今日のこの1品。
勝月堂の湯乃花まんじゅうです。
わたしが小学生のころは母が料理をする時にTBSラジオがかかっていて、よく清芳亭のCMが流れていました。
「さこみちよを色気より食い気に走らせる憎いやつ、伊香保温泉入り口清芳亭の湯の花まんじゅうを召し上がれ」
というような口上のCMだったと思うのですが、せいほうていのゆのはなまんじゅうという音は毎日のように聞いていて耳にインプットされていたものの、食べる機会は無く。
それから時を経て大人になって伊香保に泊まった際に、伊香保神社へと続く石段の途中にある勝月堂という湯乃花まんじゅう屋さんが温泉まんじゅうの発祥らしいということを知りました。
どうやら、温泉まんじゅうは伊香保発祥であり、ピンポイントで言うと勝月堂が発祥ということのようです。
そしてさらに言うと店主の隣人の須田さんがアドバイザーっぽいです。
湯乃花まんじゅうの箱の中に入っていたこちらに書いてありました。
ファウンダーが半田さん、アドバイザーが須田さん、コマーシャルに長けていたのが清芳亭、というフォーメーションでしょうか。
つーか、勝月堂さんは365段ある伊香保の石段の中腹より上に位置していまして、この石段を登らないと買えないのか…と途方に暮れそうになるので、伊香保温泉入り口で石段を登らずとも買える清芳亭は商売上手と言わざるを得ません。
我が夫はこの石段を登らないと行けない勝月堂さんの温泉まんじゅうが大好きでして、先日3回目のキャンプに行った際に帰りに伊香保に寄り、たぶん5年ぶりくらいに勝月堂の湯乃花まんじゅうを購入しました。
わたしとしては、石段を登るのに骨が折れるわね…という気持ちでしたので、車でブイーンと近くまで行こうかと思いましたが、慣れない坂道でなんだか道幅も狭そうな感じもするし、石段登るのをサボって事故ってもナァと思い、せっせと石段登りましたとも。
延々と石段が続くわけではなく、踊り場みたいなところがちょこちょこ出てくるので、まだ助かりました。
ダラダラとした速度で階段を上がるのが一番堪えるので、踊り場から踊り場までの階段を早足気味に駆け上がるという登り方で365段を登り切り、おかげさまで伊香保神社にもお参り出来まして、心肺機能も向上したってもんです。
そんなこんなでゼェハァ言いながら購入した勝月堂さんの湯乃花まんじゅうは皮が美味しいです。
あんこももちろん美味しいんですけどね。
いかにも手作り、なこのちょっと不揃いなフォルムがまた可愛い。
そして、この勝月堂さんのまんじゅうは賞味期限が2日なので早めに食べた方が吉です。
来週会う友達のお土産に、とか、お盆休みのお土産に、とかその手のやつが不可能。
箱で売られているのは6個、9個、12個、15個…という感じなのですが、いかんせん2日以内に食べきる量となるとあまり多いものは選べないので、今回は9分の4を義両親に9分の3を夫に9分の2をわたしが頂くこととなりました。
わたしは石段の途中のクレープも頂きました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「携帯歯ブラシ」です。
また次回。