グッドデザインは暮らしをちょっと豊かにしてくれます。
そして、永く愛されたグッドデザインはロングライフデザインとなって、その時代に生きる人たちの暮らしも豊かにしてくれます。
1988年に登場したニューバランスM996は、私の暮らしをちょっと豊かにしてくれています。
こんにちは。
スカタズケの夫の方です。
Instagramでは、私たち夫婦と暮らしているグッドデザインのモノをご紹介していますが、今後数回に渡って、私が愛用しているグッドデザインのモノをご紹介していければなと思っています。
シンプルに暮らすというと、まず、モノが少ないイメージがわいてきますが、より満足度を高めるためには、単にモノが少ないという状態ではなく、限られた数の愛すべきモノに囲まれて過ごすということがいいのではないかと思っています。
ここ８年くらいは、私のおでかけ用のスニーカーは、このニューバランスM996だけです。
見た目、履き心地、そして、MADE IN USAに心を奪われてしまったのです。
（高校生の頃、Made in USAの古着を着ているだけでおしゃれになったような気がしていた、あの頃の気持ちが今もここにあります。）
海外にも一緒に行きました。
クロアチアのドブロブニク旧市街、ニュージーランドのテカポの星空、アイスランドの大自然、ポルトガルのロカ岬、ジョージアのトビリシ散策など、初代M996と今のM996とともに、たくさんの思い出を共有してきました。
基本的にどの海外旅行の写真にも、僕とセントジェームスとM996がいますので、季節が同じ場合には、同じコーディネートの僕がいます。
私は、流行りのモノではなく、グッドデザインの定番（ロングライフデザイン）をながく使いたいので、出逢ってお気に入りとなってしまうと、一途に愛します。
グッドデザインの定番モノは、ちょっとお値段が高いことが多いのですが、流行に左右されず、ながく使うので、むしろ経済的にはかなりお得ですし、妥協してちょっと安いモノを買うよりも満足度が高くなると思います。
例えば、企業が設備投資をする際、その設備が陳腐化するリスクや取替・更新の費用を考慮し、総投資額に対する成果を総合的に判断して、投資の意思決定をしているはずです。
この考え方を家計にも取り入れていただくと、無駄遣いが減り、生活の質が向上するかもしれません。
PCや携帯電話など、必ず陳腐化するモノもあれば、ロングライフデザインのモノのように陳腐化せずに永く愛されているモノもあります。
品質が良く、ながく使えるロングライフデザインのモノは頻繁に買い替える必要がなく、また陳腐化のリスクも低いため、多少値段（イニシャルコスト）が高くても、十分投資するに値します。
一方で、例えば、今後の近い未来に技術革新が起こりそうなモノ（5G対応の携帯電話や電気自動車等）については、一度購入してしまうとそう簡単に乗り換えることができないため、陳腐化リスクを考え、現時点での購入を一旦見送るという選択をするということもありだと思います。
無駄遣いを減らすことで、今までは諦めていた質の高いモノを購入できたり、他に欲しいモノへの購入資金へ回せたり、その意味でも、限られた数の愛すべきモノに囲まれたシンプルライフは、暮らしをちょっと豊かにしてくれると思うのです。
日常的な無駄遣いを減らす取り組みの一環として、私たちは“年買い”という買い物方法をおすすめしています。
詳しくは、Kindleで出版しております“年買いのススメ”をご覧いただけると嬉しいです。
Kindle unlimitedでもお読みいただけます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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