bookmark_borderWOOD YOU LIKE COMPANYのゼブラチェア

今日のこの1品。
WOOD YOU LIKE COMPANYのゼブラチェアです。

ウッドユウライクカンパニーは表参道にショップがありまして、たまたま通りかかったときに中を覗いてみたのが始まりです。
もともとこの近くにある洋服屋さんに通っていたので、近くにこの家具屋さんがあることは認識していたのですが、特に家具を必要としていなかったので今までは素通りしていました。

いきなり話が逸れますけれども、東京の地名というのはあってないようなもの、と言いますか指標になるものが多いので何を基準にするか難しいところですよね。
ウッドユウライクカンパニーで言うと、住所は渋谷区神宮前なんですが、最寄りの駅は表参道なので「表参道SHOP」となっています。
表参道という名前の住所は無いので、明治神宮へと続く表参道の両サイド一帯とか表参道駅付近をまとめて表参道と呼んでいる感じですね。
じゃあこの辺一帯は表参道よね、と思うとそこに出てくるのが「青山」というワードです。
先述のわたしの行きつけの洋服屋さんはウッドユウライクカンパニーと同じ通り沿いにあるのですが名前が○○青山店。
と思ってこの辺一帯の地図を見てみますと、○○表参道店、○○青山店、○○北青山店となかなか入り乱れております。
わたしの個人的な感覚で言うとこの辺は青山というイメージが強いですが、ピッチリと区画が分かれているわけでもないので、表参道でも神宮前でも特に違和感は感じません、が。
たまに、おやおや?と思うのはアパートやマンションなどの名前です。
やはり表参道とか青山とかの地名にはブランド力がありますので、その気持ちはよく分かりますが、ちょいちょいちょい、ここまで青山の地名を謳いますか、というところまで○○レジデンス青山などがあったりすると、もはや言ったもん勝ちなのでは?という気がします。
ブランド地名の名を借りたそれの最たるものが浦安に位置する「東京ディズニーランド」ということでおあとがよろしいでしょうか。

そうです、椅子の話です。
引っ越しに伴い家具を買うことになったので、家具屋さんを見て回ることが多くなってきました。
青山近辺で建築家さんおススメの家具屋さんなどを見て回り、そこまでグッとくるものが無いなぁと思いながら歩いていたら、ウッドユウライクカンパニーの前を通りかかり、そういえばここも家具屋さんだったわね、と入ってみることにしました。

ウッドユウライクカンパニーさんは無垢材を使っている家具屋さんなのですが、無垢ってよく聞くけど結局ちゃんとした意味が分からないと思っていましたが、木からそのまま削り出したのが無垢材のようです。木からそのまま削り出して形にしたのが無垢材で、小さな木材を接着剤でくっつけたりしているのが集成材。

この写真で言うと、椅子と床が無垢材、デスクが集成材です。

たまに無塗装の材木のことを無垢材と呼んでいるフシもあるような気がしていたのですが、とりあえず家具屋さんで売っているような無垢材にはオイルだったりワックスだったりの塗装がしてある感じです。
家を建てた施工会社さんに聞いたところによると、無塗装の無垢材というのは大変扱いに気を遣うらしいです。
床材を無塗装の無垢材にしたいとおっしゃった施主さんが居たそうで、無塗装の無垢材というのは汗がポタっとこぼれただけでシミになってしまうので、とにかく水分が大敵らしいのですが、生理現象なので大工さんに汗を一粒も垂らすべからずとも言えず、施主さんにも無塗装はやめたほうがいいのでは…?とお伝えしたようなのですが、大工さんの汗も味になるので無塗装がいいです!ということで無塗装の床を作ったことがあると言っていました。

そんなわけでこの椅子は塗装してある無垢材なので、ちょっとくらーいの汚れもーのならばー、拭けば大丈夫です。

このゼブラチェアは仙骨を立てるように座れるというのがウリで、いわゆる骨盤が立つ、というやつですかね。しっかりと深めに座ると自然と背筋が伸びて座れるようにアシストしてくれる感じです。
背もたれも絶妙なカーブと隙間のせいか背骨にぶつかって痛いという感覚もなく、スッと背筋が伸びるので良い姿勢を保つのにとてもいいなと思います。
椅子の脚の長さも座る人のひざ下の長さによって調節してもらえるので背が低めの方でも自分にちょうど良い椅子になっておススメです。

身長160㎝なのに自分のひざ下の短さを憎みます、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「衣類ケース」です。
また次回。

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