今日のこの1品。
藤栄のバスケットラックです。
家を建てるときに「とにかくスッキリさせたい」というのがあったので、「これをここにしまうからこのくらいの収納が必要」というのを考えに考えて、設計に盛り込んでもらいました。
「後々、収納スペースが足りなかったら新たに収納用品を買えばいいじゃん」とお思いのそこのアナタ。
わたしはそれを頑なにしたくなかったのです。
それはもう我ながら取り付く島もないくらい頑なで
収納用品買うくらいなら物を捨てるに一票を投じる派です。
そういえば、小学生だったか中学生だったかのころ、こたつの上に自分の何かを置きっぱなしにしていて、祖母に捨てられるということがありました。
「自分が置きっぱなしにしておくのが悪いんだがね!」という祖母に
(こんの、クソババァ!)と内心思っておりましたが、こたつの上に物が増えるくらいなら孫のものすら捨てる祖母マインドがわたしにも脈々と流れているのかもしれません。
そんな祖母マインドもあり、必要なものはあらかじめ収納量を考えてそれに合った造作家具を作って頂く方向でこちらの洗面ラックも出来上がりました。
考えに考えて脳内シミュレーションを繰り返した結果ですので、個人的にとても使いやすい代物になっています。
縦の枠?板?は、大工さんに作って頂いていて、そこに藤栄さんのフレームランナーをネジで付けて、同じく藤栄さんのバスケットがスライドして入っている状態です。
フレームランナーにストッパーが付いているわけではないので、バスケットは引き抜けます。
バスケットの形状も無駄なくシンプルでグッドデザインです。
もともと建築家の方から紹介していただいたバスケットは違うメーカーさんのものだったのですが、そこのメーカーさんはもう取り扱いが終わってしまっているということで、施工会社さんが藤栄さんを提案してくれました。
バスケットの深さが
8.5㎝
18.5㎝
28.5㎝
の3種類で、それぞれの深さの中でさらに7つのサイズがあるので、合計21種類。
我が家にあるのは幅が32.7㎝、奥行きが52.7㎝のもの。
収納している内容でいくと
1段目がタオル。
2段目が夫の下着類。
3段目がハンカチとわたしの下着類。
4,5段目は置いておいて
最下段が洗い終わって乾燥機から出した畳む前の洗濯もの。
という順番です。
そうです、4,5段目がわたしの脳内シミュレーションの要でして。
今まで住んでいた賃貸マンション時代も比較的断捨離が進んでいたので、いわゆる「モノの住所」が決まっていたのですが、それが決まっていなかったのが、一度着たフリース的スウェット的なもの。
毎回洗うほどでもない、というアイツら。
着ているときは良いのですが、脱いだ後ソファの上に脱ぎっぱなしになっていたり、ベッドの上に脱ぎっぱなしになっていたりして、それがあるだけで片付いていない印象になりどうしたもんかと思っていたので、それらをブチ込む用に空きスペースを設けました。
だいたい5段目の深いバスケットにフリース類を入れていて、4段目にパジャマを入れています。
夏の時期などはフリース類を着ないので空いていて、適当に4.5段目に部屋着とかパジャマが入っていたりします。
水回りなので、湿気が溜まりにくいというのもこのラックの良いところかと思っております、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「クイニーアマン」です。
また次回。