Vaselineのペトロリュームジェリー

今日のこの1品。
Vaselineのペトロリュームジェリーです。

なんでも来いのヴァセリン。
これも一体何年モノだったかしらというくらい前から使っていますが、大容量のためまた来年もお世話になること確実かと思います。
どこで買ったか忘れてしまったのですが、ユニリーバの公式のサイトではオリジナルピュアスキンジェリーという名になっているので、これはいわゆる並行輸入品みたいなものかもしれません。

https://www.vaseline.jp/store/


まさに全身オーケーのどんとこいが魅力的なヴァセリンですが、一番使うのはハンドクリームとしてです。
以前靴屋で働いていた時は、紙製の靴箱を持つことが多いので、どんどん靴箱に皮脂を吸い取られている感じで、尋常ではない乾燥が日常茶飯事でした。
休憩時間になるとガッサガサの手のひらにヴァセリンを塗るというルーティーン。
ほかのハンドクリームも使ったことがありますが、さらさらの塗り心地の反面、手を洗う時にぬるぬるする感じが好きになれず、ぬるぬるを取りたくてしっかり手洗いをするから余計乾燥するみたいなことになっていました。

その点ヴァセリンは、塗る時はベットベトなんですけど、その後少しすると自分の皮脂化した感じがあり、うるおいが保たれていて手を洗ってもぬるぬるしないし、とても具合が良い。
ヴァセリンを塗るポイントとしましては、適量を手に取り
「お手手のシワとシワを合わせて、なーむー」
のポーズをとり、手のひらの体温でヴァセリンをちょっと溶かして手のひら手の甲の大きな部分から指先などの細かいところへ塗っていきます。
ベトベト感が気になるようでしたら手首から前腕へと広げて、なんなら脛とかにも塗ってちょうど良い塩梅にすると良いと思います。
わたしはベトベトを少しでも減らすために暇さえあればスリスリと手のひらをこすり合わせているので、蠅のような動きになっているかもしれません。

ヴァセリンがあまり好きではない方はおそらくあのベタベタ感のせいだろうな、と思うのですが、幼少のころからアトピー持ちで乾燥著しいタイプからするとこのベタベタ感が心強いです。

アトピーの人に処方される保湿剤としてよくあるのがヒルドイドというものなのですが、こちらは一時期、某高級化粧品のクリームより保湿力が高いということで有名になったりしたのですが、わたしはヒルドイドを塗った後にたまに痒みが出てしまうことがあり、それを皮膚科の先生に伝えたら
「じゃあワセリンにしてみる?」
という提案をしていただき、ワセリンにしたら万事オッケーだったという過去もありますもんで、ワセリンへの信頼感たるやすさまじいものがあります。
ちなみに皮膚科で処方してくれるワセリンはプロペトというものでワセリンの中でも純度が高い物って感じのようです。
ちなみにヴァセリンは製品名で原材料名がワセリン。

同じくアトピー持ちでヴァセリンを愛用している友達が以前、美容部員的なおばさまにつかまって話したときに
「保湿は何をつかってらっしゃるの?」
『ヴァセリンです』
「だめよぉ~、ヴァセリンなんかじゃなくてちゃんとした化粧品使わないとぉ~」
と言われたと言ってちょっと悲しそうにしていました。
まぁその方も自社の化粧品を売らなきゃいけないし、そのためにはヴァセリンを肯定している場合じゃないのかもしれません。
そもそもアトピー持ちの中ではヴァセリンは尊ばれている感じがありますが、一般的にはそこまででもなさそうなので、顔にヴァセリン⁈みたいな感じもあるのかもしれません。
肌が弱いタイプとしては化粧品やらシャンプーやら
「ぜんっぜん肌に合わねぇ~」
というものも多かった経験からのヴァセリンという選択肢なんですぅ、ということもあり。
お肌よわよわ同士、我らにはよく分からん化粧品よりヴァセリンよね…、と傷を舐めあいうなづきあいました。

一方、わたしが髪を切ってもらっている美容師さんは
「大きな声では言えないですけど、ヴァセリンはヘアセットにめっちゃイイです」
と言っていました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「市場かご」です。
また次回。

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