bookmark_borderグッドデザインと暮らす。カシオ電卓LATORA

グッドデザインは暮らしをちょっと豊かにしてくれます。

今回ご紹介するのは、カシオのLATORAという電卓です。

こんにちは。
スカタズケの夫の方です。

私は公認会計士をしていますので、電卓は友達!状態なのですが、最近は触れる機会がかなり減りました。
この電卓は私が監査法人に在籍していた時に使用していたものなのですが、今は主に妻が家計管理用として愛用してくれています。

私のような職業会計人が使用する電卓は、早打ちができて、かつ、12桁の計算ができるということが必須の条件となるのですが、この条件を満たす小洒落た電卓はあまりないように思います。

そんな中、この電卓は見た目も好みだし、早打ちもできるしということで、公認会計士として登録するための最後の試験(修了考査)もこの電卓で受けましたので、思い出の一品でもあります。
今は販売されていないようなので、残念なのですが。

今はスマホで計算されるという方が多いかと思いますが、電卓を叩くのが好きという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
普段電卓に触れる機会のない方でも、無心で電卓を叩きまくるとストレス発散になるかもしれません。その際は早打ちができる電卓の使用をおすすめいたします。

職業会計人あるあるとして、数字が並んでいるとつい合計したくなりがち、というものがあります。しかも、結構高速で叩きます。
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ、ターンッ!!!
って感じで、うるせーってなります(笑)
私の友人でも電卓早打ちの猛者がいますが、ブラインドタッチでイコール押すまで、電卓見てません。
私はちょっと不器用なので、いつまで経ってもそのレベルに到達できなかったのですが、建築家さんと施工会社さんとの家の打ち合わせをしている時に、電卓を叩くことがあって、さすがですね的な感じで褒めていただいて、嬉しいような恥ずかしいような気持ちになったのを思い出しました。

マイケル A. オズボーン氏が2013年に発表した「The Future of Employment」の影響もあってか、公認会計士試験や税理士試験の受験生も減少しているようですが、私自身、公認会計士ですが、それほど悲観していません。
多くの仕事がAI等のコンピューターに代替されることは避けられないのでしょうが、日本公認会計士協会も会計士がAIを積極的に活用していく未来を描いていますし、AIをうまく活用できれば、これまでのかなりの時間をとられていた事務作業から解放され、より会計士らしい仕事に専念できるように思います。

公認会計士は文系資格なので、私もAI等の分野に詳しくありませんが、職業的会計人は、AI自体を開発できなくても、文系AI人材として、AIをMicrosoftのOfficeを使用するのと同じようにユーザーとして活用できれば問題ないようにも思います。
とはいえ、これからの子供達はプログラミング教育が必須となる(なった?)ようですので、このままではマズいかもしれないということで、私もPythonの基礎ぐらいは学ぼうと、書籍やUdemyで購入した動画で勉強しています(最近はサボっているので、せっかく覚えたことを忘れてしまっていますが…)。
文系な私でも、Pythonの簡単なコードは書けるようになりましたし、プログラミングとはちょっと違うのでしょうが、簡単なチャットボットは作れるようになりました。

会計士試験の受験予備校の講師の方が、「公認会計士になって良いことは、一生勉強しなくてはいけないこと」と言っていて、当時はどんだけ勉強しなきゃいけないんだと思いましたが、今となっては、そりゃそうだなと思います。
このことは士業に限らず、どなたにも当てはまる事なのかなと思います。
今後は、簿記も含めた会計のことについても、このブログでご紹介していければと考えています。

100年後には、電卓もマボロシになっているようにも思いますが、もうしばらくはアナログな電卓を愛でつつ、時代の流れにもついていけるように勉強していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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