bookmark_borderDentaltorの糸ようじ

今日のこの1品。
Dentaltorの糸ようじです。

糸ようじを毎日使い始めたのはここ最近です。
以前は巻いてあるタイプのフロスを気が向いたら使う程度で、基本歯ブラシで磨くだけでした。
歯、というのは自分が気づかぬうちにだんだん動いてますよね。
それにより歯と歯の間が以前より詰まった感じがして、だんだんフロスが入りにくくなってきた場所があるなあとは思っていたのですが、ある日、歯の間に入ったフロスがにっちもさっちも動かなくなってしまいました。
その時は結局フロスがちぎれてなんとか取れたのですが、その一件があってフロスから糸ようじに乗り換えてみることにしました。
歯科衛生士さんによると、糸ようじよりもフロスのほうが歯の形に沿って使えるのと、常に新しい部分で歯垢が取れるのでおススメだそうですが、糸ようじの方が使いやすかったらそれでもいいですよ、とおっしゃっていただき、わたしは糸ようじを使っています。
そういえば、フロスを使っていた時、歯と歯の間ににグイっ↓とフロスを入れて、またグイっ↑と取ってというやり方をしていましたが、実はグイっ↓とフロスを入れたらスルスルっ→と歯の隙間から横に引くのが正しいやり方らしいです。でもそのやり方だと、常に新しい部分で歯垢が取れるというフロスのメリットに反しているような気がするのはわたしだけでしょうか。
あと、わたしは平均よりも唾液が多い方のようで、フロスをしていると唾液が出てきて、湿ったフロスを手に巻き付けるということにちょっと抵抗がある、ということも糸ようじにした理由の一つのような気がします。

今の住まいに引っ越す前は、以前住んでいた場所から近い歯医者に通っていたのと、会社の健康診断で歯科検診もあり、少なくても1年に一回は歯石取りや虫歯チェックをしていました。
健康診断の歯科検診で虫歯アリと言われなければ歯医者に行くことはないのですが、当時は会社帰りに電車のなかでほぼ毎回グミを食べていたので、高確率で虫歯が見つかっていました。健康診断で見つからなくても、グミを食べている最中にヒヤッとした歯痛を感じたり、グミを食べている最中に詰め物が取れたりして歯医者に行かざるを得なくなり治療してもらっていました。
今となってはグミを食べてなければ虫歯がかなり抑えられた気もします。

その後、健康診断で歯科検診がある会社は退職し、地元に家を建てて引っ越しました。
その間に歯が痛いということもなかったので、前回歯科検診をしてから1年と少し経っていたと思います。
そんな時に夫が歯が痛いと言い出して、歯医者に行くことになりました。地元はそこそこの田舎なので車社会なのですが、夫はペーパードライバーなので、わたしが運転して歯医者に連れていきました。
夫は初めてであるその歯医者は、わたしは地元に住んでいた時に通っていたことがあり、10年以上ぶりに訪れました。夫の治療が済むまで待っていようかと思ったのですが比較的空いてそうだったので、もし可能だったらわたしの歯石取りをお願いしたいと伝えて、やっていただけることになりました。
特に自覚症状も無かったので、虫歯が見つからなければ歯石を取ってもらって終わりというイメージでしたが、先生の口から出たのは
「歯石を取るとかいうレベルじゃないですよ」
という驚愕のお言葉。
虫歯をチェックするために撮ったレントゲンを指しながら
「ここ虫歯ね、ここの黒いのも虫歯ね、この奥歯なんて相当進行した虫歯ですよ、こっちもそう。ひどいね、コレ。ほんとに痛くないの?最後に歯医者行ったのいつ?」
という、確かにそれは歯石を取るとかいうレベルではないでしょうね、というワードのオンパレード。
夫の付き添いで来ただけであわよくば歯石取ってもらおうと思っていたわたしとしては理解が追い付かず
「えっと、1年くらい前だと思います・・」
と答えると
「えぇ?1年前だったらこの奥歯の虫歯は絶対あったはずだよ?レントゲン撮らなかった?」
という、暗にお前全然歯医者行ってなかっただろ?的な追い打ち。
すみませんが、1年ではなく1年半くらい前かもしれません、そしてその時にレントゲンを撮ったかどうか記憶にないものでそれはわたしではなく以前通っていた歯医者に聞いていただけます?と脳内でうっすら考えながら
「分かりません・・」
と答えて流されました。
思考停止に近いような状況で、そういえばここの先生だいぶSっ気が強かったんだったと思いだしたりしていました。
夫を送るついでに歯石取ってもらおうと思ってたのに、思ってたんと違う!となりましたが、とりあえず1本虫歯を治療され次回の予約をして帰りました。
もともと歯医者に行く原因となった夫の方は逆に大したことは無く、わたしの口内環境の悪化だけが露呈して納得いきませんでしたが、この口内環境を放っておくわけにもいかず、真面目に通うことにしました。

結局、相当進行した虫歯と言われたものはもう一度一緒にレントゲン写真を見ながら
「このレントゲンで見ると虫歯に見えるんだけど、自覚症状が無いということは虫歯じゃなくて以前直した虫歯の詰め物などの可能性もあるかもね。でもわたしは今まで20年くらい歯医者やっているけどこういう風にレントゲンに映る詰め物を見たことが無いので、詰め物とも断言出来ない。なんだろう?ほんとに不思議。でももし虫歯だった場合、このまま放っておくわけにはいかないので、虫歯じゃなかったらまた詰めなおしますので、一回削ってみるということでいいですか?」
とSっ気を抑えた分かりやすく納得できる説明をしてもらったので、その通りにしてもらうことにしました。

削ってみた結果、幸いにも虫歯ではなかったので一安心でしたが、まだ普通の虫歯治療があるので歯医者通いは続くことになりました。
フロスが唾液まみれになってしまうほど唾液が多めのわたしは、歯科助手さんが吸っても吸っても唾液が溜まり自分でも(ああまたツバが出てきた)と自覚しているのですが、自分で思うよりもだいぶ多めなのか
「唾液がすげぇっ」
とドS歯科医に言われる始末で、最終的に通うのがちょっと面白くなりました。

この時の、かなり進行した虫歯がある疑惑と、地味に痛いそれ以外の虫歯の治療もした結果、もう虫歯はこりごりという結論に至り、以来毎日せっせと糸ようじをしております。定期健診も3か月に一回通うことにして、出来たとしてもなるべく小さな虫歯のうちに治療するようにしています。

こちらの糸ようじはAmazonで購入しているのですが、パッケージがグッドデザインで糸ようじ自体も白でシンプルなので、気に入っています。
こちらもトイレットペーパーと同じように1年に1回まとめて購入の年買い。
そして糸ようじが使い終わったこちらの容器には実は第2の使い道があり、そちらもまたご紹介していきたいと思います。

ドS歯科医は同じ小学校の大先輩にあたります、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「綿棒」です。
また次回。

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