今日のこの1品。
半睡釜の飯炊釜です。
はんすいがまのはんすいがま、と読むのかしら?
我が家の飯炊釜は『いちょう』といううつわ屋さんで購入しました。
2014年に購入したっぽいので約8年使っているようですね。
今販売している飯炊釜は、取っ手部分が無くなり、羽釜のようなデザインになっていて、フタの上にしゃもじが乗るような仕様になっているようです。
http://www.ichou-jp.com/2008CURRY.htm
炊飯器からこのお釜に変えた直後は
「うん、なんとなく炊飯器で炊くよりもなんか美味しい気がする」
という感じのふんわりとした感じでした。
お釜で炊いたお米の方が美味しいからお釜で炊く、というよりは、お釜で米を炊くことによって得られる『ていないな暮らし』プレイに胸が高鳴るタイプからすると
こっちの方が確実にウマい!と言い切れるほどの差はないかな…
AとBどちらが飯炊釜で炊いたお米でしょう?と問題を出されたら当てられる自信はねぇです…
くらいの感じ。
ところで、お釜の良いところは何かと言いますと、保温機能が無いので、毎回米を炊く=毎回炊き立てごはんになるところだと個人的には思っております。
捉え方によってはデメリットにもなりそうな気がしますが、この8年毎回炊き立てごはんを食べ続けていた結果、自然とお米に対しての舌が肥えてきたような気がします。
保温機能でしばし放っておいたごはんとか、冷やごはんをチンして食べるみたいなことが皆無だったので、外食で食べる白米よりも家で食べる白米が美味しい!と思うことが増えてきた感じがあります。
外食よりも家でご飯を食べる回数の方がべらぼうに多いわけで、家で食べる白米が外で食べるより美味しいと思えることは幸せな気がします。
このお釜で炊くから美味しいのか、単純に炊き立てだから美味しいのか、そのあたりのバランスが分かりかねますけれども、もうわたしが炊飯器に戻ることはないであろう、ということは分かります。
だって可愛いんだもん!
使い方も簡単で
「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子が泣いてもふたとるな」
的な火加減も不要。
米と水を入れて内蓋をして、内蓋の穴と十字になるように蓋をして、最初からずっと強火でGO!
10分くらい経つとぐつぐつと沸騰してフタの周りに水が上がってくるので、フタの周り一周するくらい水が上がってきたら火を止めて、20分くらい蒸らしたらいっちょあがり。
わたしが使っている飯炊釜は2合炊きなので、だいたい2合の米を炊いているのですが、ごはんをおかわりして食べない限り1膳分くらいのごはんが余りますので、それは冷凍してチャーハンやクッパなどの白米として食べないレシピに変えて食べています。
電気が止まってもカセットガスコンロで炊ける心強さも好きよ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「マグカップトレイ」です。
また次回。