今日のこの1品。
東京駅の本定番お土産お弁当カタログです。
わたしはこの手の冊子が好きなんですけど、こちらは美味しそうなものたくさんだし、地図もついているし、中身も統一感があって非常に分かりやすくデザインされていて、久しぶりに読んでいてワクワクしました。
見ているだけで楽しゅうございます。
夫は東京駅の近くにある会社に勤めているのでが、在宅勤務が主で会社に出社するのは月に2.3回程度、というわけで、コロナ禍で流行ったとされる『おうちみやげ』なるシステムを地で行っています。
今までは出張帰りに買ってくるはずだったお土産が、出張もおいそれと行けない時代になり、出社も減ったことにより、出社自体がイベント的な立ち位置になってきている、ということから『おうちみやげ』が流行りだしたという話をテレビで聞きかじった気がします。
先日も出社帰りの夫に治一郎のバームクーヘンをお願いして買ってもらった後に
「駅弁も買って帰ろうか?」
という提案をいただきました。
そういう提案には諸手を上げて秒でがってん承知の助ですので、さっそくこの冊子を開いてどれにしようかと眺めてみました。
ちなみに『がってん承知の助』は、心得た、任せておけという意味の江戸っ子言葉だそうで、助をつけて承知の助という名前っぽくしたのはシャレだそうです。
江戸っ子言葉って語呂がイイというかリズムがイイものが多いようで気になります。
閑話休題。
そんなわけでカタログを眺めていたら、スペイン産ベジョータイベリコ豚重という美味しそうなお弁当を見つけましたので送りつけました。
https://www.eashion.jp/menu/bento/27/
あーほら、美味しそう。
もうこれを食べる気でいましたら
「ないっす」
と言う返事がきました。
わたしがLINEしたあとすぐに「ないっす」と言う返事がきたので
(さてはこのお弁当が売っているお店を見に行かずに無いって言いましたね?)
と思いつつ、他に何があるかしら?と冊子をパラパラと見てみると峠の釜めしを見つけました。
『ふるさと料理 福膳』というお店に売っているようです。
我が夫は峠の釜めしラバーですので、これならどや!と写真を撮って送ってみましたら、またしても秒で
「ないっす」
と言う返事。
どうやら夫は『祭』という多数のお弁当を扱っているお店に居たようで、暗に『祭』で売っているものから選んで、ということだったようです。
肉系のものをリクエストした結果、わたしは牛焼肉弁当というところに落ち着きまして、夫は鯛めしを買って帰ってきました。
早速食べてみますと、夫がフタを開けた瞬間から後悔し始めました。
いわゆる炊き込みご飯系の鯛めしを想像して買ったけれど、実際は桜でんぶのような甘い鯛でんぶがご飯にかかっているもの。
見た目も味もコレジャナイ感。
これだったら峠の釜めしの方が全然良い、ということになり、はじめて
「福膳ってどこにあんの?」
と真剣に冊子内の地図を見始めたところ、今さっき購入した治一郎の並びであることが発覚し、驚愕しておられました。
ほかにも冊子を見て、今さらながら
「深川弁当のほうが絶対ウマかったじゃーん」
「寿司とかにしておいたほうが良かったかぁ」
といろいろと美味しそうなお弁当を見つけてしまっていました。
てやんでい!次のみやげは塩バターサブレしとつ!なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「お釜」です。
また次回。