カナダのニット帽

今日のこの1品。
カナダのニット帽です。

ラブレター、もとい、ニット帽フロームカナーダー。
たぶん、15年くらい前に父がカナダに旅行に行った際にお土産で家族全員分を買ってきたニット帽。
それまで両親の旅行のお土産に心躍ったことがなく
(お土産いらねぇからその分の金をくれ)
と心の中で思う性悪娘だったのですが、このニット帽は個人的に大当たりでとても可愛くてお気に入りなので毎年使っております。

普通にファッションアイテムとしても使っていましたが、地元に引っ越してきてからは冬場の犬の散歩に重宝しています。

北関東である地元は「赤城おろし」と呼ばれる赤城山方面から盆地に吹きすさぶ冷たい強風が存在するのですが、そのパワーのすごさと言ったら高校生の時にミニスカートで太もも出して自転車を漕いでいると、かまいたちに切られたように皮膚に細かい傷が出来るというほどのものでございまして、そのすさまじい強風が冬場は毎日のように吹き荒れていて、結べる長さの髪型ならまだしも結べない長さのボブの今、そのまま強風の中へ出ると自分の髪がかき乱されて視界を遮ることともなるので、ニット帽が必須なところがあります。

犬の糞を取るためのビニール袋にトイレットペーパーがセットされたウンコ袋を手に嵌めて散歩に行き、糞をする体勢になったらウンコ袋を嵌めた手を尻の下に差し出してダイレクトキャッチしているので、うっかり自分の手に犬の糞がついて反射的にげんこつを食らわせないためにも視界がクリアになっていることは重要です。

あと、皮膚を切り裂くくらいのあまりの風の冷たさと強さで耳が取れるんじゃないかと思いますが、これをかぶってしまえば風で髪が乱れることもなく耳まで暖かいので赤城おろしへの防寒対策もばっちりです。

100%ヴァージンウールという表記になっておりますが、ヴァージンウールについては諸説あるみたいでちょっとよく分かりませんでしたけれども、つけ心地としては風を通さない感じでとても暖かいです。
隙間のあるようなざっくり編みではなくギチッと編まれているので頭のスースー感が無くホカホカです。

言っても、頭はわたしの多毛に守られているので冷えと言う意味ではそこまで感じないのですが、耳が冷えすぎると頭が痛くなってくるのでニット帽をかぶることで耳の冷えが防げることは大きいなぁと思っております。

色合いもわりと地味色なので年を重ねてもそんなに違和感がないような気がします。
あと、ニット帽の上ってだいたいポンポンみたいなのがついているのが多いですよね。
あれはあれで可愛いのですが、スキー帽感が強くなってしまう気がしていまして、これはポンポンではなくて三枚のプロペラみたいなデザインになっていてそれもまた可愛いなと思っています。

新しいアイテムを身に着けるのもテンションがあがりますが、こういう長年のお気に入りがあると
「今年もこのニット帽の季節が来たか~」
という毎年恒例感があり、それはそれで楽しくていいなぁと思います。
今後とも末永くよろしくお願いしたいところです。

家族全員に支給されたこのニット帽、たぶんわたししかかぶっていない気がします、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「領収書入れ」です。
また次回。

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