今日のこの1品。
TENKUのねむるんです。
パッケージがピンクと肌色でデザインされていて、平仮名で「ねむるん」で、肩を出した女性が寝ていて、・・・えっと、もろもろエロス香る雰囲気が出ている気がしないでもないですが、ねむるんとは口呼吸防止テープ。
夫が呼吸法の本を読み、口呼吸はいかん!ということで、寝ている間に鼻呼吸にするようにAmazonでポチっと購入しました。
わたしは万年鼻炎の鼻づまりですので、口呼吸防止テープというのはわたしにとってもはやただの呼吸防止テープであり、これをつけて寝たらもう目が覚めないかもしれない・・・と思ったのですが、ありがたいことに覚めましたね、目。
そして、わたしって鼻呼吸できたんだ、という新鮮な驚きがありました。
10代の頃に同じく万年鼻炎の友達が
「よくドラマとかで人質に取られたりすると騒がないように口をガムテープで塞がれるじゃん?あれやられたら絶対息できなくて死ぬから、絶対に騒がないから口にガムテープ貼らないでって言いたい」
と言っていて激しく同意したわたしとしては、呼吸=口が当たり前でした。
今日は鼻がスーっと通っていて快適だ、という時も鼻の穴を片方ずつ抑えて確認するとどっちかがズピーっと詰まっている状態。
たぶん物心ついてから常に口呼吸をしてきたと思うので、この口呼吸防止テープを貼った最初の何日かは、息できなくて死ぬかもしれんという恐怖感なのか何なのか、途中で目が覚めてしまったりしていましたが、数日経ったら慣れました。
口を全部覆ってしまうわけではなく縦に一か所留めるだけなので、そんなに苦しくないのかもしれません。
初めて貼って寝る前は、まず間違いなく朝起きたらテープが取れてしまっているだろうと思って寝ましたが、取れてなかったのにも驚きました。
わたしは寝る時に長袖長ズボンを着て寝たとしても、途中で暑くなっているのか痒くなっているのか無意識にズボンを脱いでいて、朝起きたらパンイチということが多々あるので、こんな薄いテープなんて寝始めてからものの数分で剥がしてしまうのではないかと思ったんです。たぶん口で息できなくなったら苦しいと思うし、ズボンとは比べ物にならない速さで引っ剥がしているという予測は良い意味で裏切られ、まだ一度も剝がれていないというのが不思議なくらいで素晴らしいです。
素材感としては絆創膏をもっと薄くした、みたいな感じです。
女性は切り込みがV字っぽい方を鼻の下に来るように貼って、男性は切り込みがU字っぽい方を鼻の下に来るように貼るらしいです。
逆に使ったところでどんな違いがあるのか正直よく分かりません。
今までは口を開けて寝ていたので、朝起きたら口がカラッカラになっているのが普通だったのですが、鼻呼吸で寝るとこんなに口の中が潤っているんですね。
口呼吸で口腔内が乾燥すると虫歯の原因に繋がったりもするようなので、わたしの虫歯は口呼吸が原因だったのかもしれません。
もう虫歯の治療はこりごり、と3か月おきに検診にいくようにして歯磨きとフロス的なものを毎日欠かさずやっているのに、3か月後に2本の虫歯が見つかるってどうかしてるだろう、と思いましたが口呼吸が原因としたら思い当たる節はありまくりです。
今まで、鼻づまりだから口呼吸でもしょうがないと思って生きてきましたが、卵が先か鶏が先かのような気になってきました。
鼻づまりだから口呼吸、ではなく、口呼吸だから鼻づまり。
そもそも、人は赤ちゃんの時はちゃんと鼻呼吸出来ているらしいです。
たしかに乳を吸いながらだったら鼻からしか呼吸できないですもんね。
乳から口を離して「カハッ、ハァハァ」と口で息している赤ちゃんというのも想像しがたいです。
このねむるんを3週間続けると人間本来の鼻呼吸の習慣が自然に身に付くようになるようなので、赤ちゃん的呼吸を手に入れるべく続けてみたいと思います。
ちなみに昨日の紀伊国屋のジッパーバッグにパッケージから出したねむるんを入れました。
なかなか良いじゃないの~、と自己満足で喜んでいます。
これを、寝る時に寝室に持って行くカゴの中に入れています。
ぶっちゃけ、ねむるん→ジッパーバッグ→ポーチ→カゴという、入れ物に入れ過ぎなマトリョーシカスタイルになっていますが、いちいちそういうことをするのが好きな質なので、これまた自己満足でムフフなやつです。
そしてこのスリーピングセットをルンルンと持ち運ぶという行為が可愛いわぁ、とこれまた自己満足を覚えておりますので、このカゴを持って毎日せっせと寝室とパントリーの往復移動に勤しんでおります。
トリプル自己満足でフィニッシュ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「コーヒー豆入れ」です。
また次回。