今日のこの1品。
Found MUJIのオイルランプです。
理科は好きになれなかったけど、理科グッズは好きなもので、試験管やプレパラート、分銅、そしてアルコールランプも好きなやつです。
でも持っていたところで日常使うことは無いですし、べつに要らないよなぁという感じでしたが、わたしたちにはキャンプがある、というわけでキャンプに使うランタン代わりに手に入れました。
ファウンドムジで見つけたこのオイルランプ、いわゆる理科の時間に使っていたものではありませんが、アレがもっとおしゃれになった感じでして、火をつけるものというよりは火を眺めるものと言えるかもしれません。
ほうら、ゆらゆらしてステキでございます。
夜露でオイルランプのガラス部分に水滴がついてしまい、洗ったグラスの拭き残しみたいになってしまっているのが玉にキズですが、それでもステキなのです。
奥に写る赤赤としたものは焚火の終盤で炭化した薪でして、焚火がついているのであればオイルランプは要らないような気もしますが、焚火には焚火の良さ、オイルランプにはオイルランプの良さがあるのでまた別腹という感じです。
オイルランプは優しい光なので、ライトみたいに「眩しッ!」とならないですし、ほんのりの周囲を照らしてくれる感じが控えめで好ましいです。
どうだー、明るいだろうー、助かるだろうーと言っているように感じるものよりも、このくらいしか照らせないんですけど、だいじょぶですかね、ちょっと暗いすかね、と言っているような方が好きなのですが、実は前者の方が素直でいいやつの可能性もありますよね。
ってなんの話でしょう。
https://www.muji.net/foundmuji/2022/07/376.html
それはさておき、このほんのりとした優しい明るさとビジュアルの良さを兼ね備えていて、なんとグッドデザインなのでしょう。
しかも、オイル少しで数時間持つので、充填用のオイルを使い切るまでにキャンプの腕がだいぶ上がりそうです。
キャンプの腕が上がるというと、野宿的なスキルが上がる感じがして、それこそがキャンパーでしょう、と思っていましたが、今回行ったキャンプ場は杉林に囲まれた映え~なキャンプ場でして、土や芝生ではなくデッキスタイルのサイトだったのですが、テントの撤収の際に土汚れなどがつかないし、ライティングも統一感があってステキですし、売店が閉まりますけど大丈夫ですか?と聞きに回ってきてくれたり至れり尽くせりで、映え~なキャンプなんてナンパだよなぁと思っていましたが、やってみたら思いのほか良かったという話。
そして、このキャンプ場に来ていた5歳くらいの男の子がトイレの扉が重くて入れ無さそうにしていたので、扉を押さえてあげて手助けしたら、その後ママが来て、わたしがした一部始終をママに律儀に報告していたのですが、そのときの男の子の会話をこちらでご披露したいと思います。
「あのね、あの女の子がね、ドアをもっていてくれたんだよ」
あのおばさんがね、ドアをもっていてくれたんだよ…否!
あのお姉さんがね、ドアをもっていてくれたんだよ…否!
おおお、女の子とな!
なんていう出来た男の子でしょうか、42歳をきゅんとさせるテクニックをお持ちで脱の帽でございます。
このキャンプ場最高じゃねぇか、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「ソーラー充電器」です。
また次回。