bookmark_borderLibbeyのワイングラス

今日のこの1品。
Libbeyのワイングラスです。

ワイン飲まないんですけどね。
ワインに限った話でなく基本アルコールを飲まないんですけどね。

こちらはSPURのインスタグラムで見ていいなと思って購入しました。
とても小さくて足が短いタイプのワイングラスです。
いわゆる裕次郎がガウンでくるくるしているタイプとは似ても似つかないワイングラス。
ワイングラス言うてるくらいですからワイン飲むためのグラスなんでしょうけど、こんな小さいグラスでワイン飲んでいる人見たことありません。
そんなものは存在しないことは重々承知ですが、いうなれば「子供用ワイングラス」みたいな感じ。
そんなこちらのワイングラスはスタッキングも出来るということで、そのワイングラスにしては繊細さが足りない感じも良いかと思います。
550円というお手頃プライスも合わせてお子様感が可愛いです。

夫も家でアルコールを飲まないので、このグラスでちょっとおいしいジュースとかを飲んでいます。
いままで持っているガラスのコップが寸胴なタイプのコップだったので、このワイングラスでちょっとおいしい炭酸飲料とか飲むと雰囲気で美味しく感じます。
あとはシャンメリー的なやつとか。
シャンメリーって、あれはいったい何味なんだろうか。

ちょっとググってみます。



えーー
シャンメリーの定義って味関係ないらしいです。
そういえば色も赤っぽいのも白っぽいのもありますね。
開けたときにポンと音がすることと、定型のシャンメリーという刻印があるビンに入った炭酸飲料であること、という二つがシャンメリーの定義のようです。
そして、シャンメリーというのはシャンパンの「シャン」とメリークリスマスの「メリー」を掛け合わせた言葉らしいです。
どうりでクリスマスの時期しか見ないわけです。
別にクリスマス以外でもシャンメリーあったらうれしい41歳です、わたし。
しかも、どこかの会社のブランドというわけではなく「全国シャンメリー協同組合」の商標登録らしいです。
というわけで、いろんな会社のシャンメリーがクリスマス時期に子どもたち+41歳夫婦をシャンパン飲んでる風の大人っぽい雰囲気にさせているわけですね。

そんなシャンメリーを飲んでみたり、いっとき作るのにハマっていたコーヒーゼリーの容器にしたりしてこちらのリビーのワイングラスを我が家では使っています。

ワイングラスでシャンメリー飲むくらいなので、家でお酒を嗜むとか、行きつけの飲み屋があるとか、そういった大人の愉しみみたいなものとは無縁の生活を送っていますが、アルコールを美味しいと思えたら、いろんな広がりがあって楽しそうですよね。

そうなんです、まったくお酒が飲めないわけではないのですが、お酒の味があまりおいしいと思ったことがない、というのが問題ですかね。
美味しいと思わないものを飲むんだったらお茶やジュースのほうがいいか、となる感じです。
でも人生一発目のアルコールから「うまい!」って思う人ってなんだかそんなに多くはなさそうだし、言ってみれば慣れなんですかね。
ジュース好きな夫婦としては、黒木華さんと佐藤二郎さんのサントリーのほろよいのCM見て、ハピクルサワーとシュワビタサワーはもしかして美味しく飲めるかもしれないと感じていましたのでちょっと試してみたいところではあります。

最近は蜂蜜とレモン汁で蜂蜜レモンを作って寝る前に飲んでいます。
蜂蜜の甘さとレモンの酸味で美味しいんですけど、はちみつレモンサワーではなくはちみつレモン湯なあたりが、やはりどうにも大人っぽくはない飲み物です。

とりあえずビール、が未経験、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「フィルム缶」です。
また次回。

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bookmark_border新緑園の空飛ぶお茶

今日のこの1品。
新緑園の空飛ぶお茶です。

空飛ぶお茶という謎のネーミング。
♪空を飛ぶ街が飛ぶ、のジュリーではなく、その正体は、飛行機に由来しているようです。
こちらのお茶が国際線のファーストクラスで使用しているお茶、とのことで、だから空飛ぶお茶。おおぅ、それは確かに空飛んでおりますね。
そんなネーミングとグッドデザインなパッケージと桐箱に惹かれて、ふるさと納税の返礼品として宮崎県新富町より頂きました。

ティーバッグタイプの緑茶があると、急須で注いで飲むほどではないときに便利ですよね。
マグカップにティーバッグをいれてそのままじゃぶじゃぶと飲んでいます。
ちなみに新緑園の美味しいお茶の淹れ方によると、急須は常滑焼でカゴ網タイプではなく急須に網が張ってある方が、お茶の葉の広がりが良く対流を生み出すことでお茶の成分が浸出するため、おススメだそうです。

そして私が惹かれたパッケージと桐箱のデザイン。
「外国人がイメージしそうな日本」ぽいパッケージデザインだなと思ったら、その昔、幕末の頃から大正時代を最盛期に、浮世絵などをあしらったラベルを付けて海外にお茶を輸出していたそうです。そういったデザインことを輸出茶業界では「蘭字」と呼んでいたそうで、この空飛ぶお茶もその蘭字ラベルのデザインをコンセプトにしているそうです。

この桐箱の中に100個のティーバッグが入っているタイプを頂きましたが、15個入りの小さな桐箱もあるようでそれはそれで気になります。
こちらの桐箱は中に仕切りがありますが、外すことが出来るのでそこそこの大きさのものも入ります。むしろこの桐箱をパン保存箱にしたらちょうどよかったという話もありますが・・・
いいんです。
川平慈英です。

桐箱のふたを開けるとこのような感じで真ん中に仕切りがあって二つに分かれています。

ムムッ。
青いパッケージの何かが入っています。

ムムムッ。
ジョージアングリーンティー!
こちらもうまいんです、くーーー!

ジョージアに旅行した時に買ってきた緑茶で、日本で飲む緑茶とはちょっと違うのですが、変に外国的な味ではなくてとても飲みやすいです。
ジョージアでは紅茶も美味しくて、というかジョージアの料理がどれをとってもおいしいので、思うように海外旅行ができるようになったらお勧めしたい国のひとつです。
ジョージア人の男性は、栃ノ心関こそ笑顔が可愛い系ではありますが、普通の方々は無表情のミスタービーン的なカルロスゴーン的な見た目の方が多く、眼力が強めのコワモテなので複数人でまとまっていたりすると身体も大きいですしちょっとビビります。
が、幸いにも本当に怖い人には会わなかったですし、総じて治安も良いし物価も安いし料理も美味しいし可愛いカフェも多いし、で旅行するには面白い街です。
あと、ジョージア語の表記が可愛い。
一切読めませんが、ジョージア語の「こんにちは」は「ガーマルチョバ」なので、がーまるちょばというパントマイムをやっていた二人組のアーティストの方のおかげで、「こんにちは」だけは忘れずにスラスラと出てきます。

そんなこんなで蘭字ラベルが可愛い新緑園の空飛ぶお茶。
可愛い桐箱が空いたら何を入れようか、考え中です。
目下のところ、かつお節を入れようかと思っておりますが、お義母さんの作る切り干し大根が激ウマなので、自分でも切り干し大根やら干しシイタケやらを制作して自作の乾物入れに出来たらいいなあとも思っています。

ドライトマトってのもいいですね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ワイングラス」です。
また次回。

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bookmark_borderRinnaiのドロップインコンロ

今日のこの1品。
Rinnaiのドロップインコンロです。

ほれぼれするグッドデザインコンロです。
カクカクしているデザインが好きなので、田んぼの田の字のようなこちらのコンロはまさに好きなやつ。
五徳が丸の周りについてなくて四角いデザインになっているのもとても良いです。ちなみに五徳は右と左の2分割になっています。
そして着火するのがクラシックなつまみスタイルというところがまた好きなポイントです。
着火がボタン式だったり、操作面が隠れるタイプのコンロなども多いと思いますが、昔ながらの右に回したら着火、左に回せば消火、というこのオールドタイプが視覚的にすごく分かりやすいです。
コンロと関係ないですけど、車もボタンでスタートストップするタイプではなくて鍵を差し込んで右に回してエンジンがかかってほしいと思ってしまいますし、サイドブレーキもボタンではなくレバーをギイっと引いて「サイドブレーキかけた感」を味わいたいです。
一方、トイレの水洗レバーがボタン式になっていることについては違和感無いので、オールドスタイルの方がいいものとニューススタイルをスっと取り込めるものの差がどこにあるのかよく分かりません。


