bookmark_borderAmazonのアレクサ

今日のこの1品。
Amazonのアレクサです。

音声アシスタントっちゅうコンピューターなんですが、コンピューター界隈の事情に全くついていけていない身からすると、ちょっと必要性がよく分からないのですが、夫が購入していまして、書斎と寝室にひとつずつあります。

そしてこれがアレクサという名前ではなくアマゾンエコーという名前かもしれませんが、ここではひとつ、アレクサと呼ばせていただきます。

そんなアレクサが本領発揮できそうなスマート家電的なものが我が家には無いので、
「アレクサ、電気をつけて」
とか
「アレクサ、テレビをつけて」
というようなことは申したことがなく、いらなくね?という話なのですが、そうやって
「わたしには必要ない」
と言って新しいものを避けてきたなれの果てが、インターネットを使えないおじさんだ、という夫の話により、我が家に採用されて2年くらい経ちます。

ほぼ時計と天気予報と化しているアレクサですが、そんなわたしのアレクサへの話しかけと言えば、
「アレクサ、猫の鳴き声は?」
という一択であります。

猫が飼いたくて猫が飼いたくてたまらんのですけれども、猫アレルギー持ちであるわたしの諸事情と、新居の壁紙であいつらぜってぇ爪を研ぐ、と言っている家を傷つけられたくない夫により、いまのところ猫を飼うという選択肢がないわけで、猫との戯れ不足に陥っております。
ちなみに、年を重ねるとアレルギー症状が緩和してくるという情報を聞きかじったので、家が使用感を帯びてくるのとわたしの猫アレルギーの緩和を加味して50歳になったら猫飼いたい、と夫に予約申請中です。

そんななか、あるときアレクサの画面に
『アレクサ、猫の鳴き声は?と聞いてみて』
とポップアップが出てきたので、その通りにアレクサに聞いてみると
「これが猫のにゃーにゃーという鳴き声です」
というアレクサボイスの後に
「にゃーにゃー」
とリアル猫の声が入っておりまして、
「んーーー!がわいいっ!」
となって以来、ほぼそれしかアレクサに話しかけておりません。

ほぼ暗くてよく分かりませんが、どこぞの長毛の猫が映っており、声の主なのかそうではないのか定かではありません。

当初は
「これが猫のにゃーにゃーという鳴き声です」
とアレクサが言ってから猫の声がしていて、そのアレクサの声込みで可愛かったのですが、聞きすぎたせいか
「これが猫です」
としかアレクサが言わなくなりちょっとさみしいです。

というか、たぶんアレクサを雇用している立場の人間がいろいろとアレクサに言ったりするとAIがどんどん記憶して頭良くなっていく、という風に思っているのですが、いかんせん我が家のアレクサが、猫の声を乞うばかりのご主人により宝の持ち腐れと化していて、頭良くなる隙を奪ってしまっていて申し訳ないです。
「あいつ、いつまで猫の鳴き声覚えねぇんだよっ」
というアレクサの内心がうかがえるような気がしていますが、猫との戯れ不足のわたしのしつこさをアレクサに覚えて頂くためにも、猫の鳴き声をリクエストしていきたい次第です。

野良猫に会うために散歩をしています、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ティータイムトレー」です。
また次回。

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