bookmark_borderプラス株式会社のローラーケシポン

今日のこの1品。
プラス株式会社のローラケシポンです。

消しポン、て漢字で書くのかと思ったらカタカナでケシポンでした。
個人情報保護が叫ばれて久しい昨今ですが、以前同僚の若い男の子に
「住所バレたからってどうってこと無くねっスか?」
と言われてジェネレーションギャップを感じた次第です。

たしかに、有名人でもあるまいしわたし一個人の住所がバレたとてどうなるものでもない気もしますが、わりと親からの「住所が書いてあるものをそのまま捨てるべからず」的な教えあり、シュレッダーなりケシポンなりでどうにか隠せた方が良き、という感じがします。

あとは、結婚した夫の姓が日本に数十人しか居ない珍名であることもちょっと気になるところではあります。
田中太郎的な名前だったら同姓同名も多そうですし、別に名前がバレたところで何ともならないような気もしますが、明らかに同姓同名が一人も居ない感じがあるので、名前から個を特定されやすいというのはなんか怖いなぁという思いもあります。

でもやっぱり、住所と名前が漏れたところでどうなるもんでもないかもしれない、という若者的発想も無いことも無い。
名前とクレジットカード番号とかが漏れたら大変なことになりそうですが、これだけネットショッピングが世に蔓延っているとどっから漏れてもおかしくないような気もします。

最近はカード会社さんも見回りを厳しくされているので、ちょっとイレギュラーな支払いとかがあると
「不正に利用された可能性があります」
的なお知らせが来るときがあります。
先日も、不正利用の可能性があるというメールをいただいたので問い合わせてみますと、なぜか毎月カードから引かれている光熱費が不正利用に引っかかってしまったらしく、
(それは間違いなくワイが使っております、先月も先々月も年単位でずっと毎月引かれてますけど、今になってなぜそれが?)
と思いました。
そんなわけで、不正利用ではなく正常利用なのですが、カード会社が良かれと思って決済しないでいてくれちゃったので
「お手数ですが、相手先に『不正利用の可能性で今月分がカード決済出来てない』旨をお伝えください」
という話になり








と思ってしまいました。
でも、この機能により守られていることも多いと思いますので、不正利用されてなくて喜ぶべきですね。

そして、別問題として「不正利用の可能性があります」という謳い文句のカード会社から来るメールがそもそも詐欺の可能性も無きにしも非ずなわけで、そうなってくると何を信じていいのやら分からなくなりますね。

というわけで隠せるもんは隠しとけ、ということでこのアルファベットの縦横斜めの羅列が文字を判読不可能にしてくれます。

でもインクの違いなのか印刷の違いなのか、角度を変えるとケシポンをしてもたまに読めちゃうやつもある。

がんばれケシポン、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「カモミールティー」です。
また次回。

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bookmark_borderOHTOのレターオープナー

今日のこの1品。
OHTOのレターオープナーです。

OHTOってあんまり聞きなじみが無い会社だなぁと思ったら、なんということでしょう。
2019年に創業100周年を迎えたオートさんは、世界で初めて水性ボールペンを生み出した会社らしいです。
あとは多くの人がお世話になっているであろう、ガチャ玉。
ホチキスでは留まらないくらいの厚みの紙類を止める四角い銀色の例のアレです。
そして存じ上げませんでしたが、ガチャ玉を押し出してくれる器具のほうは「ガチャック」という名前らしいです。

今日は、そんなボールペンとガチャ玉という文房具界の大御所を抱えるオートさんの、レターオープナーの紹介でございます。

このレターオープナー、地味ですがとてもいい仕事をしてくれます。
ホームページの社長さんのご挨拶に
「ステーショナリーは日常生活の中のほんの一部でしかありません。お客様の生活のそのほんの少しの時間が幸せであるように、ほんの少しの時間を満足して頂くために、我々の企業活動はありたいと考えております。」
とあります。
このレターオープナーこそ、まさしくそれ。
別に封書の開け方なんて、ほんの数秒のことだし、手でビリビリと破いて開けたっていいし、はさみで切って開けたっていいんですけど、このレターオープナーを使って開けたときの満足感はなかなかのものです。

まず、開けやすい。
そして、開き方が美しい。
続いて、ゴミが出ない。

オートのレターオープナーを使って開けた封筒がこちらなんですけれども、お判りいただけますでしょうか。封筒の片側?しか切れていないので、はさみで切った時みたいに、切れ端のゴミが出ないのです。
あれ?この封筒、まだ開けてなかったっけ?と思うほど、封筒自身が切られたことに気づかなそうな最小限のキズで済ませる鮮やかさ。
そしてかなりキワの方を切ってくれるので、封筒を開ける時に中身の書類なども切ってしまうことがほぼ無い。
紙一枚の厚さって0.1㎜とかの世界だと思うので、その一枚だけを切るというのに適した刃の長さとか、親指をフィットさせる丸い窪みとかに企業努力を感じます。

先日テレビで映画ミッションインポッシブルの裏話を見たのです。
トム・クルーズが腰にワイヤーをつけて天井から落ちてきて、床スレスレでピタッと止まるというアクションについてだったのですが、調整して何回やっても頭が床についてしまうNGが続き、もうダメかなと思っていたら、トムがスタッフに「コイン持ってる?」って聞いてスタッフが持っていた2ポンド硬貨を靴の中に入れてみたら、あらまあびっくり大成功、という話。
2ポンド硬貨の重さって12gらしいんですけど。
いやいやいやいや。
12gて。
12gくらい無くてもその体幹でどうにかなるだろ、と脳内で悪態をついてしまい、トムの努力を信用出来ないひん曲がった性格のわたしが、なぜかオートさんの企業努力(想像)には拍手を送りたくなるから、トム、ごめん。

使い方もレターオープナーの溝を封筒に合わせてスライドさせるだけなので、簡単です。
カッターみたいに刃がむき出しになることもないので、手を切ったりすることもないですしね。
黒い楕円形のデザインはもし床に転がっていたら一瞬コックローチかと間違えそうな気もしなくもないですが、いかにも安全そうな角の無いまるっとした形と黒いボディに白文字というモノクロのスッキリさがグッドデザインだなと思います。
オートさんではこのデザインでいろんなカラーのものとか、同じシリーズのレターオープナーでそら豆っぽい形のものなどもありますが、個人的にはこの楕円型の黒が一番好きです。

裏にはストラップがつけられるであろう穴もございますので、無くしそうな方はキーホルダーにしていただいても良きかなというオートさんの心遣いだと思います、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「文房具入れ」です。
また次回。

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