bookmark_border製図用のトレーシングペーパー

今日のこの1品。
製図用のトレーシングペーパーです。

ロール状になっているトレーシングペーパーで、家づくりの時に建築家の方に頂きました。
間取りなどで、ここをこうしたい、などの要望を出す時にラフスケッチみたいなのを書いていたのですが、これがあれば印刷された間取り図の上に置いて、写し取れるのでいいのではないか、ということで頂いた記憶があります。
わたしは家づくりにおいて、わりと自分のやりたい方向がハッキリしていたので、ここは何センチでここは何センチにしてください、みたいなところまで自分で決めていることも多く、それをもとに建築家さんにお伝えした方が手っ取り早かったのでそうさせてもらっており
「たぶん奥様、建築家向きですよ」
と言われ、おだててくれただけだと思いますがまんざらでもない感じを出すめんどくせぇ素人だったと思います。

つーか、建築家さんの作った間取りに対して素人が指図するって、建築家さんによっては嫌がりそうですけれども、どうなんでしょうね。
でも住むのはわたしたちだし、俺の作った間取りが気に入らねぇのか!みたいな建築家だったらこちらから願い下げのような気もしますが、どうなんでしょうね。

というわけで、わたしたちの要望を聞き入れてくれる優しい建築家さんからもらったトレーシングペーパーですが、家づくりが終わってしまうと特に使う場面ないかしら?と思っていたのですが、わりとラッピング向きですよね、ということに気が付きまして、ちょっとしたラッピングに使っています。
ちなみに、頂いたときにハサミが無くても真っすぐに切れる方法を聞いたのですが、その方法をちょっと失念してしまい、確かこうだったような…?といううろ覚えな感じでやってみましたが、まぁまぁ失敗してビリビリになるので、ふつうにハサミで切っています。

このくらいの薄さというかスケスケさなのですが、この若干モヤがかかった程度の感じがラッピングにちょうど良い感じです。
ラッピングする中身のパワーにだいぶ左右されるところはありますが、顔をモロ出しの花嫁よりヴェールをかぶった花嫁の方が
「もしかしてよく見えないあのヴェールの先にべっぴんがいるのでは?」
という期待感からヴェール越しの方がべっぴんに見える説と同じ要領で、中身がより良く見える気がします。

試しにわたしの七福神財布をラッピングしてみたらこうなりました。

コレジャナイ感。
違う違う、そうじゃ、そうじゃなぁい。
この場合七福神財布の圧が強すぎてほぼ見えてるので、ヴェールの意味とは?という感じなっていますが、もう少し圧の無いもの、というかなんなら無地のもののラッピングに向いてるかもしれません。
まあでも七福神財布も細いひも状のリボンとかかければ可愛えか。
違うか。
ふつうのラッピング用紙だとシワ感が気になりますけど、トレーシングペーパーだったら多少ぐちゃっとなっていてもそれなりに見せてくれるような気がするので、そこまで器用じゃなくても様になるのではないかというのは朗報かと思います。

わたしもね、以前はアパレルで働いておりましたもので、ラッピングというのはそこそこやっていたのですが、いつまで経っても難しかったですね。
巾着みたいなラッピングで入れて縛るだけ、とかだったらいいんですけど、ペラ1枚のラッピング用紙から立体にしていくのはまぁ大変です。
そこへいくと、ハンカチ売り場とかラッピングがしょっちゅうあるような売り場の方ってほれぼれするような手さばきでラッピングしてくれるので、あの境地まで行ければラッピングも楽しいだろうなぁと思います。

ラッピングに失敗してもくしゃくしゃに丸めれば緩衝材にもなるね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「カラビナ」です。
また次回。

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bookmark_borderガラスの欄間

今日のこの1品。
ガラスの欄間です。

2019年11月に出来た我が家。
その我が家に多用されているのがガラスの欄間でして、コレがいい仕事してくれます。

欄間とはそもそも
『天井と、鴨居または長押との間に、通風・採光のため格子や透かし彫りが取り付けてある場所』
とありますので、我が家にあるガラスははたして欄間と言っていいのかどうか分かりませんが、とりあえず欄間以外にしっくりくる呼び名が無いので欄間とさせていただきます。
通風はゼロですけどね。
通風に関してはお口チャックで口をつぐみますけど、採光という点に置いてとても良いです。
昼間は太陽光が届きますし、夜は電気の光が漏れるのでガラスの欄間が無いと暗いはずの廊下もイイ感じにぼんやりと明るくなってくれます。

わたしたちが所望したわけではなかったのですが、建築家さんがガラスの欄間を得意としていて我が家にもデザインしてもらった感じでして、これがあるのとないのとでは家の印象をだいぶ左右しそうなので、ガラスの欄間ありきの家だったなと改めて思います。

玄関の上もガラスの欄間。
玄関が木製ドアで、ドア自体では採光出来ないのですが、ガラスとのバランスが好きで、玄関が北側なのですがわりと太陽光のおこぼれで明るいので気に入っています。

欄間乱発ゾーン。
前後左右四方がガラスの欄間。
我が家の中で一番涼しい、悪く言うと一番寒い夫の書斎から撮った写真となっております。

そして、欄間とともに部屋の扉がオール引き戸で壁の中に収納されるようにしたので、扉をあけ放った時にスッキリ感があることも大事なポイントです。

最初の写真の扉を開け放つとこんな感じになります。

冷暖房を使わないときはわりと開けっぱなしなので、開放感もあっていい感じです。
扉を閉め切っていたとしても、欄間がガラスで抜けていることによってあんまり圧迫感を感じないかもです。

家づくりって難しいけど楽しいので、友達が家づくりの間取りを迷っていると言って見せてもらったりすると我がことのように楽しくなってしまい、ここをこうしたらこう良くなる、いや、こっちの案もいいなとワクワクしてしまいます。
車で走っていたりしてステキな家を見つけたりすると、ピンポンを押して建築家さんの名前とかもろもろ聞きたくなっちゃうんですが、自分の家に突然知らない人が来たら居留守を使ってしまいそうですし、
「このひと、何しに来た…?」
と訝しんでしまいそうなので、変質者にならないためにも突然のピンポンは棄権しています。

渡辺篤史さんのアシスタントになりたい、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「お茶カゴ」です。
また次回。

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