bookmark_borderChacottのトレーニングサンダル「goopo」

暮らしの中のこの1品。
今日のこの1品は、Chacottのトレーニングサンダル「goopo(グーポ)」です。

goopo

何に憧れてるって、そりゃバレリーナですよね。
わたしが小学生のころに習っていたのは、ピアノ、そろばん、習字、英会話、ミニバスでして、それなりに忙しい平日を過ごしていたように思うのですが、何はともあれ、バレエを習ってたら良かったのではないかと、あれから30年経って思うのです。
当時、私の住んでいる地域ではバレエというものがそんなに一般的な習い事ではなかったのか、友達でもピアノを習っている子は多かったものの、バレエを習っているという子は記憶にはいないので、バレエ教室自体が近くに無かったのかもしれません。そんなこんなでバレエとお近づきにならないまま成長し、柔軟性が皆無のカッチカチな身体が出来上がりました。
柔軟性のある身体に憧れて、バレエを習ってみようかしらと思った時はもう十二分に大人であり、こんな大人になってから始めていいものか、と二の足を踏んだままあれから10年。やはり柔軟性は皆無のカッチカチの中年が出来上がりました。
ただ、バレエへの憧れだけは持ち合わせていますので、普段履く靴はレペットやポルセリのバレエシューズであり、フランスやイタリアのバレエのエッセンスを取り入れている次第です。
バレエのエッセンスは取り入れているものの、柔軟性は物心ついてから持ち合わせた記憶が無く、月に一回通っている整体の中国人の先生から「筋肉ガコリスギテテ筋ニナッテル!硬スギ!」と言われているわたしは、バレエシューズというフラットな靴を履いているにもかかわらず、何の段差もない道でつまづいて、一緒に歩いている人を驚かせたりしています。

そんなバレエには縁遠いけど、バレエグッズを見るのが好きなわたしはチャコットに足を踏み入れることになるのです。
といいますか。
今チャコットのWikipediaを見たら驚きの情報が載っていたのでシェアさせていただいてよろしいでしょうか。
Wikipediaを見たのは、チャコットって日本のメーカーよね?という確認のためだったのですが、チャコットのいう名前の由来はなんなのかというと、創業者の土屋誠(ツチヤマコト)さんのマを抜いたものだそうですっ!


いや、なぜマを抜くぅ?!


ツチヤマコトをシャッフルしてマを抜いたものがチャコット…。
チャマコットとかでもよさそうなもんですが、マが入っていては駄目だったんですかね?
同じくWikipediaによると、イギリスのフリードオブロンドンが土屋さんの憧れのバレエ用品メーカーであり、そこを買収するのが夢だった、とあるので、もしかしたらチャコットのほうが英語圏で発音しやすいからとか、もしかして幼いお嬢さんがツチヤマコトと発音できなくてチャコットと言っていたとか、妄想は膨らみますが、マ抜きの真相は闇の中です。

時を戻そう。
チャコットに足を踏み入れたわたしが最初に買ったものは、創業者の土屋さんの憧れだったフリードオブロンドンのバレエシューズのキーホルダーでした。これがまた可愛いんですよ。普通のバレエシューズの作りのままミニチュアになった感じで、サテン地で、ああ可愛い。普通に鍵に付けていたのですが、かかとのところについている紐がすっぽ抜けてしまい、サヨナラしました。(ちなみにそのあとレペットでも同じ雰囲気のキーホルダーを買ったのですが、それは246を歩いている途中にすっぽ抜けて気づいたら無くなってました。でもレペットは両足でセットなので、まだ片足分あるのです。)
そのあと、ルームシューズを2足購入しました。春秋用と冬用。ルームシューズというのはわたしが勝手にそう使っているだけで、ふつうはバレリーナさんが履くものです。
冬用は、ウォーミングアップブーツと呼ばれるもので、寒い時にバレリーナさんが足首を冷やさないように履くためのもの、春秋用はソールが付いていない?タイプのバレエシューズです。

というわけでバレエは踊らないけどバレエ用品好きでたまにチャコットのオンラインストアを覗いているわたしが見つけたのが、今回ご紹介するトレーニングサンダル「グーポ」です。上から見るとちょっと変わったビーチサンダルのようですが、横から見ると、なんということでしょう。

フグです。

この不安定さが伝わりますでしょうか。
天狗の下駄みたいなやつです、履いたことないけど。

これを履くと、猫背になりがちなわたしの姿勢が肩が開いて胸を張ってシャンとします。ふくらはぎとかピキッと伸びます。
ただ、猫背のままで歩こうとしたら歩けるので、バレリーナに憧れている身としては「まるでバレリーナのような姿勢の良さ」と思い込んで歩くのも大事です。

このトレーニングサンダルを履いてまるでバレリーナのような姿勢の良さを手に入れたわたしは、いよいよバレエ教室へ通おうかと考えております。近くにバレエ教室があることはもう調べ済みなのです。同じ市内在住で別のバレエ教室に通う姪曰く「大人のバレエ教室に通っているのは、バレエやってた人」ということで若干ひるんでおりますが、わたしの見つけたところは大人のバレエ教室初心者編があるので柔軟性皆無のカチカチ女でも大丈夫のはずです。

マが抜けているのは「マよけ=魔除け」ではないかという夫の説に一票、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ハンガー」です。

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