今日のこの1品。
赤田刷毛工業株式会社のキーボードブラシです。
我が夫はHHKBというところのキーボードを使っておりまして、そのキーボードに向いていますよ、というキーボードブラシのようです。
こちらは下になっている木の部分に重りが入っていて、起き上がりこぼし状態になっているので、ゴロリと寝っ転がってしまうことが無く、常にブラシ部分が上向きになっているものです。
木の手触りがすべすべしていて気持ちが良いのと、手のひらに収まりが良い形でサッサとブラッシングしやすく使いやすいサイズ感です。
スックと自立してくれてシンプルでグッドデザインなので机の上にポイっと置いてあるだけでも比較的絵になる感じかと思います。
キーボードって隙間とか結構汚れますよねぇ。
キーボード自体は触っているのでややテカテカしていて光沢を帯びている気がするので、それと相反して隙間には埃が溜まってきてそのギャップがまた汚れている度を増して見せているような気がします。
というわけで夫のHHKB用のキーボードブラシをわたしもたまに拝借してサッサカしています。
起き上がりこぼしは、転がっても起き上がる様から縁起が良いと言われているみたいなのですが、こちらのブラシも縁起にあやかっているのかもしれませんし、そうではないかもしれません。
ちなみに黒馬毛という馬毛を使っているそうで、黒馬毛が縁起が良いらしいです。
なぜ黒馬毛が縁起が良いのかは謎ですが、コシがある固めの毛なので埃は払いやすいかと思います。
ちなみにちなみにHHKBはカウボーイで言うところの馬の鞍として例えられているみたいで、カウボーイにとって馬は消耗品だけど鞍は体に馴染んだものだからどこまでも持って行くという話のようで、それに倣って我が夫は出社するときにこのHHKBのキーボードを持ち運んでおります。
ちなみにHHKBというのはハッピーハッキングキーボードというものなのですが、無刻印のキーボードがとてもグッドデザインでカッチョイイです。
でも、無刻印なだけにアルファベットのキーボード以外にもなにがどこにあるのかノーヒントがゆえ、ちゃんと配列が分かっていないと、キーボードを前にしてポヘェ~と白目を剥くことになりそうです。
パチパチと小気味良くブラインドタッチしている気がしていますが、意外と見ていないようで見ているので、まったくノーヒントになると結構分からないみたいですね。
それと同じことをバレエの先生が言っておりまして。
何人かで並んでバレエをしている子供たちは、見ていないようで前の子の踊りを見ながら踊ってしまっているようで、いざ自分が一番前になると踊れなくなってしまうみたいです。
わたしもいつも先生が前で踊るのをガン見していたので、ある時先生から
「すみません、わたしちょっと腰を痛めてしまったので、今日はお一人でやってみましょう」
と突如言われて、素知らぬふりをして
「…はい」
と答えつつ内心は
(やべぇやべぇ、なんとなく先生を見ながらやっていてチンとも頭に入っていないことがとうとうバレる時がやってきた…)
とワナワナしていたのですが、おそらくそれを悟っていた先生が、動きでレクチャーしない代わりにいつもと同じ言葉をかけてくれいたので事なきを得ました。
見ていないようで見ている、というのはご近所の方にも言えるようで、先日今までに2回くらいしか会ったことない近所のおばあちゃんから
「いつもカッコいいアタマしてるねぇ!どこのパーマ屋行ってるん?」
と聞かれました。
美容室のことをパーマ屋という昭和あるあるに久しぶりに遭遇しました。
意外と見られている、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「ペットボトルホルダー」です。
また次回。