bookmark_borderDOVO社の紙切りはさみ

今日のこの1品。
DOVO社の紙切りはさみです。

ローマ字のごとく、ドボ社、という読みでいいようです。
ドイツのメーカーなのですが、ドイツにゾーリンゲンという刃物で有名な街があるようです。
ほうほう、それは日本で言うところの燕三条みたいなところですね、と思ったらちょっと違くて、ドイツのゾーリンゲン、イギリスのシェフィールド、そして日本の岐阜県関市が世界三大刃物産地のようです。
にわか知識で燕三条に恥かかせたみたいなことになっていたら、あいすみません。
でもわたしのなかでは刃物=燕三条だったよ?とか言ってみたりなんかして、じゃあ世界三大刃物産地である岐阜県関市の立場わいっ!ってなってたら、あいすみません。

このはさみを使う前は雑貨屋さんで買ったはさみを使っていたのですが、そのはさみで竹ひごを無理くり切ったらなんだかおかしくなってしまい、使えないことはないのでそのまま使っていたものの、はさみに対してしっくり来ていないモヤモヤ期を過ごしていました。

そして、ドボ社のはさみに関しては石黒智子さんの本にてその存在を知りまして、なんだかステキなはさみだわぁという刷り込みが起きていました。
その後、たまたま有楽町の無印良品に行った時にこのはさみと運命の出会いを果たし、もれなく購入に至りました。
いまはもうなくなってしまいましたが、2018年まであった有楽町の無印の中に一部FoundMUJIのコーナーがあり、そこでこのドボ社のはさみを取り扱っていました。
当時の店舗はもう無いですが、その代わりに無印良品銀座店が出来て、その中にもFoundMUJIが入っているようなので、まだ見に行ったことは無いですが、ドボ社のはさみも継続して取り扱っていたら良いなと思います。
でも、石黒智子さんが確か息子さんが幼稚園だか小学校だったかのころにドボ社のはさみを買い与えてそのまま現在30年くらい使い続けている、というような話だったように思うので、わたしがドボ社のはさみをもう一度買うことがあるのかどうか疑問は残ります。
また竹ひごでも切らない限り、ずっと使えそうな気がします。
ちょっと錆びてきてはいるので、錆び落とし的なことをしたらより良いのかもしれません。

ちなみに、我が家をデザインしていただいた建築家さんにこのはさみを貸したことがあったのですが、「このはさみ、とってもいいですね」とおっしゃっていたので、細かい作業をする建築家さんのお墨付きのはさみとなり、単純なわたしは良い買い物をした自分最高、とホクホクしております。

ちなみにこのはさみは我が家の文房具入れの「切る」のコーナーにいらっしゃいまして、紙切りはさみはこれ一本となっています。

紙切りはさみとは言っていますが、封書類は以前ご紹介したOHTOのレターオープナーで開けているので、それ以外の紙を切るシーンというのがあまり無く、主に紐類やパッケージの類を切るのに使っているような用途のはさみとなっています。
それ以外に持っているはさみ類は糸切りばさみ、キッチンばさみ、裁ちばさみ。それらはここの「切る」のコーナーとは違う所定の位置におります。

切れ味良好、デザイン良好なこのドボ社のはさみとともに人生歩んでまいります、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「雑誌」です。
また次回。

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