンプルなデザインや機能が好きな性分なので、家を建てる際にかなりシンプルなキッチンにしました。

こちらのステンレスキッチン。
シンクやコンロ下の収納の扉や引き出しが無く、コンロに魚焼きグリルも無く、オーブンや食洗器も無し。
そして電子レンジは単機能のものを置いているので、パンを焼くものがありません。
というわけで引っ越し前のタイミングでちょうど気になっていたポルトガルのパン焼き器を見つけて購入できたので、引っ越してからもっぱらこちらでパンを焼いています。

こんな焼き加減。
こちらも油断したら焦げますが、比較的早く焼けるのでそんなに目を離すほどでもないかと思います。
あと、トースターや魚焼きグリルのようないわゆる箱型のものの中に入れて焼くと視界から消えてしまうので目を離しがちですが、常に視界に入るので、その点でも焦がすことは少ないかと思います。
ちなみにとても軽いので、キッチンのコンロだと安全装置が働いて火加減が弱くなってしまうので、カセットコンロで焼いています。
お餅を焼くのにもいいですし、薄くて軽いので出したりしまったりも苦になりません。
4人家族で朝はパン派、というご家庭だとこれひとつで焼くよりも4枚一気に焼けるトースターとかのほうが断然便利だと思いますが、我が家の場合、夫がパンはレンジでチンする派なので焼くのはわたしだけ。そうするとこれがちょうどいいです。

石黒智子さん曰く湿気たクッキーやお煎餅の焼き戻しにも使えるらしいです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「クッキー」です。
また次回。

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