今日のこの1品。
ガラスの欄間です。
2019年11月に出来た我が家。
その我が家に多用されているのがガラスの欄間でして、コレがいい仕事してくれます。
欄間とはそもそも
『天井と、鴨居または長押との間に、通風・採光のため格子や透かし彫りが取り付けてある場所』
とありますので、我が家にあるガラスははたして欄間と言っていいのかどうか分かりませんが、とりあえず欄間以外にしっくりくる呼び名が無いので欄間とさせていただきます。
通風はゼロですけどね。
通風に関してはお口チャックで口をつぐみますけど、採光という点に置いてとても良いです。
昼間は太陽光が届きますし、夜は電気の光が漏れるのでガラスの欄間が無いと暗いはずの廊下もイイ感じにぼんやりと明るくなってくれます。
わたしたちが所望したわけではなかったのですが、建築家さんがガラスの欄間を得意としていて我が家にもデザインしてもらった感じでして、これがあるのとないのとでは家の印象をだいぶ左右しそうなので、ガラスの欄間ありきの家だったなと改めて思います。
玄関の上もガラスの欄間。
玄関が木製ドアで、ドア自体では採光出来ないのですが、ガラスとのバランスが好きで、玄関が北側なのですがわりと太陽光のおこぼれで明るいので気に入っています。
欄間乱発ゾーン。
前後左右四方がガラスの欄間。
我が家の中で一番涼しい、悪く言うと一番寒い夫の書斎から撮った写真となっております。
そして、欄間とともに部屋の扉がオール引き戸で壁の中に収納されるようにしたので、扉をあけ放った時にスッキリ感があることも大事なポイントです。
最初の写真の扉を開け放つとこんな感じになります。
冷暖房を使わないときはわりと開けっぱなしなので、開放感もあっていい感じです。
扉を閉め切っていたとしても、欄間がガラスで抜けていることによってあんまり圧迫感を感じないかもです。
家づくりって難しいけど楽しいので、友達が家づくりの間取りを迷っていると言って見せてもらったりすると我がことのように楽しくなってしまい、ここをこうしたらこう良くなる、いや、こっちの案もいいなとワクワクしてしまいます。
車で走っていたりしてステキな家を見つけたりすると、ピンポンを押して建築家さんの名前とかもろもろ聞きたくなっちゃうんですが、自分の家に突然知らない人が来たら居留守を使ってしまいそうですし、
「このひと、何しに来た…?」
と訝しんでしまいそうなので、変質者にならないためにも突然のピンポンは棄権しています。
渡辺篤史さんのアシスタントになりたい、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「お茶カゴ」です。
また次回。