家の計画をしていた当初は、ガスコンロはこちらのドロップインコンロではなく、同じくリンナイのマイチョイスというシリーズにする予定でした。と思ってリンナイのホームページでマイチョイスを見てみると、今はどうやらドミノ式コンロという名前に変更したみたいですね。
このドミノ式コンロシリーズはいろんなタイプを組み合わせて使うことが出来るのが特徴で、ガスもIHも両方使いたいという方にはもってこいだと思います。

https://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro/gc_domino/domino_variation

わたしは当初3つ口のコンロを横並びにして使いたいという希望がありました。
3つ口のコンロだと、普通はだいたい三角形の形にコンロが配置されているのですが、欲を言えば奥のコンロが少し使いづらいので、横並びになっていたら使いやすさが格段にアップすると思っていました。
ですが、やはり三角形の配置よりもスペースを取るので、そもそも3つ口が横並びのコンロ自体がとても少ないのです。
なのでリンナイのドミノ式コンロを見つけたときは、これしかない!と思うくらいに気に入ってしまったのですが、いかんせんお値段がエクスペンシブ。
そして当初は造作のキッチンにしようかと思っていましたが、これまたエクスペンシブなのと、サンワカンパニーで理想のキッチンを見つけてしまったので、そのキッチンにつけられるコンロというところから、写真のリンナイのドロップインコンロに落ち着きました。

そして、このスッキリとしたコンロをよりスッキリ見せるためにやったことはコンロに貼ってある注意書きシールを剥がすこと。

もともとは、こういった注意書きや品番情報などのシールが6か所に貼ってありました。
とりあえず後から見返せるように写真を撮り、せっせと剥がしました。
基本的にこの手の注意書きシールは付いていることに意味があるわけではなく、内容を理解することに意味があると思っているので、注意書きを理解さえすればそこに貼り付いている必要はない、という強い信念のもとシールを剥がすという道を進み始めましたが、その道すがら、シールの粘着力のあまりの強さににくじけそうになり、進んではいけない道を進み始めているかもしれないと天を仰ぎたくなること数回、どうにかこうにか剥がし終わり、念願のスッキリのガスコンロと対面することが出来て非常に満足しています。

すっきりんこだぷー、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「煎茶ティーバッグ」です。
また次回。

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bookmark_borderTinyのKittenピアス

今日のこの1品。
TinyのKittenピアスです。

今日は2月22日でにゃんにゃんにゃんというわけで猫モチーフものにしてみました。
わたしは猫が大好きで大好きで大好きなんですけれども、猫アレルギーを持っていて我が家では猫を飼っておらず・・。
喘息アトピー鼻炎の三大アレルギーが悪化してもかまわないから猫飼いたい、と言いたいところですが、夫の賛同も得られていませんので猫を飼うのは夢のまた夢かもしれません。
その代わり、実家には猫がいるので実家に行ったときに戯れています。
猫にも性格があると思われ、それが生まれ持ったものなのか、生まれた後の生活から来るものなのか分かりませんが、実家にいる猫は放っておかれるのが好きで抱っこされたり撫でられたりがあまり好きではないので、しつこくするとガブリとやられたり猫パンチが飛んできたりします。
わたしがまだ実家にいるころに飼っていた先代の猫は、わりとおとなしい性格で「もう好きにして」という半ば諦めもあったのか、わたしにされるがままにしてくれていたので、今の猫の抱っこさせてくれない具合にやきもきしています。
なでなでしてゴロゴロ言われたり、スリスリしてきてくれたり、勝手に膝の上に乗ってきたりという、猫のデレ部分のスウィートな甘みを味わいたいのですが、なにぶんツンが強めなので引っ掻かれて「イッテェー」とみみず腫れをこさえたりしています。
そのへんの野良猫とっ捕まえて抱いているのと大差なさそうです。
そんな奴にはちゅーるを見せびらかせば一発KOだ、とばかりにちゅーるで釣って後を追わせてみたりしますが、いざちゅーるを食べ始めるとペロペロと可愛く舐めてくれず、目はイッちゃってるわ、野性味溢れる食べ方でパウチに歯を立ててバツバツと穴開けながら食べるわでちょっとホラーです。

そんな猫好きなわたしですが、長らく猫モチーフものは避けてきました。
ドラえもんやキティちゃんまでいってしまうと猫モチーフの殿堂入りなので、その二大巨頭は別とするとして、それ以外の猫モチーフであまり可愛いと思うものがありませんでした。
あ、でも猫村さんはかわいいか。
ドラえもん、キティちゃん、猫村さんの三大巨頭は殿堂入りで別枠にしましょう。ドラえもんグッズはわりと好きで持っていますもので。
あとは最近みた猫村さんのコラボグッズも非常に可愛かったです。

https://www.hpfrance.com/items?kw=%E7%8C%AB%E6%9D%91%E3%81%95%E3%82%93

CORAL&TUSKというニューヨークのブランドとコラボしております。
シュールだけどほのぼのした刺繍の感じがとてもかわいいです。
さすが、猫村さん、結構ソールドアウトではないですか。
わたしはバケットバックが気になります。

そういえばほのぼので思い出しましたけど、最近世界一ほのぼのしているであろうネットニュースを見たんですけども。
それはイギリス政府公認の「ネズミ捕獲長」である猫のラリーが在職10年を迎えたというニュース。
可愛すぎるやろー。
ネズミ捕獲長って初めて聞きましたけど、Wikipediaによると正式名称は「首相官邸ネズミ捕獲長」で公務員らしいです。
可愛すぎるやろー。
首相官邸があるあたりはネズミが多いらしく、1924年からネズミ捕獲長がいるらしいです。意外と歴史が長い。
そしてラリーに関しては2012年に一度職務に対して不熱心といういうことから更迭されて、ネズミ捕獲長からネズミ捕獲員になっちゃったらしいです。
可愛すぎるやろー。
あらたにネズミ捕獲長になったのはフレイヤという猫だったようですが、2014年にフレイヤが交通事故にあってロンドンを離れたらしく、またラリーがネズミ捕獲長になったようです。
給料は年100ポンド。

そうそう。
そんなラリーのほのぼのニュースはさておき、猫モチーフです。
殿堂入りの三大巨頭を除くと猫モチーフというのは子供っぽかったり、写実的すぎたりしていてピンときていなかったのですが、このTinyの猫ピアスだけはとてもかわいいと思っていました。
Tinyは18金を使ったアクセサリーブランドで表参道にお店があります。
もともとTinyのリボン型のネックレスを持っていて、猫モチーフの新作をブログで見て可愛いと思ったのはいつのことだったか。
アパレルで働いていた時はピアスは大ぶりのものをすることが多かったので、猫ピアスはかわいいんだけどちょっと華奢かなと思って購入に至っていませんでしたが、アパレルを辞めて家にいることが多くなってきた今、18金でこの小ささと華奢さのバランスがちょうどよく、毎日つける目的で購入しました。
目の部分に入れる宝石はいろいろな天然石から選ぶことが出来ます。左右の眼の色を変えてオッドアイにすることも出来ちゃいます。
両耳売りではなく一個売りなので、わたしはいつも左耳にこの緑の目のにゃんこを。
小さいながらにきらりと光るので、先日定期健診に行った歯医者さんで「ピアス可愛いですね」と言われてムフフです。

同じシリーズのネックレスとブレスレットも気ににゃる、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ガスコンロ」です。
また次回。

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bookmark_border祖父の踏み台

今日のこの1品。
祖父の踏み台です。

いつ作ったのかはっきり分かりませんが、祖父が亡くなってから半世紀以上経っているので、それより前ですね。
もし今、ちょっとした踏み台とか脚立が必要だったら、間違いなくホームセンターに行ってちょうどよさげなものを買ってくると思うのですが、祖父の時代は無かったら作るというのが当たり前だったんでしょうね。

