今日のこの1品。
MARNAのバススツールです。
え?もしかして、コレもう売ってないの?
正式名称を調べようと思ってマーナのホームページを開いたところ、この商品が載ってないです…。
グッドデザイン賞受賞の情報は出てくるのですが、
『現在「MARNA60シリーズ」として発売しております。』
と言う情報以外載っていなくて、MARNA60で調べてもよく分からないし、買えるところが無いように思われます。
1990年から販売していて、グッドデザイン賞も受賞していて、グッドデザインのロングセラーという素晴らしいお風呂椅子だと思うのですが、何が起こったのでしょう。
今使っているものが壊れたとしても、絶対またこれを買う!というお気に入りのお風呂椅子なのですが、壊れたら買えないなんてガクブルガクブル。
のっけから、わたし的にとても衝撃が大きいのですが、気を取り直しまして。
オホン。
このバスチェアの何がいいかと言うと、まず浴槽に引っかけられる点です。
これです、コレコレ。
お風呂場って湿度100%的な状況になっているので、終わることのないカビとの闘いというのが繰り広げられると思うのですが、床に置くものがなくなるだけで、スッキリ感がハンパなく非常に快適です。
そして、グッドデザイン賞を受賞しているだけあって、この無駄のない造形。
デザインってシンプルにするほうが難しいと想像するのですが、それはシンプルならなんでもいいわけではなくてシンプルの中にキラリと光るデザイン性を込めるそのバランスが難しいと思うからでありまして。
それでいくとこのバスチェアはシンプルでありつつ、同じような白いシンプルなデザインのバスチェアが並んでいたとしてもすぐに見つけられる唯一無二の個性も潜んでいて、非常にイイ!と思うのです。
上から見てもただの丸のこのシンプルさ。
シンプルだけど座面が真っすぐではなくてカーブを描いておりますので、座り心地ももちろんイイ!です。
この真ん中の穴は、このマーナのバスチェアに関わらず、開いているものが多いと思います。
無くてもいいのでは?と思ったこともかつてはありましたが、お風呂の椅子としては必需というか、穴があるほうが確実に良いかと思います。
温泉とかで穴が無いタイプの椅子に座ったりすると、座面に水がうっすら溜まっているので、座った途端にケツがスリップしてヒヤッとした経験がございます。
というわけで、世の中にはもうこれ以上いじる必要が無い完成されたデザインのものが多々あるかと思うのですが、このバスチェアもその部類でなんも変えなくてもベストオブバスチェアだとわたしは思うのであります。
絶対再販したほうが良いに決まってる、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「洗濯ネット」です。
また次回。