Levi’sの501

今日のこの1品。
Levi’sの501です。

ジーンズといえば、な王道な形であるリーバイス501。
リーバイス501と聞くと思い出す小ネタがあります。
以前働いていた店の店長が、10代の若かりし頃「ジーンズを買うならコレだ!リーバイス501!」的な雑誌の記事を見て、ほうほう501という形がおしゃれなんだ、とインプットしたものの、どこでどう記憶し間違えたのか、501ではなく510という形を買ってしまったというネタ。
思春期特有のおしゃれへの目覚めの感じと、よく分かっていないから間違えちゃう感じ、雑誌で見たのが510だと信じ込んじゃってる感じ、510穿いてるのツウっすよ!と店員さんに言われて舞い上がって買っちゃう感じ、いろいろ合わさって好きなネタです。

そんな501、何本かあるのですがこの写真の501が自分の中で一番古い501です。
確か、12年くらい前に横浜にあるライジングサンというイギリス系の古着屋さんで購入しました。
試着させてもらったら、こんなのが欲しかったというのを体現してくれたようなドンピシャで好みの形だったので即決で購入した覚えがあります。

ただ、レングスの長さに関してはイギリスのどなたかが穿いていた長さが日本人のわたしに合うはずもなく、長めだった裾をロールアップしてしばらく穿いていました。
元来の面倒くさがりにより、ロールアップしたまましばらく洗わずに穿いていたり、洗濯するにしてもロールアップしたまま洗濯してロールアップしたまま干すというのを続けた結果、その雑な性分が、普通は出来ないロールアップの折ジワという奇怪なアタリとして顕著に表れております。

そんなこともありつつ、購入からずっとコンスタントに穿いてきたので、丈夫が売りのジーンズとはいえ、いよいよガタが出てきまして何度となくお直しをしながら穿いています。

購入した当時はウエストが少しダボっとしていて腰で穿く感じが良かったのですが、だんだん年をとるとその穿き方がだらしなく見えてくるのもあり、もう少しウエストを高い位置で穿きたいという感じになってきて、腰のあたりからウエストにかけてタイトにしてもらいました。
お尻のあたりの布地も薄くなって擦り切れてきてしまい、そのまま穿くには際どい、というかもはやアウトな半ケツが見えるくらいの位置が破けていたので当て布をして穴をふさいでもらうこと4回。

でもすでに5か所目が破れていますのでまたお直ししないと半ケツをさらして四十路が街を歩くことになってしまい、危険です。
このジーンズがお陀仏になっても他のを穿けば良い話なのですが、お気に入りなのでなるべく長くお付き合いしていきたいなぁという思いもあり、いつか見切りをつける時が来るのか来ないのか。
女性で60代70代になってもジーンズ穿いている方ってかなり少ないと思うので、いつか「もうジーンズは穿きたくないわ」という時がくるのかもしれません。

まだまだジーンズ偏愛の40代は、年間300日はリーバイスのジーンズ穿いている感じです。
わたし個人の感覚で言うと、ボトムスに関して若い時ほどアイテム数が多かったです。スカートだけでも丈の長さの違いや、フレアかタイトかギャザーかみたいな違いで使い分けていたり、そのほかショートパンツやオールインワンなどのアイテムや白パンツやテロテロ系パンツなど。
それがまずスカートを穿く頻度が極端に減り、なおかつショートパンツの類も穿かなくなり、となるとジーンズの登場回数が増えるんですよね。
古着ブーム再来の時代のせいもあるのか、ジーンズを穿くとコーディネートが締まる感じがして、ここ数年は年間300日ジーンズという状態になっており、当初2本だったジーンズも9本へと増えて4倍以上の増というバブル状態。

ずっとカジュアル一辺倒でここまで来たので、このままカジュアルを着こなす50代60代になっていきたいと思いますが、若作りしているカジュアルみたいにならないために、ステキな腕時計とお上品なジュエリーが必須なような気がしています。

スイートテン、もとい、スイートトゥエルブダイヤモンドお待ちしております、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ヘアオイル」です。
また次回。

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