bookmark_borderSTANLEYのベースキャンプクックセット

今日のこの1品。
STANLEYのベースキャンプクックセットです。

スタンレー、ウラギラナイ。

キャンプを始めた当初、このクッカーセットの存在を知っていたのですが、こういう「これひとつでなんでもついてますよ」みたいなセットっていかにも素人っぽいし、結局使わない物も多くて無駄だしカッコ悪いよねぇ、なんて思っていた当時のわたし、頬を出せ!往復ビンタだバカ野郎!という心境です。

初めからこれを買って入れば他のものを買わずにシンプルに済んだのにねぇと今となっては思います。

キャンプと言えばシェラカップでしょ、と思って、そしてキャンプの器と言えば軽さが正義でしょ、とチタンのものを選んだりしていたのですが、シェラカップって、たぶん本気で山に行く人とかはリュックにぶら下げられるとか利点が多いかと思うのですが、オートキャンプがメインとなりますと、あの取っ手が意外と邪魔という想いが頭をもたげてきまして、収納という点では取っ手が無い方が、もしくは取っ手が折りたためるものの方が吉でして、なんか雰囲気でシェラカップを用意してみたけど別に要らなかったかもしれない、と思い始めていました。

先輩キャンパーの人に聞いてみても、
「結構最初選んだものとか失敗も多いよ」
みたいなことを言っていて、なるべく「この買い物失敗だったなぁ」という想いをせずに、自分が気に入るものに出会うまでの道を回り道ではなく最短コースで行きたいねんと思っていましたが、コースアウトして回り道しながらここに戻ってきた感じです。
やっぱりコレだったな、と。

これ、どれをとっても非常に使えるシロモノでして、とても考えられているように思います。
蓋を開けると一番上がフライパンなのですが、ギリギリまで詰まっています。

お皿も深皿もフォークスプーンも4つずつ付いていて4人用なので、夫婦だけのわたしたちにとってはトゥーマッチだと思っていましたが、まず非常に省スペースで収納できるように考えられているので4人分だろうと邪魔にならないサイズ感ということと、夜面倒くさくなってお皿とか洗わずに寝たとて、朝食用で使える皿が残っているので、その辺も非常にいい塩梅です。

このお鍋の中にすべてのものが収まっているのですが、何が入っているか羅列していきますと
・鍋
・フライパン
・フライ返し
・お玉兼とりわけスプーン
・深皿4枚
・平皿4枚
・まな板
・フォークスプーン4本
・鍋敷き
・水切り
というわけで全部で10種類入っているんです。

フライ返しとお玉は分解できるようになっているので、深皿の中に納まるようになっておりますね。

これだけのものが鍋ひとつに収まるってスゴイ。
とても合理的で、しかもグッドデザイン。
しかも鍋のフタには水切りが出来る穴が開いておりまして、湯切りも出来ちゃうという。
以前キャンプで無印良品のパッタイを作ろうと思ったのですが、麺を茹でた後に湯切りするためのザルが無いということに気づき、じゃあパッタイは家に帰って作ればいいや、と思って諦めた経緯があったのですが、この鍋のフタで湯切り出来るからパッタイ出来たじゃん、と思いました。

そして、こういうぴったり収まっているものって、収まっている状態から出していくと元に戻せなくなるパターンがあるあるかと思うのです。
「おっかしいなぁ、入っていたものを出しただけなのにどうして入らないの?」
となる場合が多く、出したときの順番を逆再生しないと入りきらなくなるのですが、出す時はそんなこと考えて無くて、どうやって入っていたかおぼろげな記憶をたどってみたけど結局ちんとも記憶が頼りにならない、みたいなことになるのですが、これは何とフタに入れる順番が書いてあるというではありませんか。

最高かよ。
親切!
この通りに入れて行けば間違いなく収まるってもんです。

唯一、最後のフライパンを被せるのがちょっとコツがいりますけれどもそれ以外はすんなり収まってストレスフリー。
これぞ、考えた人スゴイわ。

キャンプ始める人、全員買った方がいいと思う、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「最中」です。
また次回。

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