わたしが生まれる前に亡くなっているので、この踏み台を作った祖父にわたしは会ったことがないのですが、実家にいくつか祖父が手作りで作ったものがあり、引っ越しするときにもらってきました。

この踏み台は長らく実家に置いてあったのですが、廊下の隅の方で置物と化して風景の一部になっていて、あまり使われているのを見たことがありませんでした。
わたしが小さい頃は祖母が使っていた足踏みミシンなども置いてあったので、ミシンをする際の椅子代わりになっていたのかもしれません。
当時は足踏みミシン以外にも将棋台とか座卓とかそれなりに年季が入った昔のものがいくつかあったので、この踏み台だけ目立つということはなかったのですが、いつの間にかミシンがなくなり、わたしも実家から出て、その後時間が過ぎて、甥っ子姪っ子のプラスチックのおもちゃなど今風のものが廊下の隅に置かれるようになると、途端にこの年季が入った踏み台のシブさが目立つようになりました。

そういえばこの踏み台、昔から置いてあるけど改めて見ると意外とカッコイイなぁと思い、相変わらず実家では使ってなさそうだし、新居で使うのに貰っていいかと母に聞くと
「ああ、それね。おじいちゃんが作ったんだよ。持って行っていいよ。」
と言われました。

そうか、祖父が作ったものだったのか、とその時初めて知りました。
使ってないけど置いたままになっていたのは亡くなった祖父が作ったものだったからなのか、と腑に落ちた気がしました。
実家にそのまま置いといたほうが良いのかなとも思いましたが、置いたままになるよりも使った方がいいかと思い、ありがたく貰ってきた次第です。
ずっと使っていなかったので埃などで薄汚れていましたが、拭いてみると木の表情が出てきました。
以来、我が家では通称「おじいの脚立」という名前で踏み台として活躍してもらっています。
がたつきもせず、安定感もあるので高い位置にあるものを取るときに便利に使わせてもらっていて、おじいの脚立さまさまです。

しかも穴の部分が六角形になっているところが、おじい、ナイスセンス!と孫は思っています。
祖父は図画工作が得意だったようで実家に置いてあった小中学校の頃の絵がとても上手でした。
三姉妹の長女である母が高校生の時に祖父は亡くなっているので、8人いる孫は誰一人祖父と会ったことはありませんが、絵のうまさに関してはいとこが引き継いでくれています。

祖母曰く、祖父は頭も良かったみたいでとても勉強が出来たとのことでしたが、どうやら頭の良さは母たち三姉妹までで止まっており、孫で受け継いだものがどうにも見当たらないので、わたしは踏み台の穴を六角形にするセンスあたりを引き継げて入れていればいいなあと思います。

六角形の意味は調和と安定、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「猫モチーフ」です。
また次回。

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bookmark_borderaarkeのソーダサーバー

今日のこの1品。
aarkeのソーダサーバーです。

炭酸水をよく飲みます。
炭酸水メーカーは電気屋さんなどで目にはしていて気になっていましたが、今までは買うまでは至らず。
なので、炭酸水をケース買いしたり、ふるさと納税の返礼品で見つけた財宝温泉の炭酸水をよく飲んでいました。
財宝温泉の炭酸水も好きでパッケージも水色の爽やかな感じで良かったのですが、48本届くので、保管する場所がそれなりに必要でした。あとは、毎回ペットボトルゴミが出るというところも気になります。
もろもろ考えて、やっぱり炭酸水メーカーがあったら便利かもと思うようになりました。

そこについてくるのがデザイン問題。
今までも何度となく、炭酸水メーカーっていいかもしれない、と思っていたものの買うまで至らなかった原因は、炭酸水メーカーで欲しくなるデザインのものが無かったというのが正直なところでした。
炭酸水が家でつくれるというのはとても魅力的なのですが、これが家にあったらと思うとテンションが上がらない感じ。

そうなんです。
わたしはですね。
買い物をするときにグッドデザインであることに非常に重きを置いています。
グッドデザインというのはグッドデザイン賞を受賞しているという公なものではなく個人的な感覚です。なので、ほかの人が見たら、これのどこがグッドデザインなのか分からないというものもあると思います。ただ、自分の中ではわりとハッキリとグッドデザインか否かの区別があり、それに反するものはなるべく持ちたくないというこだわりがあります。それゆえ、自分が思うグッドデザインを選ぶために性能は二の次三の次になることがあります。
性能の進化が早い電化製品は要注意です。
iPhoneで言うと5s以降グッドデザインと思う機種が出なかったので、7年間5sを使い続けることになりました。日進月歩で性能が向上している携帯電話という機器ですので、どんどん新しいものが出て進化しています。
容量が216GBとか512GBとか増えていく中、わたしの5sは32GBでした。
撮りためた写真はなんか知らんけど一回全部消えてゼロになりました。
アップルペイとかワイヤレス充電とかどんどん便利になっていくiPhoneの中で、わたし的ナンバーワングッドデザインである5sは、ひと回り以上年下のコから早めの段階で
「いまどき5sなんてウチの親でも使ってないっスよ」
と言われておりましたが、グッドデザインであるという気概だけはありましたので、次のグッドデザインである12miniが出るまで共に過ごしました。

でも。
でも。
でもでもでもでも。
そんなの関係ねぇ。
そんなの関係ねぇ。
そんなの関係ねぇ。
はい、そんなの関係ねぇです。

なぜなら炭酸水メーカーの機能は単純明快、水を炭酸水にする、ただそれだけ。
電化製品の様で電化製品にあらず。
蛇口のデザインを選ぶようなものです。
ならば簡単、より気に入ったデザインのものを選べば、それ以降は壊れない限りは性能が劣らず買い替える必要が無く、わたしの生活の満足度はあげみざわです。

というわけで改めて炭酸水メーカーをいろいろと検索した結果・・
なんということでしょう。
こんなに素敵なデザインの炭酸水メーカーが存在しているではないですか。

ついにー
スウェーデンのー
アールケとー
わたしがー
出会ったー



おかげさまでテンションがブチあがる炭酸水メーカーに出会うことが出来ました。
今までの炭酸水メーカーとは一線を画す無骨なデザイン。
フルステンレスボディ。
これまたステンレスのキッチンに置いたときのバランスもグッドルッキングガイ、シンプルなボトルデザイン、どこをとってもだいとぅきみバーガーです。

こちらの炭酸水メーカーを手に入れてから生活をより楽しめるるーようになりました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「踏み台」です。
また次回。

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bookmark_borderMQ・Duotexのニットクロス

今日のこの1品。
MQ・Duotexのニットクロスです。

マイクロファイバークロスというのが世の中に浸透してきたのはいつ頃だったのでしょうか。キッチンとかの清掃で使うようになって市民権を得てきたのはここ数年のような気がするのですが、昔から洗車用品や眼鏡拭きなどで当たり前に存在していた素材という気もします。
わたしは、メンズ雑誌で見かけたこちらのエムキューデュオテックスのモップを見たのがお掃除用マイクロファイバークロスの最初だったように思います。
ほかにもいろいろなメーカーなどでマイクロファイバークロスは取り扱っているのを見かけますが、ヒナが初めて見た動くものを親だと思う刷り込みのごとく、初めて見たマイクロファイバークロス、否、髪の毛の120分の1のエムキューデュオテックスのウルトラマイクロファイバークロスこそがキングオブマイクロファイバークロスだと思っているフシがあります。
ほかのところのマイクロファイバークロスを使ったことが無いのに、ごめんなさいです。
エムキューデュオテックスが元祖お掃除マイクロファイバークロスなのかは定かではありませんが、環境先進国スウェーデンにてこれまた環境先進企業であるマクドナルドが2006年から清掃をデュオテックスに全面切り替えした、とパッケージに書いてありますので、わたしがマイクロファイバークロスに出会うより少なくとも10年は早く存在していたようです。

