今日のこの1品。
大工さんの造作机です。
家を建てるにあたって、家具の類をほぼ造作家具にしたいという願望がありました。
「あの家具を置きたい」という欲よりも、「このスペースにピッタリと収めたい」というテトリス欲の方が強かったので、ならば最初から造り付けにしてもらったほうがスッキリしていいだろう、という算段でした。
というわけで造作机もこのように出来ました。
クローゼットの脇のスペースに同じ奥行で収まっているので凸凹がなく面がスッキリと収まってテトリス欲が満たされております。
だいたいのサイズが幅が105㎝、奥行きが65㎝くらい。
この造作机の良いところは何と言っても脚が要らないということで、壁と壁の間に棚版が浮いているような状態になっておりますので、我が家には不在ですがルンバ的なお掃除ロボットがお掃除し放題ではなかろうかと思います。
そして、小学校の机のごとく、モノを置くスペースを机の下に作ったことで、机の上に出すものが必要最低限で済み、机上のスッキリ感も保ちやすいという塩梅。(先日までは乱雑な机上だったのがブログ用の写真を撮るためにキレイになったという話もあるとかないとか)
机と棚の間は10㎝にしたのですが、机のサイズと同じサイズの棚なので、幅105㎝奥行65㎝高さ10㎝。
それだけあると結構な収納量になり、よく使うものは手前に、普段使わないようなものも奥に、という二重構造で入れられて使い勝手も良いので、これから家を建てる予定の方がいらっしゃれば造作家具と言う手もあることをおススメしたい次第です。
考えてみれば自分の机があるという状況が久しぶりで、実家を出てから15年の間は自分の机というものがありませんでした。
実家に居る頃でいったら、机の上は常に汚く数日前に食べたお菓子のゴミが置きっぱなしだったり、可愛いと思って買った雑貨が机の上に乱雑に置かれて埃かぶってたり、集中して勉強することに不向きでしたね。
40歳を過ぎてからようやく、こういう三方を壁に囲まれたようなお籠り感のあるスペースで机の上は何もないくらいが好きだし集中しやすいということに気が付いたので、もし小さいころからこの状況で勉強していたら末は博士か大臣かという秀才になっていたかもしれん。
たぶん気のせいかもしれん。
三方が壁に囲まれているとなるとなんだか暗ったくてやぁね、ということにもなりそうですが、目の前の木が引き戸になっておりまして、それをガラガラと右に開くとこれだぁ!
ハイ、電線ビュー。
でもね、夕日前後は綺麗なので太陽に感謝、太陽を遮る高い建物が無い田舎に感謝でございます。
遠き山に日は落ちて、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「頭巾」です。
また次回。