今日のこの1品。
KODAKのフィルム缶です。
こちらは大江戸骨董市で購入しました。
わたしが購入したのは代々木公園でやっていたとき。
大江戸骨董市は代々木公園と有楽町で交互にやっているのですが、このご時世で今はどうなっているか調べてみたところ、有楽町の国際フォーラムでやっている方は3月まで予定が出ていました。
代々木公園の方は次回の日程が未定のようです。
骨董市とか蚤の市とかってなんだかワクワクしてしまいます。
最初に行ったのは専門学校生の頃、パリに行ったときのクリニャンクールの蚤の市でした。
いわゆる青空マーケットのようなものではなくて常設の店舗を構えているようなお店も多く、かなり広いのでじっくり見ようと思ったら何日あっても足りない感じです。
そこで戦利品があったのかどうか、何か購入したようなしてないような、いまいち記憶が定かではないのですが、それはなぜかと申しますと、一緒に行っていた友達が、蚤の市に居た外国人の方から
「バカゲイシャ!バカゲイシャ!」
と指をさされて叫ばれる珍事が起きたからです。
いや、バカ芸者て。
どこでその日本語覚えたんだよ。
つーか、バカゲイシャって単語なくね?
それを言うならバカ殿じゃね?
その友達は黒い洋服が好きな子だったので、おそらく当時も黒い服を着ていたと思うのですが、着物を着てるわけでもあるまいし、日本髪を結っているわけでもあるまいし、バカゲイシャたるものは何にもないので、なぜバカゲイシャなのかは意味不明です。
でもバカゲイシャというフレーズが面白いのと、なにせ意味不明過ぎて、言われているこっちも笑ってしまったと記憶しています。
というわけでクリニャンクール蚤の市=バカ芸者という、通常はイコールで結ばれないはずの式が成り立ってしまい、クリニャンクール蚤の市の思い出と言えばバカ芸者一本やり、になっています。
バカゲイシャと呼ばれる心配のないこちらの大江戸骨董市は行くと何かに出会える素敵な骨董市です。
このフィルム缶を見つけたときは一人で行っていたので、かなりじっくりとパトロールして見つけました。
大江戸骨董市は青空マーケットなので、ゴザなどを広げて商品を並べているのですが、そういった簡易的なお店でも店構えというのがその人その人によって差があり、敷いている布や商品の並べ方などぱっと見た感じで自分とフィーリングが合いそうなお店が分かりやすいです。
でもフィーリングが合わないっぽいお店でも掘り出し物があるかもしれないし、油断はできないと一人で何周もしていたので、(この人何周目だよ)と思われていたかもしれません。
そんな中見つけたこちらのフィルム缶はアルミ?の軽い質感とデザイン、サイズ感などが気に入りました。
中には留めもの類を入れています。
キッチンに置いてあって、袋物の食品を開けたときに使うクリップとか輪ゴム、ビニタイなんかを入れています。
使う時にここから出して、使い終わったらここにしまうというのが馴染んでいるので数本しかない輪ゴムが無くならずに済んでいます。
もともと輪ゴムが全然無かったので、おそらく何かテイクアウトのものなどについていた輪ゴムを取っておいてそれが数本溜まった状態がコレなのですが、その後お義母さんから輪ゴムを箱で貰ったので、とりあえず輪ゴムは一生分足りそうです。
コダックコダック車検のコダック!・・・それはコバック、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「ダイニングテーブル」です。
また次回。