もともと面倒くさがりで掃除が好きとは言えないタイプなので、家を建てるときに掃除の楽さでIHのコンロにした方がいいのかなと思ったりしましたが、でもやっぱりガスコンロで実際に火がついて料理出来る方がしっくりくるのと、ガスコンロのデザインの方が好きなのと、そもそもIHでは使えない調理道具を持っていたのでガスコンロにしましたが、マイクロファイバークロスがあることでガスコンロの掃除が苦ではなくなりました。
洗剤いらずで拭くだけで油汚れがきれいに落ちてくれるので、楽で簡単。拭き跡も残らないし、ケバも落ちないし、デメリットが見つからないです。

こちらは我が家で1年以上使っているエムキューデュオテックスのニットクロス。新品と比べるとやや見劣りしますが、500回の洗濯しても大丈夫という耐久性の良さもあり、まだまだ使える使用感です。いまのところ、2年経ったら新しいのに取り換えようかなと思っています。

ももともとはスウェーデンの医療機関の、殺菌剤と耐性菌のいたちごっこはもうやめにしませんか的な考えからマイクロファイバークロスを使うようになったみたいです。
どうやらわたしたちは洗剤が無いときれいにならないと100年間、信じ込まされてきた、と。
洗剤信仰は世界中に蔓延しとる、と。
バカ言ってる、と。
水は最古の洗剤である、と。
水こそが最古の洗剤である、と。
この最古の洗剤である水の力を最大限引き出すためにマイクロファイバークロスがある、と。
そういうことらしいです。

ニノも言うてましたね。
重たい思いをして運んだあなたのその洗剤、ほとんど水ですよってね。
わたしはあの手の洗剤を洗濯に使わなくなってから3年くらい経つのですが、それでもあのCM見てぶん殴りたくなりました。
そして新洗剤は洗濯成分が7割!って言ってっけど、まだ3割水やないかい!と心静かにツッコミをいれております。
ギュギュっと凝縮洗濯成分100%という洗剤は成立しないってことなのかなという感じがするので、そもそも7割水だったんだし、もう水でいいじゃん、と思っています。

私は先日、雨でぬかるんだ庭の土の上を歩いていたら、思いのほか土がフカフカのぬかるみ部分があり、履いていたバレエシューズの右足がすっぽりと埋まって脱げてしまい、でも急には止まれずに次の一歩が出てしまい、靴下のままぬかるみに着地してしまいました。
でも靴下を2枚重ね履きしていたので大丈夫だわ、と汚れた一枚を脱いでバレエシューズを履いたら、バレエシューズの中にまでもぬかるんだ泥が入っていたもんで2枚目の靴下も泥だらけ、方向転換しようと動いたら左足のバレエシューズも脱げ、左足の靴下でまた泥に着地、わずか数秒の間に効率よく3歩で3枚の靴下が泥とまみれたのですが、付きたての水分多めの泥だったせいか、流水だけでほとんどきれいになりました。
最古の洗剤、ありがとう。
尻もちをつかなかった自分の体幹、ありがとう。

水は最古の洗剤、というキャッチコピーがお気に入りです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「炭酸水メーカー」です。
また次回。

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bookmark_borderOUNONAの計量カップ

今日のこの1品。
OUNONAの計量カップです。

こちらはAmazonで購入しました。
500㎖が計れるタイプの計量カップでガラス製でグッドデザインのものを探していて、見つけました。
ネットで「計量カップ 500㎖ ガラス製」で検索すればいろいろなものを教えてくれて座ったままで比較検討出来るなんて便利な世の中ですよね。
こちらのOUNONAというブランド?がどこの国のものか分かりませんが、このメモリの適当さ加減を見ると個人的にはアメリカの匂いを感じます。
25㎖刻みというあたりが非常にユナイテッドステイツオブアメリカです。
単位でオンスを使っているのは基本アメリカみたいですしね。
日本だと重さはグラム、距離はメートルが当たり前なので、1オンスが何グラムなのかとかまったくもって分かりませんが、今調べましたところ、どうやら1オンス=28.349523125グラムのようです。
覚えられませんよね。

そういう時は語呂合わせ。
泣くよウグイス、いい国つくろうのアレです。
早速作ってみることにしましょう。
こういうのを考えるのは大好きです。
それでは少々お時間いただきますので、どうぞご歓談くださいませ。














チクタクチクタク












チーン!

みなさま、ご歓談中のところ失礼いたします。
1オンス=28.349523125グラムの覚え方の語呂合わせができましたので発表させていただきます。
4つ、わりといいのが出来ました。


28.349523125(つばさ四球後通算12号)
28.349523125(ツッパって三枝救護兄さんいずこ?)
28.349523125(丹羽さん支給骨髄2個)
28.349523125(煮馬刺し牛骨財津っ子)


個人的には4番目の煮馬刺し牛骨財津っ子あたりがリズムもいいですし、おススメかと思いますがいかがでしょう。
と言いますか、1オンスは1ポンドの16分の1らしいんですが、正気ですか?
じゅうろくぶんのいち、て。
なんとややこしいのでしょう。
1ポンド=16オンス。
でも1ポンドの半分の半分の半分の半分が1オンスって考えればある意味わかりやすいのかしら。
でも25セント硬貨があるアメリカと違って25円玉が無い日本からすると、やっぱり1,5,10,50,100と10分の1、5分の1、2分の1で進んでいただきたい気はします。
そしてこの計量カップは原産国は中国だったような気もしますが定かではありません。

計量カップってメモリが赤か白のイメージがあったので、あまり見かけない青いメモリというところに惹かれました。
あとはこの寸胴さ、というか細長くなくて縦横がだいたい同じ長さみたいなフォルムもとても好きです。安定感あります

以前はPyrexの計量カップを使っていました。
300㎖まで測れる赤メモリのもの。

こちらも割れたりしておらずまだ元気にしています。
これはこれでお気に入りなのですが、お釜で白米を炊くときに340㎖を計りたいのですが、これだとちょっと足りなくて、大きいのが欲しいなあと思っていたのです。

そして500㎖が計れるガラス製のグッドデザインのものを探し、OUNONAの計量カップに行きついた結果、計りたかった340㎖の40に関しては雰囲気勝負になっております。
ただ、500㎖サイズのガラスの計量カップになってくると、ほかのメーカーのものだと50㎖刻みのものが多かったので、OUNONAの25㎖刻みというのはわりと細かい方なのかもしれません。
もっとしっかり10㎖刻みで計りたいかたはプラスチック製ものをおススメします。

わたしは白米2合に対し、水340㎖でご飯を炊いているのですが、それはひとえに固い米が好きという理由によるもので、一般的には米1合に対して水は200㎖というのが目安らしいのでそれよりも60㎖少ない計算になります。別に10㎖増えて350㎖になったところで大して変わらないのでそれでも良いような気がしますが、極力水は減らしたいので、そうすると350㎖の線を下回るあたりの量がちょうどよいということになり、そうなるように微調整しています。

今田耕司さんのYouTube「今ちゃんねる」の中でダーイマクッキングというのがあるのですが、ご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか。
その中で天津飯のタレを作るために水150㎖を計る、という工程があり、おそらく几帳面で150㎖きっかり計りたい今田さんが、おそらく150㎖よりもほんのちょっとだけ少ない計量カップに蛇口から細ーく水を出して、これまたほんのちょっとだけ水を足して計るという行為をしているのですが、そこに
「まるで爆弾を作るかの様な正確さで調合していく」
とテロップが入っているのです。

はじめに見たときに、行為とテロップが合いすぎていて爆笑してしまったのですが、米の水の量に関してはこれに近いことをわたしもしてますね・・と気づきました。

25㎖刻みの計量カップで爆弾を作るかのような正確さで米を炊く、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「マイクロファイバータオル」です。
また次回。

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bookmark_border長谷川まみさんのカトラリー

今日のこの1品。
長谷川まみさんのカトラリーです。

はじめまして、の長谷川まみさん。金工作家さんだそうです。

いきなり余談ですが、わたしは「まみ」という名前に弱いのかもしれません。
思い返してみれば、始まりはクリィミーマミ。
パンプルピンプルパムポップン!
からのー。
エスパー魔美。
魔美がテレポーテーションの時に使う、仁丹が入ったハート形のブローチを模したフリスク入れを藤子不二雄ミュージアムで見つけて感激して購入。
からのー。
専門学校時代の友人の真実。

