今日のこの1品。
MONOPRIXのエコバッグです。
2011年に新婚旅行でパリに行きまして、その時に購入したモノプリのエコバッグ。
たぶん、お土産が増えてスーツケースに入りきらなくなって、手持ちで運ぶ用として買ったのではないかしら。
そこから10年使っていますがまだまだ破れることもなく丈夫で、サイズもちょうど良いので、なんだかんだコレが便利だなと思って使っています。
買った時は特に気に入って買ったわけではなく、スーパーに買い物に行ったついでに、これでいっかーというくらいのノリだったと思うので、その後10年も使うことになるとはその時は想像ついていませんでしたし、当時はまだ部屋にモノがあふれていて汚部屋継続中みたいな時だったので、無くさずにここまで来たというのもなんだか感慨深いです。
エコバック自体はともかく、なんだか乱雑な部屋の中でこの小さな袋は絶対無くしそうと思いながらも、何の因果か無くならなかったのも不思議な縁を感じます。気に入って買った傘の袋はすぐ無くしたのにねぇ。
エコバックに限ったことではなく、新たに買うものというのは意外と何が気に入るか分からないところがあり、すっごく気に入って買ったものでも意外とそこまで愛着がなかったり、たいして思い入れもなく買ったものがすごく長く使っていたりよく分からないことになっています。
何かと通ずるような気がすると思ったら意外と恋愛とか結婚と近いような気もします。
すっごく好きで結婚しても長続きするとは限らないし、別にすっごい好きってわけでもないけど嫌いなところもそんなにないし…みたいな方が長続きするような気がするというか。
そんなに期待していないところから始まっているのが功を奏しているのでしょうか。
わたしの個性からしてあまり情熱的に恋をするタイプではないので、夫との結婚は冷静と冷静の間に結婚したのですが、情熱的に結婚していたらそれはそれでどうなっていたのか分かりません。
新婚旅行で行った2011年のパリはクソほど治安が悪くて、街を歩いていても気が抜けないという今となって思えば新婚旅行に不向きな場所だったのですが、情熱的に恋していたら夫に幻滅する瞬間に溢れていたように思います。
物売りのデカい外国人たちに腕を掴まれてアクセサリーを売りつけられそうになっているわたし、というシチュエーションが実際にあったのですが
情熱的に恋している夫に望む行動=わたしを守ってくれる
ですけども
冷静的に恋した夫の実際の行動=すぐ近くで別の外国人グループに囲まれて同じく売りつけられそうになっている
であり、その姿を見て
「アイツも捕まっとるがな」
とちょっと笑いがこみあげてきてしまった不束者はわたしです。
NOとハバナイスデイの2語だけでその場を切り抜けました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「お椀」です。
また次回。