今日のこの1品。
槐のマグカップです。
えんじゅ、と読むらしいのですが、えんじゅとはマメ科の落葉高木だそうです。
なぜ、木へんに鬼なのか分かりませんが、鬼とつくとなんだか良からぬものを想像してしまいます。
いわゆる雑草の中にオニノゲシとかオニアザミという名前の草があるのですが、鬼と名が付くだけあってトゲトゲしくてなんだか攻撃的な雑草でして、オニアザミに関しては結構いろんな市区町村で見かけたら駆除してください的なお知らせが発せられており、四方八方ありとあらゆる方面に棘を持っていて、駆除したくても手が出せませんという状態になっています。
何を隠そう、わたしの仕事先の草ぼうぼう地帯にもオニアザミがあり、除草剤で駆除したらしいのですが、一説によると1㎡の土のなかに雑草の種が7万5千いるらしいので、まず根絶は無理でしょうね。
というわけで鬼がつく雑草はなんだか厄介者のイメージだったので、槐も鬼がつくからどうかしらんと思っていますが、この槐のマグカップは最&高と言っていいかと思います。
何が良いって継ぎが無い。
1つの木から全部をくりぬいた形で、持ち手を後からくっ付けたとかそういうことがないのでつるんとしていて触り心地がソーグッド。
そして軽い。
このマグカップの重さが150gという表記があったのですが、150gより軽いんじゃないかしらんと思って量ってみますと132gでございました。
だいたい同じくらいの容量の陶器のマグカップの重さはと言いますと227gでしたので、100gくらい軽いですね。
しかも木なので多少落としたりしても割れなさそうですし。
そして持ち手が指4本とフィット感が良く、陶器のマグカップみたいに熱くないときた。
というわけで、こちらは軽さが正義のキャンプでお役立ち中です。
旭川市のふるさと納税の返礼品でペアマグカップとして頂いたのですが、とても良きです。
そしてそして、個人的にうれしいのはこちらのフィット感。
カーブとカーブがピタリとくっついて、昔購入した迷彩のポーチがお誂えサイズなのですー。
先日ヴォーグのYouTubeで大地真央さんのカバンの中身の紹介というのを見たのですが、大地さんは黒七味が入っていた袋がカッサを入れるのにぴったりだと気づいたときに感動したとおっしゃっていて
「ぴったり賞みたいなのが好きなんですよね」
とおっしゃっていたのですが、大地さん!わたしも全く一緒です!とその部分だけに関して非常に同意しまして、一気に親近感が湧いた次第です。
そこに愛はあるんか、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「プラム」です。
また次回。