bookmark_borderブッダの一筆箋

今日のこの1品。
ブッダの一筆箋です。

ブッダ展みたいなところで買ったんだったかしら?
手塚治虫展的な時に買ったんだったかしら?
5つの柄が入った一筆箋でございます。
普段は全然使わないけど、誰かに何かをあげる時とかにちょっと一筆添えてあげたりするのに使っています。
手塚作品の面白さは皆様ご存じの通りかと思いますが、ストーリーもさることながら絵も可愛いところが好きです。
いまはたくさんの漫画家さんがいらっしゃいますが、たまに「どうもこの人の絵が受け付けなくてストーリーが全然入ってこないよぅ」みたいな時も個人的にあるのですが、手塚治虫さんの絵が苦手、と言う人は居ないんじゃないかしら、というイメージです。

ほら、かわいい。

ブッダ=釈迦=ゴータマシッダールタ。
ゴータマシッダールタ、と言う名前が語呂が良くて好きです。

ブッダは母の脇から生まれてきて直後に七歩歩いて右手で天空を差し、左手で台地を差し、「天上天下唯我独尊」と言ったと言います。
とんでもねぇ話です。
手塚先生もさすがにそりゃねぇだろ、と思ってブッダを立たせなかったんじゃないかとすら思います。

そんなブッダが生まれたとされるネパールのルンビニというところ。
何を隠そう、わたしはこのルンビニに行ったことがございます。
義理の妹夫婦が仕事の関係でネパールに住んでいた時期があり、遊びに行った時にルンビニにも行ってみました。
ブッダって、架空の人物かもと思われていたけど、ブッダがここで生まれたと刻んである石柱がルンビニで見つかったことから実在の人物だということになったらしいです。
観光客もたくさんいましたが、それ以上にお坊さんがたくさんいらっしゃいまして、まさに仏教の聖地っぽい感じでした。

仏教とはなんぞや?という感じですが、どうやら苦しみをコントロールする教え、みたいなことらしいです。

国王と隣国の要人の娘との間に生まれた、いわゆる「いいとこの子」であったブッダがかくかくしかじかあって、苦しみから逃れて生きることは出来ないけどそれに囚われすぎない方がいいよ、良くもなるも悪くもなるも考え方ひとつで変えることは出来るよ、という悟りを開いたってことでよろしか?

般若心境とかも何を言っているのかさっぱり分かりませんでしたが、夫の祖父が亡くなった時にお坊さんが般若心境を少し解説してくれて、
「『ぎゃーてーぎゃーてーはーらーぎゃーてー』と言う部分はゴーゴーレッツゴーと言う意味です」
とおっしゃっていたのを聞いて、現代語訳してあったらお経も身近に聞けそうだし、ちゃんと意味が分かったらとても面白いものなのかもと思ったことを思い出しました。

そう思うと、ブッダの生まれてすぐ七歩歩いて天上天下唯我独尊と言ったという誕生とんでも物語というかびっくり人間コンテストみたいな逸話が無い方がスッと教えが入ってくる感じがします。
かくかくしかじかあってからの、その後の考え方が今現在まで受け継がれてあるわけだからして、生まれたときの逸話がエライわけで無し、生まれてすぐ歩いて上下を指さすって、なんそれ!みたいに笑けてしまうのはわたしだけでしょうか。

芸能人が昔のデビュー時の映像とかを見せられて
「やだー!恥ずかしい!やめてよー!」
と言うのと一緒のノリで、ブッダも誕生に関する逸話に対して
「ハズイ!もうその話いいから!どんだけ言うの!」
と空の上から言ってるんじゃないかと言う個人的見解。

井森ダンスのそれ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「皮膚薬」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村