今日のこの1品。
クリスチアン・ヴェルナーさんのわっぱ入り干支セットです。
目黒区美術館で行われていた、ヨーロッパの木の玩具展にて購入しました。
あれはそう、2017年の暑い夏の日でした。
目黒駅で電車を降り、権之助坂を下っていくと目黒川に当たります。
目黒川を渡り、右に曲がって少し進むとテニスコートが見えてきますので、そこを左に入って道なりに歩いていくと右側にプールを見ながら美術館に到着したと思います。
その一角全体が目黒区民センターとなっているようで、テニスコートやプールのほかにも公園や図書館や区民ギャラリーなども同じ敷地内にあります。
そう、あれは暑い夏の日でしたので、屋外区民プールに入っている方がたくさんいらっしゃいました。
ここで特筆すべきは、目黒という土地柄ですよね。
区民プールに来ている人って、わたしの地元の感覚で言ったら小学生かジジババの二択なんですよね。
区民プール、つーか地元は市民プールですけど、市民プールに行かなくなってから30年以上経っているのでもしかしたら客層が変わっている可能性も無きにしも非ずですが、小学生とジジババの二択から客層が変わっていない自信があります。
市民プールに来る人と言ったら、プールで大はしゃぎするのが大好きな夏休みの小学生。中学生になっちゃうとほぼ居ない気がするので、そうなるとあとはジジババ。
ジジババという言葉でまとめてしまい大変申し訳ございませんが、健康のために日課で来ているという年配の方、ですね。
わたしが小学生の頃も隣のレーンで水の中を歩いているおばさまとか、昔から泳いでいるんだろうなという体型のおじさま?おじいさま?とかが違うレーンで泳いでいたりしていた記憶があります。
それがですね、目黒の区民プールともなりますとね、まさかのマブいビキニのチャンネーがいるんですよ。
区民プールですよ?あの25メーターで7レーンくらいある学校のプールみたいなプールですよ。
ウォータースライダーも流れるプールも無い、ただの四角いプールにそんな乳を放り出しそうなたわわな若い女子がいると思わず、ガン見してしまいました。
としまえんのプールにいそうな人種が区民プールで焼いているだなんて、目黒ってスゲェなあと思ったあの暑い夏の日。
そんな夏の日に行われていたのがヨーロッパの木の玩具展でして、そこにショップがあってこの干支セットを購入した次第です。
ドイツにザイフェンという地域があって、そこが木のおもちゃで有名な場所の様です。
そこに工房を構えるヴェルナーさんが作った、わっぱ入り干支セット。
干支っていう概念、ヨーロッパにもあんの?と思ったら日本からの要望にこたえる形で作ってくれたもので、日本オリジナルっぽいです。
辰がデカすぎる件。
クリスチアン・ヴェルナーさんは伝統的なライフェンドレーエンという技法で作っているようで、一見バウムクーヘンみたいな木の輪っかなんですけど、それを輪切りにすると動物が出てくるという面白い作り方なんです。
作り方が目黒美術館のホームページに出ていましたのでよろしければご覧ください。
http://mmat-ws.jpn.org/17summer_wss/index.html
我が家ではその年の干支を赤い座布団(という名のただのフェルト)の上に乗せてトイレの鏡の前に飾っております。
かわいいなぁ、モゥ。なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「リモコン入れ」です。
また次回。