有名まみ2名に紛れて個人的に好きなまみが1名混じっておりますが、まみ、に悪い人はいないと言っていいでしょう。
余談終わり。

そんな長谷川まみさんのカトラリーは、うつわ屋さん&カフェのお店を訪れた際に購入しました。

http://yabedesign.com/yaichi/gallery/mami_hasegawa.html

もともとこちらのお店のHPを見ていて、「ま」と刻印されている銀のさじを見てグッときていました。
まみさんの「ま」だと思うんですが、この刻印された「ま」の字体がとてもタイプなのです。
銀のさじやミルクピッチャーの裏側などに入っている「ま」の刻印が、とても自然で美しくて凛としていて、平仮名一文字だけなのにデザインされたロゴのように見えます。

なんとも美しや、と思いましたが我が家にはまだ早いというか、使いこなせる自信がなかったのですが、実物は見てみたいなあと思ってこちらのお店に赴きました。
カフェもあるので、ランチとスイーツを注文し、ふらふらと器が並んでいる場所に近づいて、やっぱり素敵だわ・・と眺めていたところ、こちらのカトラリーが目に入りました。

これまた美しい。

そしてわたしの好きなステンレス製。

ほう、燕市の職人さんが作っておられる。

いったん落ち着こう。

到着したナポリタンを食べて、チーズケーキを食べて、と。

どれどれ、もう一度見てみよう。

やっぱりええやないかい。

今あるデビットメラーのカトラリーも男前なドイツっぽい無骨さも気に入っているのだけど・・

この曲線の美しさと、いい意味でステンレスっぽくなく銀のカトラリーにありそうなデザイン、それでいて銀のカトラリーにありがちな文様とかが一切なく、デコラティブじゃない引き算の洗練された良さ、買いでしょ!

という流れで買いました。

わたしはアパレルで働いていた経験があり、そこでお客様が購入に至るまでの心の動きというのを習ったのですが、まさにこれが当てはまります。

①認知→②興味→③欲求→④動機→⑤行動というパターンです。

心の動きなので、実際に口に出して言うわけではないですが(言う人ももちろんいますが)脳内セリフをつけるとすると
①あ!春の新作出てる
②この服可愛いなぁ、ちょっと試着してみようかな
③えー!着てみたらめっちゃ可愛い~!欲しい!
④来週デートだから春っぽくてかわいい服がちょうど欲しかったんだよね~
⑤うん、これにしよ!
という感じです。

店員さんはこの流れを意識してうまい具合に合いの手やら一押しするワードなどを入れております。
店員さんに話しかけられるのが苦手な方も多いと思いますが、自分とフィーリングの合う店員さんだと、買い物が楽しくなって、すごく満足感を得られると思います。

こちらのお店では、カトラリーを見ている間、いい意味で放っておいてくれたので、店員さんの合いの手無しの一人芝居で完結して購入しました。

このカトラリーはとても品があって、立ち居振る舞いも変わりそうな感じがあります。このシリーズは、中世ヨーロッパの貴族のお抱え職人が手作りしていたカトラリーにインスピレーションを得たアーサーシリーズというもののようです。
今までは、日常生活の中でナイフを使って食事をするという場面がほぼ無かったのですが、このナイフがあるとデザートを食べる時にいい感じです。
今までは、タルト系のケーキを買った時にフォークだけで食べると固いタルト部分になかなかフォークが入らずに力を入れて、そのままの力でタルト部分を超えて皿にフォークがカツン!つって当たったりするもんで、皿が割れそうで怖いと思っていましたが、こちらのナイフを使えばそんな心配はご無用。
品よく、スッと切ってお口に運べます。
タルトも暴れず、お皿も割れず、心なしか背筋も伸びて、姿勢よく優雅なティータイムを演出することが出来てとても良い買い物をしたと思いました。
もともと購入するときは
(ナイフかぁ、使うかなぁ?スプーンとフォークだけでいいか・・)
と思ったりもしましたが、ナイフがあることで生活の質が上がったように感じたので、ナイフありきでおススメしたい長谷川まみさんのカトラリーです。

ホットケーキを食べる時にもいいよね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「計量カップ」です。
また次回。

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bookmark_border増田桐箱店のパン保存箱

今日のこの1品。
増田桐箱店のパン保存箱です。

以前ご紹介したマスク箱と同じ増田桐箱店さんのパン保存箱。

http://www.kiribako.jp/

パンの持ちがいいような気がします。
なぜなら賞味期限が5日くらい過ぎたパンが何ともなかったからです。

年末にパンを買って、残った分を明日食べようと思ってパン保存箱に入れておいたんです。
いいのか悪いのか、見た目がかくれてしまったことと、師も走る年末の慌ただしさで、そのまま忘れてしまったんです。
そして年始に新たなパンを買ったんです。
パンの福袋みたいないろいろ入ってて楽しめるやつ買ったんです。
結構いっぱい入ってるーなんつって、今日食べる分をセレクトしたんです。
そんで、残った分をしまおうと思ってパントリーにあったパン保存箱を持ち上げたんです。
桐なのでとても軽いはずなんですけど、空じゃない重みを感じたんです。
嫌な予感がしたんです。
開けてみたんです。
年末に買ったパンが出てきたんです。
やべっと思ったんです。
その時点で1月3日だったんです。
たぶん、年末に買ったのって28日だったと思うんです。
一週間経ってるんです。
しかも食パンではないんです。
メープルとか練りこまれてる系の甘いパンなんです。
ぜってぇカビてるやないかい、と思ったんです。
恐る恐る見たんです。
見た目カビてないんです。
匂い嗅いだんです。
うまそうなんです。
食べてみたんです。
うまいんです。

このパンはパン屋さんで買ったものだったので、そんなに保存料が入っている感じでもないし、まあ冬で気温が低いのと乾燥していたこともあるんでしょうが、この一件で桐のパン箱ってちょっとすごいかもしれない、と思いました。
夏休みの自由研究よろしく、桐のパン箱に入れたパンと、何にも入れずに置いておいたパン、カビが出てくるスピードとかを調べたくなりました。
パン、普通に食べたいし、やりませんけどね。
パンをパン箱にしまって忘れてしまわないかたにはおススメの品となっております。

ところで、ふつうはパンってどこにしまうものなんでしょうね。
わたしは今までは冷蔵庫の中にしまってしまうタイプだったのですが、パンはレンチンもしくはそのまま食べる派の夫が冷蔵庫にしまうと固くなるからしまわないで、と申しております。
わたしはトースト派なので、冷蔵庫にしまっても焼いてしまえば大差ないような気がしています。
冷凍、という手もありますよね。
今はパンのサブスクとかもありますけれど、そういったものも冷凍して届いて1か月くらいもちますよ、っていうことらしいです。
冷凍すると、焼きたてのおいしさがそのまま味わえるようで。
するってーと、だな。
パン保存箱にしまうより冷凍した方がいいんじゃね?ということになりませんでしょうか。

でもわたしは知っています。
家庭用冷蔵庫の冷凍室は比較的いつも満杯であることを。

わたしは冷蔵室はガラガラであることが多いのですが、冷凍室は結構詰まっています。
野菜類を切って冷凍してあるものが多いせいです、たぶん。
大根やニンジン、きのこ類、ネギや葉物野菜、などなどいろんな野菜がカットして冷凍されています。
そうすると、味噌汁を作るときにすごく便利なんですよね。

それと、冷凍うどん、冷凍餃子、冷凍ご飯、冷凍肉などなどが入っているため、かさばるパンの居場所が我が冷凍室にはなさそうです。

というわけでパン屋さんに行って2,3日分くらいのパンを買ってくる、という場合にパン保存箱はとても良いかと思います。

ふたを開けるとこんな感じでタネも仕掛けもない桐箱です。
わたしが持っているのは1.5斤用のサイズですが、2斤用のサイズもあるようです。

パン保存箱に入っているパンが今日のランチ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「カトラリー」です。
また次回。

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bookmark_border益子焼の豆皿

今日のこの1品。
益子焼の豆皿です。

たしか小学生の頃、社会科見学だったか遠足だったかで益子に行っているような気がするので、益子焼って一番初めに覚えた焼き物だったと思うのですが、どんなのが益子焼かと言われるとよく分かりませんでした。

