今日のこの1品。
DAIKINの壁埋込形エアコンです。
我が家が家を建てたのは2019年。
夫の両親との二世帯住宅なのですが、完全分離に近いタイプの二世帯住宅なので部屋数が多めでエアコンは全部で9台ついています。常に使うところだけにしようかと思いましたが、結果的に9台すべて壁埋込形にしました。
家を建てる時に出てきたエアコンをどうするか、という問題。
わたしたちが設計をお願いした建築家さんが過去に設計した家の写真を見ていると、だいたい埋込形エアコンでした。
エアコンに注目してみていたわけではなかったのですが、エアコンが埋込形だと部屋の印象がとてもすっきりしているのです。
かと言って、初めからこの壁埋込形にしようと決め打ちしていたわけではなく、壁から出っ張っているタイプのエアコンも合わせて検討していました。
が、しかし。
年々暑くなっていっている気がするこのご時世に、エアコンは絶対的に必要だと思うのですが、いかんせん部屋の中で悪目立ちするのが気になっていました。
エアコンというものはそういうものなのでしょうがないとは思うのですが、特に最近のエアコンは前へ前へと出っ張っているものが多くて、もう少し薄いデザインのものは無いかしら?と思っていました。
もともと個人的に家電があまり好きではないのもあり、壁に突如として出っ張っているエアコンがどうしても気になる。
性能重視のエアコンだと、おそらく壁から25㎝くらい前に出っ張っているものが多いと思います。詳しいことは分かりませんが、製品上前へ前へと出っ張っている方が良いんでしょうね。
まだエアコンの形が真四角とかだったら、わたしとしてはグッドデザインでいいなと思うのですが、だいたいのエアコンは横から見るとリーゼントみたいな形をしています。
・・・どうしても気になる。
すっきりしていてわたし的グッドデザインの何かいいエアコンは無いだろうかと色々見ていくと、その中でもダイキンのリソラというシリーズは比較的薄めで真四角に近いデザインでこれならいいかもしれないと思いました。
ただ、真四角のデザインはほかのエアコンとは一線を画していてとても良かったのですが、色が気になります。色というか、柄というのか。
お風呂の壁とか冷蔵庫とかシステムキッチンの扉のパネルとかもそうなんですが、真っ白って意外と探すのが難しいんですよね。
真っ白と見せかけてパールホワイトだったり、細かい線がシャシャシャシャッと入っているタイプの白だったり。
メーカーとしては、たぶんキズとかが目立ちにくいとか、高級感があるとか良かれと思ってそういった白を選んでいるのだとは思います。
が、しかし。
・・・どうしても気になる。
というわけで、エアコンの機能は二の次でデザイン重視で何かと気になってしまうわたしたちのようなタイプは、やっぱりエアコンは埋込形だな、となりました。
埋込というと天井タイプか壁タイプかになるのですが、天井は天井でオフィスみたいな雰囲気になりそうだし、住宅につけるには大げさな感じもします。
となるともうこれしかありません。
妥協による消去法で決めたような感じがしますが、否、積極的消去法です。
「A君は性格いいけど見た目が嫌い、B君は性格も見た目も中の上だけどファッションセンスが嫌い、だからC君でいっか」
ではなく
「C君が好き!でもA君も性格がいいんだよな、B君の見た目も結構好みなんだよな・・。ううん、でも!わたし、やっぱりC君が好き!」
のやつです。
おやおや?
うまいこと例えるつもりが、おかしなことになりました。
A君B君C君の3人ともが自分のことを好きという前提で選んでいる、仲良くなりたくないタイプの女が2人出来上がってしまいました。
そもそも壁から出っ張ったタイプのエアコンも、ダイキンのリソラもダイキンの壁埋込形エアコンも、わたしに選んでほしいとお願いした覚えはないはずです。
わたしが部屋がすっきりして見えるこちらの壁埋込形エアコンを一方的に選んだだけなので、勘違いも甚だしいです。
ダイキン以外にも三菱やパナソニックでも壁埋込形のエアコンが出ていますが、C君、もとい、ダイキンの壁埋込形エアコンの木枠のデザインが一番すっきりしていると思います。
C君、第一印象から決めていました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「プラスチック容器」です。
また次回。