インドのドアベル

今日のこの1品。
インドのドアベルです。

たしかスパイラルマーケットで購入したような遠い記憶…。
たまにライフスタイルショップを覗くといろんなところで取り扱っているのを見かけるこちらの鈴?ベル?ドアベル?ですが、とてもいい音色です。
このドアベルの、良く言えば素朴、悪く言えばテキトーな手作り感みたいなのも何とも言えないあたたかみがあるのですが、音色にもあたたかみがあります。
ベルの部分は鉄の素材で、中に入っている棒みたいな部分が木で出来ているので、金属同士よりも優しい音に感じるような気がします。
サイズが3つあって、我が家にあるのは一番小さいタイプだったかな。

https://foglinenwork.com/fs/foglinenwork/gr139-04/IMA927S

フォグリネンワークさんのオンラインショップで売っているのを見つけましたが、一番小さいSサイズは330円。おーてーごーろー。
ドアに付けるとこんな感じのサイズ感。今までなんとも感じていませんでしたが、改めて写真で見てみるとなんかベル小さくね?ということで、もっと大きいサイズも欲しくなってまいりました。

ドアベルってドアの外にあるもののような気がしますが、内側につけていて外出時に夫が鳴らすというのがルーティーン。
1度で音が満足しないと、チリンチリンとキレイな音が鳴るまで数回繰り返すこともあり、無事に帰ってくるためのゲン担ぎ的なことになっています。

音の出るものって邪気を払ったり魔除け的な意味があったり、気の流れを良くするということもあったりするようですね。
神社で参拝の時に鳴らす鈴も「その音色で参拝者を敬虔な気持ちにするとともに参拝者を祓い清め、神霊の発動を願うもの」とありますので、それを個人サイズに落とし込んだのがドアベルということでしょうか。
わたしは夫が何回か鳴らしているのを敬虔な気持ちで聞くことが時と場合によっては困難であり
(何回鳴らしてんだよっ!)
と脳内でディスったりしています。
神霊の発動はまだまだ遠そうです。

以前スポーツジムに通っていた時にヨガのクラスがありまして、そのヨガのクラスの終盤にシャバアーサナという寝っ転がって頭をからっぽにして無になる時間があるのですが、シャバアーサナを終わりにしますよという合図でチーンという非常に良い音色が響きます。
あの音はいったい何を鳴らしているんだろう?と、終わった後にヨガの先生のマットを見ると、小さなシンバルみたいな形のものが置かれていたのですが、あれからあの音がするとはにわかに信じがたく、薄目を開けて音の正体を探ろうとしたりしていたので、頭空っぽの無の状態からは程遠く、そこでもやはり敬虔さが足りていなかった模様です。

ヨガのチリンチリンはティンシャと言う名の法具だそうです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「揚げ物用鍋」です。
また次回。

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