小鹿田焼きだったら飛び鉋とか、やちむんだったらこんな色でこんな模様というイメージがあるのですが、益子焼って「これぞ益子焼」というイメージしやすい色や柄が無いような気がします。
あえて言うなら峠の釜めしの容器かなと思ってWikipediaを見てみると
・砂気の多いゴツゴツとした土の質感をもつ。
・重厚な色合いとぼってりとした肌触りに特徴がある。
とあります。
ふむふむ、確かにザラザラした焼き物というざっくりとしたイメージは持っていて、なるほど、こちらの豆皿も砂っぽくてぽってりしている。

ちなみにこういった焼き物の産地の違いとかもAIに覚えさせれば判別できるんですかね。
先日、ネットで買い物するときに「わたしはコンピュータではありません」というのを証明するため、以下の枠内から信号機を選べ、とか、横断歩道を選べといった問に答えていたのですが、この信号機の端っこが見切れている枠は信号機として選んだ方がいいのか選ばないほうがいいのかよく分からん、となった結果、ことごとく間違えていたのか、かなり念入りに問われました。
あれで人間を証明できなくなる日が来そうでリトルビット空恐ろしくなりました。

こちらの豆皿は数年前に夫と益子に行き購入しました。
秋葉原から益子駅まで関東やきものライナーという高速バスが走っていて、それに乗って出かけて、到着した益子駅からはレンタサイクルに乗り換え、益子の街を疾走。電動サイクルで軽々とサイクリング出来ます。

わたしのうつわ熱が高まっていたころに、器と言えば益子焼という安易な刷り込みによる考えと、栃木は苺も美味しいよねという魅力的なプラスαもあり、さらに寝てても連れて行ってくれる高速バスがあって近すぎず遠すぎず程よい小旅行感と、知らない街を自転車で走るという爽やかさも楽しみに益子に向かいました。
ちなみに例年はゴールデンウィークと11月に陶器市が開催され、その時は約550のテントが並んで、結構な人出になるようです。
わたしたちが行った1月は街中の人出も少なめで(なぜなら寒いから)、なおかつ苺も美味しい季節なので意外とおススメです。自転車移動も苦にならない程度の街の中心のサイズ感もちょうどよいです。

苺はさておき益子への小旅行の第一の目的は器。
ザラザラした焼き物のイメージから、主に和食に合うような器を探したい、と思っていました。
イメージ的には切り干し大根とかひじき煮とかが似合う感じ。
そんな用途の豆皿や小皿、今まで家で作って食べたことは無いけど、器を手に入れれば親子丼とか作っちゃうかもれないから丼系の器も欲しいし、使うのかどうか怪しいところではあるけれど箸置きなんかもあるといいわね、と夢は膨らんでいましたが・・・。
これが意外と難しくてですね。
比較的洋モノに合うようにデザインされているものが多いのです。
ドット柄とかストライプとか、ツートンカラーとか。
洋風の料理というのは基本的にワンプレート料理が多いと思うので、小さめの皿という時点で用途は和食のような気がしますが、切り干し大根よりもウィンナーとスクランブルエッグが乗ってそうな雰囲気のデザイン。

家で言ったら新築のフローリングの部屋に小上がりの和室がくっついている感じです。
ぱっと見、洋風のデザインで仕上げてありますが、ザラザラとした土の質感とぽってりとした肌触りで伝統的な益子焼の要素は残してあります、的な。
たしかにいいとこどりで大衆受けしそうな雰囲気はありますが、わたしが求めていたのは家でいったらゴリゴリの古民家。土間と畳、みたいな昔ながらの雰囲気で、リノベーションしていたとしても経た年数を活かして歴史を感じる家です。

個人的な感覚でしかないのでこの家例えが通じるのかは難しいところで、あんたさっきから何言ってんの?的な空気も感じてはおりますが、そんなわたしが欲する古民家的な器のみを取り扱っているお店というのが意外と少なくて、あれもこれもといろいろと購入する当初の予定がこの豆皿2枚の購入と相成りました。
この2枚に関してはわりと一目ぼれでした。
色々なお店を見ながら、益子焼ってなんだかわたしの欲しているものではないかもしれないと思い始めていたのですが、こちらのお店に入ってから早い段階で目に留まりました。色のコントラストと、デザインの中の洗練さと暖かみのバランスが好きです。

結果的に購入したのはこの豆皿2枚でしたが、こちらのお店は小上がり和室ではなく古民家的品ぞろえでほかの器も雰囲気が良く、次回益子に来ることがあったら訪れる店はここ一択でもいいかもしれない、と思いました。
ただ困ったことにお店の名前を一切覚えていない。
一体これを購入したお店はどこだったんだろう、と思ってさきほどグーグルアースで益子をポチポチと旅行して参りました。
まーーー、便利な世の中になったもんです。
当時自転車で疾走したイメージ、店の前に自転車を止めたときの風景、もろもろを加味したポチポチ旅行によると、100%の自信はないですが、おそらく「民芸店ましこ」さんだと思います。

マイコンピュータによる一致率は79%、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「パン保存箱」です。
また次回。

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bookmark_borderアスト株式会社のティッシュペーパー

今日のこの1品。
アスト株式会社のティッシュペーパーです。

すっきりとしたパッケージのこちらのティッシュペーパー。
パッケージデザインが好みでないと気になってしまう質なのですが、こちらはシンプルでとても良いです。

真っ白のパッケージかと思いきや、横から見るとてんとう虫のマークがついています。真っ白のほうがなお良い感じはしますが、ワンポイントでそこまで目立たないのでこれはこれで、というところです。
なぜ、ワンポイントがてんとう虫なのかは定かではありませんが、てんとう虫は各国で「神の使い」と言われているらしいので、神と紙を掛けたのでしょうか。
というわけで我が家にストックされておりますティッシュペーパーは、「紙の使い」です。知らんけど。

こちらのティッシュペーパーも例のごとく年買いをした品です。
年買いに関しては、kindleで出版していますのでよろしければご覧ください。

わたしはアレルギー性鼻炎持ちで万年鼻炎なので、いわゆるスギ花粉の季節以外もだいぶ鼻垂らしていることが多いのですが、引っ越してきてからはわりと落ち着いており、当初の予定よりもティッシュを使う量が少なかったので、2019年の年買いがまだ余っている、という状態です。
というわけで1年以上、ティッシュペーパーは買っていません。
ペーパー類は買って持って帰ってくるとなるとそこまで重くはないものの意外とかさばりますし、置くところが確保できれば、年買いおススメです。

スギ花粉のトップシーズンがそろそろやってきますが、というか、もう来てますが、今年は去年より花粉が多めらしいですね。
毎年そんなことを言っている印象ですが、去年は少なかったようなので、わたしのティッシュ使用量が例年より減ったのもそのせいもあるかもしれません。

この時期になると花粉症の方は鼻をかむ頻度が増えるので、いわゆる鼻に優しい柔らかめのティッシュを使う方も多いかと思います。
頻繁に鼻をかむようになってくると、鼻の下が赤くなったりしてしまうので、そういった柔らかいティッシュを使うのも手だとは思いますが、鼻炎歴30年越えの意味不明なプライドで通常のティッシュを使っています。

万年鼻炎となると、毎日鼻水が出て鼻をかむのが日常過ぎて、鼻からくる風邪とやらに気づけません。
それが当たり前だと思っていましたが、年に数回しか鼻をかまない、という人に以前会って衝撃を受けました。
年に数回しか鼻をかまないということは、ティッシュ一箱で1年過ごせるってことですよね?
そういう方だとやはり、鼻水が出る=風邪という認識だそうです。
自分基準で衝撃を受けていましたが、実際問題、世の中の半数以上は鼻炎ではない人の方なのでしょうから、風邪ひかない限りは鼻水出ない派の方が多数派なんでしょうね。

