レキッドベンキーザージャパンのミューズ

今日のこの1品。
レキッドベンキーザージャパンのミューズです。

題名だけだと、我々の良く知っている「♪薬用せっけんミューズ」とは違う雰囲気を醸し出していますが、あのミューズです。
我が家では吊り下げ式のダルトンのせっけん置きを購入して以来、手洗いは固形石鹸のミューズにお世話になっております。

写真中央にいらっしゃるオレンジのミューズ。
ちょっと前までは石鹸の表と裏の両面に「ミューズ」と「muse」の表記があったと思うのですが、いつからか仮名表記だけに変わっておりました。

このフォントが秀逸でグッドデザインだと思います。
そして箱にレギュラーサイズという表示があることに気づき、ほかに何のサイズがあるのだろうと思ったら、バスサイズという大きめサイズがあるようです。
1953年に誕生以来、再来年で古希を迎えるミューズはみなさんご存じのロングセラー商品です。

ミューズが生まれたのはミツワ石鹸という会社だったようなのですが、紆余曲折あって今はレキッドベンキーザージャパンという会社さんがミューズを販売しているようです。
Wikipediaを参考に紆余曲折を具体的に言うと
ミツワ石鹸→日本サンホーム→ミツワ石鹸→P&G→レキッドベンキーザージャパン→アース製薬→レキッドベンキーザージャパンという流れのようです。
そんなわけで会社名というよりはミューズというブランドが独り歩きしているように感じます。
結婚、離婚、再婚、離婚と何度か繰り返し独り立ちしたような力強さ。

個人的には石鹸のネーミングがなぜ「ミューズ」なのか気になるところですが、それに関しては情報が見つかりませんでした。
ミューズというと女神的なことかと思うのですが、主に文芸、音楽、芸術、学問などを司る女神のことのようです。
よく聞くのはファッションブランドですかね。
ジバンシィのミューズがオードリーヘップバーン、みたいな。

これが不思議なことに「ジバンシィのモデルがオードリーヘップバーン」という言い方だと、チャリンチャリンとお互いにウィンウィンの金勘定の音が聞こえてきそうですが「ジバンシィのミューズがオードリーヘップバーン」と言うと、ただあなたが存在してくれるだけでわたしは幸せです、という金勘定の範疇外で起きている感情のように思います。
そうなってくると、ミューズって全能と言いますか、言うても「神」ですし、だれもかなわないような気がしてきます。
例えば自分の彼氏が芸術家で自分以外にミューズがいたとしたら、かなーしくーてーかなしくてーとてーもやーりーきれーない想いがします。
反面、自分が芸術家のミューズだと知ったら青天井で美しくなれそうな気がします。
ここはひとつプラシーボ効果を利用して、誰かのミューズであると思いこむことによってキレイになる、という新しい美容法としてブランディングしていきたいところです。

平日の昼間からゴロゴロ~ゴロゴロ~
あーあ、知らないうちに有名な芸術家のミューズになってねぇかな、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「食器棚」です。
また次回。

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