bookmark_borderIFUJIのシェーカーボックス

今日のこの1品。
IFUJIのシェーカーボックスです。

うとぅくしい。
ああ、美しい。

こちらのシェーカーボックス、何を入れるとも考えずにただ美しいわぁと購入して早幾年。
未だになにも入っていない美しき箱として我が家に存在しています。
箱だからなにか収納するべくこの世にあると思うんですが、佇まいだけでも美しくてとっても素敵です。
そして何も入れていないのにも関わらず、他のサイズも欲しいのよね、と思っています。

キリスト教のなかのひとつの宗派としてシェーカー教というのがあるらしいのですが、そのシェーカー教は簡素なものがお好みだったようで。
「美は有用性に宿る」という考えがあったようで、無駄な装飾などが無いシェーカー家具と呼ばれるシンプルな家具などがあるのですが、非常にミニマムデザインでわたしの好みのものが多く、シェーカーボックスに惹かれたのもそんなミニマムなデザインによるものかもしれません。

そして、シェーカーボックスを何で見たのが最初だったか覚えていませんが、シェーカーボックスを買うなら井藤昌志さんのもの、というのが脳内にインプットされていまして、数年前の生活のたのしみ展にて購入しました。

わたしが持っているのは♯2という大きさのもの。手のひらくらいのサイズが何かと扱いやすい印象です。
なんせ、何も入れていないので、どういった用途が向いているかと聞かれると、だんまりを決め込むしかなくなりますけれども、ときたまフタを開けたり閉めたりして、うっとりするにはうってつけのサイズです。

箱の裏に刻印があって、該当のサイズに〇がついております。
そして、わたしという人は、鬼の首を取ったように無駄なシールをすぐ剥がしては「デザインの邪魔をするシールを剥がしてやったぜ」と無駄シール狩りをしている人種なんですけれども、どういうわけかこのシェーカーボックスの裏の値札をずっと剥がしていなかったんですよね。

それで買った当時の値段が税抜き8500円とありますが、今ですとこのサイズが1万円となっておりますので、他のサイズも早めに買っておいた方がいいかもしれないよね、うんそうだよね、と自分自身と対話。

シェーカーボックスはもちろんのことタオルラックも非常に美しいです。
そして知らなかったんですが、東京店という実店舗が今年オープンしているらしいではありませんか。
台東区松が谷にあるらしく合羽橋も近いようですので、道具好きとしては必ずや赴きたいお店です。

♯9もしくは♯10が欲しいです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「風鈴」です。
また次回。

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