そうなってくると、自分で自分を褒めてあげたくなります。

自分だけでなく鼻をかまないという日が無い万年鼻炎の方々とお互い褒めあって苦労を称えたく思います。
だって。
だってですよ?
多数派の方々が鼻からくる風邪をひいて怠いという状態=万年鼻炎の方々の平常時ということを考えたら、万年鼻炎てどんだけハンデ背負ってるんだよって話です。
治ることのない風邪が続いているようなもんです。
しかも頭が痛いとかおなかが痛いとかの痛い系の疾患とは違い、鼻水くしゃみ鼻づまりというなんとも深刻さに欠けた症状であるがばっかりに、何ならちょっと汚い人みたいな目を向けられる可能性も無きにしも非ずです。
嗚呼、無情。

というわけで、万年鼻炎じゃなければ、嗅覚冴えまくりの集中力マシマシでどんな天才になっていたかしらん、と思って自分を慰めています。
万年鼻炎で天才にならなかった方のわたしの特技は、ティッシュを裂いて鼻栓を作ることです。鼻水が止まらないときは何度鼻をかんでもキリがないので、ティッシュで鼻栓を作って突っ込んでおく、という行為を繰り返してきた結果、鼻栓づくりが上手になりました。
鼻の穴の大きさも十人十色ですので個人差はあるかと思いますが、個人的にはティッシュ1枚で4つの鼻栓を作るのがちょうどよいです。
鼻栓を突っ込んでおいたところで鼻栓がすぐヒタヒタになり、また鼻をかんで新たな鼻栓を突っ込むという繰り返しなので、シンクロでつけるような鼻栓を付けたらアレルギー物質を確実にシャットアウト出来ていいのではないか、と真剣に考える今日この頃です。

鼻筋もシュッとしそうですしね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「益子焼」です。
また次回。

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bookmark_borderCAMBROのフードストレージコンテナ

今日のこの1品。
CAMBROのフードストレージコンテナです。

フードストレージコンテナを日本語にすると食品保管容器、といったところでしょうか。
わたしはカゴや箱などの容器類が好きなのですが、いままでグッドデザインだと思った容器類はほとんど、天然素材のものでした。竹のかごとか、ざるとか、木製のもの、紙のもの。
それらを食品庫兼ストックルームであるパントリーの棚に収納して、またひとつ素敵なものが揃ったとホクホクしていました。
ちなみに家を建てたときにパントリーの棚にしまうものを考えて固定棚にしました。

上段と下段はそれぞれ高さをとってありますが、それ以外の5段は高さ22.3㎝。
そこに収まる容器をいろいろと揃えていくのがわたしの実益を兼ねた趣味のようなものです。
無印良品などで同じ大きさの容器を買いそろえてラベリングして分けて入れる、というような方法の方が見た目が揃っていてすっきりするかとは思いますが、以前から持っているお気に入りのかごや好きなデザインの容器もあるのと、これはいついつどこどこで誰と一緒に出掛けていた時に一目ぼれして買った、とか、ものを買う際のストーリーも好きなので、少しずつ買い足しています。
そしてそんなわたしの趣味の容器が並んだパントリーにこちらのプラスチック容器が仲間入りしました。
このコンテナにはいろいろなサイズがあるようですが、わたしが購入したのは11.4Lというサイズだと思います。
キャンブロはアメリカの業務用テーブルウェア・厨房機器メーカーのようです。プラスチックの中でもポリカーボネートという素材でできており、とても丈夫なのが特徴で、その丈夫さがどのくらいかというと防弾ガラスに使われるくらいのレベルで丈夫ってことらしいです。
食品を保存する容器にその丈夫さが必要かどうかはさておき、このざっくりしたまさかの5L刻みの赤いメモリや正方形の形、バコッと嵌るフタの締まり具合など、どこをとっても好きな容器です。
高さ21㎝でパントリーの棚にもぴったり。ホクホク。

そんなこちらは、以前に日本橋三越にて開催されていた「おへそ的、買い物のすすめ展」に福岡のスリービーポッターズというお店が出店されていて、そこで購入しました。

http://bbbpotters-os.com/

主婦と生活社から出ている「暮らしのおへそ」という雑誌がありまして・・・、と言いますか、主婦と生活社ってすごく幅広い雑誌を出しているのですね。
週刊女性からジュノン、はたまたレオンまで主婦と生活社だったとは意外です。ピチピチのジュノンボーイからジローラモまで。ゆりかごから墓場まで連れ添ってくれそうです。

暮らしのおへそには
『習慣には、明日を変える力がある
その人だけが持つ習慣、その人の根っこをつくるもの。それを「おへそ」と名づけました。女優、料理家、デザイナー、経営者、主婦の方まで、個性豊かな方々の「暮らしのおへそ」を紹介します。』
と、あります。

https://kurashi-to-oshare.jp/oheso/

このおへそが皆さん洒落てらっしゃるんですよね。
その人だけが持つ習慣と言ったって、平日の昼間からゴロゴロ~ゴロゴロ~、テレビをつけっぱなしにしてザッピングしてます、とか、ネットサーフィンしてたら5時間経ってて面倒だから夕飯はカップラーメンにしました、みたいな生活の方は出てこないんです。
暮らしのおへそに出てくる方々はみなさん、ご自身を律して暮らしている方々です。それも、「○○でなければならない」ではなく「○○のほうが心地よいから」みたいな、たおやかさを持ち合わせている方が多いような印象です。
わたしは当時、掃除するという習慣が無く、色々なものが出しっぱなしで探し物が見つからない汚い部屋でそんな生活に憧れて、こんな生活してみたいもんだ、と思っていました。

習慣、って強いですよね。
毎日毎日続けていくのと、何にもやってこなかったものをいきなりやるのとでは全く違います。
たしか、金太郎もそんなんだった気がします。熊がまだ子熊の頃から毎日毎日背負ってトレーニングしてたから大きい熊になっても背負えるくらい力持ちになったっていう話じゃなかったでしたっけ?

現実の汚い部屋には目を逸らし、非現実的な暮らしのおへその世界観に憧れていた当時のわたしに言ってあげたいです。
いまのあなたには信じられないかもしれないけれど、10年後のあなたは、整えられた部屋で、いやたまたまじゃなくて常に整えられた部屋よ?で、自分で焙煎した豆を挽いてハンドドリップでコーヒー飲むようになってっから!進むべき方向は合ってるから未来に期待して、ぜんたーい、進め!

この容器にはそのための生豆が入っています、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ティッシュペーパー」です。
また次回。

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bookmark_borderDAIKINの壁埋込形エアコン

今日のこの1品。
DAIKINの壁埋込形エアコンです。

我が家が家を建てたのは2019年。
夫の両親との二世帯住宅なのですが、完全分離に近いタイプの二世帯住宅なので部屋数が多めでエアコンは全部で9台ついています。常に使うところだけにしようかと思いましたが、結果的に9台すべて壁埋込形にしました。

家を建てる時に出てきたエアコンをどうするか、という問題。
わたしたちが設計をお願いした建築家さんが過去に設計した家の写真を見ていると、だいたい埋込形エアコンでした。
エアコンに注目してみていたわけではなかったのですが、エアコンが埋込形だと部屋の印象がとてもすっきりしているのです。
かと言って、初めからこの壁埋込形にしようと決め打ちしていたわけではなく、壁から出っ張っているタイプのエアコンも合わせて検討していました。
が、しかし。
年々暑くなっていっている気がするこのご時世に、エアコンは絶対的に必要だと思うのですが、いかんせん部屋の中で悪目立ちするのが気になっていました。
エアコンというものはそういうものなのでしょうがないとは思うのですが、特に最近のエアコンは前へ前へと出っ張っているものが多くて、もう少し薄いデザインのものは無いかしら?と思っていました。
もともと個人的に家電があまり好きではないのもあり、壁に突如として出っ張っているエアコンがどうしても気になる。
性能重視のエアコンだと、おそらく壁から25㎝くらい前に出っ張っているものが多いと思います。詳しいことは分かりませんが、製品上前へ前へと出っ張っている方が良いんでしょうね。
まだエアコンの形が真四角とかだったら、わたしとしてはグッドデザインでいいなと思うのですが、だいたいのエアコンは横から見るとリーゼントみたいな形をしています。
・・・どうしても気になる。
すっきりしていてわたし的グッドデザインの何かいいエアコンは無いだろうかと色々見ていくと、その中でもダイキンのリソラというシリーズは比較的薄めで真四角に近いデザインでこれならいいかもしれないと思いました。

https://www.daikinaircon.com/risora/customstyle/

ただ、真四角のデザインはほかのエアコンとは一線を画していてとても良かったのですが、色が気になります。色というか、柄というのか。
お風呂の壁とか冷蔵庫とかシステムキッチンの扉のパネルとかもそうなんですが、真っ白って意外と探すのが難しいんですよね。
真っ白と見せかけてパールホワイトだったり、細かい線がシャシャシャシャッと入っているタイプの白だったり。
メーカーとしては、たぶんキズとかが目立ちにくいとか、高級感があるとか良かれと思ってそういった白を選んでいるのだとは思います。
が、しかし。
・・・どうしても気になる。

