今日のこの1品。
VESSELのドライバーです。
舌の根の乾かぬ内に、昨日の今日でコレ。
GAMのマトリョーシカはアレはアレで大好きなことは変わりありませんが、マジで使うなら迷わずこちら。
GAMがのび太なら、VESSELはさしずめ出木杉くん。
以前、親世帯に置くための棚的なものをIKEAで購入した際に組み立てにドライバーが必要であり、GAMのドライバーではちょっと太刀打ち出来なさそうでしたので、こちらを購入しました。
夫とふたりで組み立てていたので、ドライバー1本だと不便だから2本必要だな、と考えましたが、同じサイズを2本買うのも今後の実用性に欠ける気がしたのでサイズ違いで購入しましたが、とりあえずどちらでもイケたので結果オーライ。
よく見かける先端部分を差し替えるタイプのドライバーセットみたいなものの方が便利かなと一瞬思いましたが、それならうちにはマトリョーシカがいるわけで、利便性よりも使い心地重視で一点集中タイプにしましたが、こちらも結果オーライで良かったです。
VESSELというブランド名から、勝手にドイツあたりの海外製品だと思っていましたが、大阪の会社で今から100年以上前に日本初のドライバー量産メーカーとして誕生したという正真正銘日本のメーカーさんでした。
https://vessel.co.jp/product/screwdriver/
いざ組み立てでこのドライバーを使ってみて工具って大事だナァ、とその使い心地の良さにヒシヒシと感じた次第なのですが、同時にグッドデザインでもあるナァと思っているのでとても素敵だと思います。
子どものころに実家にあったようなドライバーって柄の部分がプラスチックみたいな感じで柄の太さも一定でそこまで使いやすいと思った記憶が無かったのですが、このボールグリップというシリーズは手のひら全体で掴めてとても力が入りやすいような気がして、DIYに無縁な軟弱な夫婦でもスルスルと組み立てが出来ました。
そして特筆すべきは、先端の黒くなっている部分。
ここが磁石になっていて、ネジがくっ付くではありませんか。
ネジがコロコロ転がって行方不明になるというクソったれ案件からの解放です。
工具界ではもう当たり前のことかもしれませんが、思いついた人めっちゃ頭イイ!と感激しました。
そんな見てヨシ使ってヨシのこちらのドライバーは昨日のGAMのマトリョーシカとともに工具入れに収まっております。
いまふと考えてみると、そういえばマイナスドライバーの必要性をいまのところ感じてないわね、ということに気が付き、GAMのドライバーもプラス、プラス、マイナス、マイナス、というあのフォーメーションで良かったのかもしれないと思い直しています。
昔はもっとマイナスのネジがあったようですが、今は9:1くらいの割合でプラスネジが多いという情報もあったので、そのあたりの事情が関係ありそうです。
でもプラスネジをマイナスドライバーで回すことは出来そうですが、マイナスネジをプラスドライバーで回すことは出来ないと思うので、マイナスドライバーも買っておいても良さそうね、とにわか工具好きは思っています。
水回りはマイナスネジが多いらしい、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「蜘蛛とり」です。
また次回。