今日のこの1品。
アサヒ飲料の三ツ矢サイダーです。
三ツ矢サイダーの缶を改めて見たところ、SINCE1884という表記を見つけてそんなに長い歴史があったことにハッとしました。
ちなみにコカ・コーラはというと、1886年に発売されたらしいので、サイダーの方が2コ上の先輩ではないですか。
と思いつつ、アサヒ飲料の三ツ矢の歴史を見てみると、
「1884年に兵庫県多田村平野というところから湧き出た炭酸水をびんに詰め『平野水』として製造。」とあります。
そうすっと、この1884年の時点では甘くないただの炭酸水ということになりますゆえ、それを現在の三ツ矢サイダーと同じものとしてSINCEを謳ってよいものか疑問が残る気がするのはわたしだけでしょうか。
https://www.asahiinryo.co.jp/entertainment/history/mitsuya/history01.html
ちなみに三ツ矢の歴史のトリビア情報によりますと、ざっくり言うと、お城を作ろうと神社に祈った武将が「矢が落ちたところに作りなさい」というお告げを受けて放った矢が多田沼の九頭の龍に命中し、その矢を見つけた男に三ツ矢という姓と三本の矢羽の紋が与えられた、という昔話と、その武将が鷹狩に行った時に、鷹が近くに湧く水で足の傷を治して飛び立つのを見つけて、それが兵庫県多田村平野の天然鉱泉だった、という昔話にならって明治時代にこの天然鉱泉を「三ツ矢平野水」と名づけて販売したのがはじまり、とあります。
そして、この平野が三ツ矢という姓の発祥の地、とあるのですが、名字由来ネットによると三ツ矢さんが一番多いのは愛知県で兵庫県はベスト5にも入っていないというミステリーがこれまた気になります。
発祥の地に三ツ矢さんが居なくなった仮説としては、三ツ矢さんがもともと住んでいた多田沼に武将が矢を放ったばっかりに
「ちょっと、俺ここに城建てろってお告げで言われたからさ、お宅があると邪魔だから引っ越してくれる?三ツ矢っていうカッケー名前と紋章あげるからさ」
っていって体よく追い出した説と
「あの、武将から三ツ矢って名前貰った人、最近すごい威張ってると思わない?たかが矢を見つけただけで偉そうにさぁ。しかも、聞いた?お隣さんの子供が前の日の夕方に庭先で矢を見つけて、お母さんウチの庭に矢が落ちてるよって騒いでたらしいんだけど夕飯の支度で忙しくてハイハイって流してたら、翌朝になったらもう無かったって話よ。たぶん三ツ矢さんが武将が矢を探してるって聞きつけて夜中に盗って自分ちの庭に刺したのよ、絶対。だって武将が矢を放った方向と逆向きに刺さってたらしいよ。気づかない武将も武将だよね、いや、お前の矢、ブーメランかよ、っていう(笑)。褒めて遣わす!とか言っちゃってさ、アホ過ぎない?ウケるよね。でもホント、そうとしか考えられなくなーい?…あっヤバッ、三ツ矢さん来たっ、じゃあまたねっ、この話ナイショにしてねっ」
っていって秒で噂が広がって暮らしにくくなって引っ越した説という、武将と三ツ矢さんに平身低頭もんの妄想を脳内で繰り広げてみました。
そんなわたしの妄想はさておき、久しぶりにサイダーを飲んだらとても美味しかったという話。
最近は甘い飲み物から遠ざかっていて、家で飲むのはだいたいブラックコーヒーか甘くないお茶類だったので、畑仕事の途中に義両親から差し入れてもらったサイダーを飲んだら疲れた体に染み渡って「サイダー美味い!」となりました。
特にこの250㎖缶がちょうど良い量で美味しく飲み切れるということと、近くの酒屋さんみたいなところで30本入りで980円というお買い得価格で販売しているということから我が家でも1箱購入して数本ずつ冷蔵庫で冷やしております。ポテトチップスなんかと一緒に飲んだらこれはもう最高です。
日本には美味しいサイダーがある、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「TODOリスト」です。
また次回。