というわけで、エアコンの機能は二の次でデザイン重視で何かと気になってしまうわたしたちのようなタイプは、やっぱりエアコンは埋込形だな、となりました。
埋込というと天井タイプか壁タイプかになるのですが、天井は天井でオフィスみたいな雰囲気になりそうだし、住宅につけるには大げさな感じもします。
となるともうこれしかありません。
妥協による消去法で決めたような感じがしますが、否、積極的消去法です。

「A君は性格いいけど見た目が嫌い、B君は性格も見た目も中の上だけどファッションセンスが嫌い、だからC君でいっか」
ではなく
「C君が好き!でもA君も性格がいいんだよな、B君の見た目も結構好みなんだよな・・。ううん、でも!わたし、やっぱりC君が好き!」
のやつです。

おやおや?
うまいこと例えるつもりが、おかしなことになりました。
A君B君C君の3人ともが自分のことを好きという前提で選んでいる、仲良くなりたくないタイプの女が2人出来上がってしまいました。
そもそも壁から出っ張ったタイプのエアコンも、ダイキンのリソラもダイキンの壁埋込形エアコンも、わたしに選んでほしいとお願いした覚えはないはずです。
わたしが部屋がすっきりして見えるこちらの壁埋込形エアコンを一方的に選んだだけなので、勘違いも甚だしいです。

ダイキン以外にも三菱やパナソニックでも壁埋込形のエアコンが出ていますが、C君、もとい、ダイキンの壁埋込形エアコンの木枠のデザインが一番すっきりしていると思います。

C君、第一印象から決めていました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「プラスチック容器」です。
また次回。

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bookmark_borderMAISONDANDOYのスペキュロス

今日のこの1品。
MESONDANDOYのスペキュロスです。

この家の形の缶がとっても可愛くないですか?
なんとも可愛くて、缶欲しさに夫に買ってきてもらったこちらのスペキュロス。
スペキュロスとはなんぞや?という感じですが、シナモンやナツメグなどのスパイスが入ったバターたっぷりのビスケットのことをスペキュロスというそうです。
缶目当てではありましたが、歯触りがザクッとしていてシナモンの香りがしてとてもおいしいです。
初めて食べた味ではなくて、食べたことある知ってる味!と思いましたが、カルディみたいな海外の食品を取り扱っているお店などでよく見かけるロータスっていうメーカーのカラメルビスケットに似てます。あれの高級版という感じの味です。
と思ったらロータスもベルギー生まれなんですね。

http://www.lotusbakeries.jp/lineup/biscoff.html

一方、メゾンダンドワ、と読むらしいこちらのお店はベルギーのお店で1829年にブリュッセルで創業したらしいです。ロータスにが1932年創業とあったので、ロータスよりも103年も先輩になりますね。

http://www.cselect.jp/


そして創業から183年後の2012年に海外1号店として東京大丸にオープンしたそうです。
大丸東京以外はすべてベルギー国内で7店舗あるそうですが、海外1号店がなぜ日本でなぜ東京大丸だったのでしょうか。

大丸の食品部門のスイーツ担当の方がベルギーに行った際に、メゾンダンドワのクッキーを食べて感動して社長を口説き落として出店してもらったというのが「ぽい」気がします。
以前にそういうのをテレビで見たことがあるのでそれの刷り込みだと思います。スイーツ担当の社員の方が、地方のお菓子屋さんを訪ねて我が百貨店に出店してほしいと懇願している様子を見たのです。
そうじゃないとなると、メゾンダンドワ側からの要請ということになりますが、かなりの日本びいきの社長さんでもいらっしゃるんでしょうか。日本が好きで来日した際に駅直結のアクセスの良さとスイーツフロアの賑わいを見て、わが社が海外に出店するときは東京大丸しかない、とかになったんでしょうか。

それにしても日本特有なのか、海外の有名な料理とか名物を国内に持ってくる力がすごいですよね。

わたしたちが新婚旅行でフランスに行った際にモンサンミッシェルに行き、名物のふわふわオムレツを食べたのですが、そのあとに東京にこのモンサンミッシェルのふわふわオムレツ屋が出来たと知ってびっくりしました。
それも海外初出店。
もう少し近場のヨーロッパあたりから出店して攻めていった方が良い気がしますが、日本人の右に倣え的な性格も影響しているんでしょうか。
日本人のイメージですが、たぶん「これが名物」って言われたら、素直にそれを食べる人が諸外国に比べると多いのではないかなと思います。
だから、モンサンミッシェルのふわふわオムレツも日本人ツアー客がめっちゃ食うんでしょうね。
ガイドブックが教科書みたいな。
我が夫もそのタイプです、と言いたいところですが、結局のところわたしもそのタイプのようです。
以前にクロアチアに行ったときに、ニンという場所に塩田があって塩が有名という情報をガイドブックで見て、お土産の塩を求めに右に倣えと赴きました。
多分いろいろなお店でニンの塩を扱っているとは思うのですが、ガイドブックに載っていたこの塩という目的で、掲載されていた店に買いに行きました。
そして、コレだな、という塩を見つけてお土産用に購入すると店主の方が
「どうして日本人はみんなこの塩を買っていくの?」
とたいそう不思議そうにしていらっしゃいました。
まあそうなりますよね。
当時はそこまでネットの情報も多くなく、クロアチアに関してのガイドブックも少なめだったので、みんな同じガイドブック見て買いに行っていたんでしょうね。
個人旅行で行ったのに行く先々で、さっきもあの人いた、という同じ日本人にあったりしていましたから。

たまたまその店がガイドブックに載っていたばっかりに、日本で言ったら
「伯方の塩なんてその辺のスーパーで売っているのに何で外人がこんなにウチの店で買うんだろう?」
と個人商店の店主さんが不思議に思う感じに近いのでしょうか。

たぶん、ガイドブックを教科書にしてしまうのは、失敗したくないのと、マネをしておけば安心というのがある気がします。
自分の嗅覚で選んだお店が不味かったら、旅行中の貴重な食事のうちの一回を失敗とカウントすることになるけど、美味しいって言ってる人がいる所なら安心かな、っていう。
さらにお土産となると、ヘタなものを買っていくとこちらの信用問題にも関わりそうですからね。これがおいしいって人気なんだよ、って言えるものをあげた方が無難な気がします。

そこへ行くと日本に来る外国人はガイドブックなど持たずに好き勝手に自分の食べたいものを食べているイメージです。
これも「YOUは何しに日本へ?」の刷り込みですけどね。
ポッキー食べに日本に来たとか、卵焼きを食べてみたくて日本に来た、コンビニで食べたあのパンが食べたくて再来日したとか非常に個人的でニッチなニーズで来ている感じがします。
右に倣えの日本人的感覚の外国人が日本へ旅行に来たら
「スシー、テンプーラ、スキヤキー、シャブシャブー」
みたいな食事になりそうですが、ポッキー食べに日本に来た外国人がポッキー食べられた時の方が幸せな気がします。

人気のあるもの、値段の高いものを食べられればそれで幸せかというとそうでもなさそうです。
そうなってくると、ありがたがってわたしが食べたこちらのスペキュロスも、冷静に考えたらミスターイトウのチョコチップクッキーのほうが美味しいということになってしまうかもしれませんが、そういうわけでもないのです。
経験、というのもまた大事なものでもあるのです、ええ、はい。

そういうことにしておきましょう、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「エアコン」です。
また次回。

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