bookmark_border株式会社サンクラフトのシャープブレッドナイフ

今日のこの1品。
株式会社サンクラフトのシャープブレッドナイフです。

パン切り包丁は実家で使っていたことがあったのですが、ここ20年くらい使っておらず、久しぶりに手にして使ってみたら
「おいおい、めっちゃ楽にパン切れんじゃねぇかよ」
と驚きまして、パン切り包丁のすばらしさを再認識致しました。

たまにパン屋さんで食パンを買っているのですが、今までは普通の包丁で切っており、まぁ切れないことはないけど比較的パンは潰れがちよね、という感じでした。
ふつうの包丁だと一発目がなかなか入らないのよね。
一度刃が入ってしまえばそれなりに切れるんだけどね。
まぁそれでも、柔らかい食パンというよりは少しハードめの食パンなので、そこまでぺしゃんこになるわけでもなくイケていたのですが、ふるさと納税でパン切り包丁があったので、せっかくだからクオリティオブライフを上げようということで、刃物の街、岐阜県は関市の返礼品で頂きました。

大波と小波という2種類の波刃が同居しておりまして、先端の大波でハード系のパン、持ち手側の小波で食パンやロールケーキなど柔らかいものが切れるという仕様のようです。
やっぱりね、餅は餅屋、パンにはパン切り包丁ですね。

わたしはまぁまぁパンが好きなんですが、ありがたいことに片田舎でもそこそこ美味しいパン屋さんが近くにありまして、だいたい行動範囲の中に8店舗くらいあるのですが、だいたいそのうちの2店舗によく訪れています。

なんとなく買うパンが決まってきているので、行くと
「おお、あったあった、コレコレ。あとアレとソレと…」
とトレーに乗せていくのですが、いわゆる総菜パン的なものを買うことが多くてですね、意外とシンプルなパンってそんなに買ってないかも、と思って、せっかくパン切り包丁もあることですし、と先日バゲットを買ってみました。

うすうす気が付いておりましたが、わたしの好きなパンはどうやらバゲットですね。
今までパン切り包丁が無いことにより、バゲットを買うという選択肢を自ら無くしていたような気がするのですが、大手を振るって固いパンが切れるようになった今、買うべきはバゲット。
いままでのバゲット不足を補うべくバゲット。

なんてったってバゲットは飽きない。
オリーブオイルと塩があればエンドレスでイケそうな気がする。
以前に夫と、大食いに挑戦しないといけなくなったら何だったらイケるか、という話をしていた時に夫は「俺は蕎麦」わたしは「んじゃ、素麺」と言っていたのですが、素麺からバゲットに訂正した方がいいかもしれない。
早食いは無理だけど、淡々と時間をかけるタイプの大食いだったらイケる気がする。
そして、淡々と時間をかけるタイプの大食いだったら比較的だれでもイケるという話もあるとかないとか。
それはもはやただのダラダラ食いの食事だとかそうでないとか。
そんなバゲットのほかにも練乳が入った甘~いパンとか、チーズがゴロゴロ入ったしょっぱいパンとか好きなものもたくさんありますが、バゲットのシンプルさったら無いですね。

このパン切り包丁があることにより、生活の中にバゲットが取り込まれることとなり嬉しい限りです。
スイスイとノンストレスで切れるので、面白くなっていくらでも切ってしまい、食べる分だけ切れば良かったかもと思いつつ、結局切った分全部食べれちゃうというサイクル。

わたしたち世代はハード系のパンにもある程度馴染みがありますが、おそらくわたしたちの親世代はパンと言えばフワフワという認識があるせいか、ハード系のパンを好まない傾向があるような気がします。
近隣パン屋のうちの1店舗はゴリゴリに固いパンしか置いておらず、フワフワだと勘違いして買う方がいないように
「うちのパンは石みたいに固いです」
という注意書きがしてあり、親切だわぁと思います。

一方わたしが小さいころから行っていたパン屋さんに、30年ぶりくらいに行ったら、いまだにサンドイッチ120円とかで売っていて、マジ泣けたっす。
バゲットなんて絶対に置いていないタイプのパン屋さんですが、DNAにうまさが染みついているパンで閉店してしまったら悲しすぎるからコンスタントに買いにいこっと。

みんな違ってみんないい、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「赤ペン」です。
また次回。

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