bookmark_border岩手県産株式会社のサヴァ缶

今日のこの1品。
岩手県産株式会社のサヴァ缶です。

サヴァ缶は3社による合同プロジェクト的なことらしく、販売者は岩手県産株式会社さんですが、東の食の会さんと岩手缶詰さんとともに東日本大震災で衰退した被災地三陸からオリジナルブランドの加工品を発信しよう、と出来たもののようです。
わたしはパプリカチリソース味の赤缶が好きですが、知らない間に青缶と黒缶も出ていたようです。

https://www.iwatekensan.co.jp/cava/

東の食の会さんというところがこの缶詰をプロデュースしているらしく、この缶のデザインと今までの鯖缶に無い味で「そのまま食卓に出せる」「常備しておけば手軽にヘルシーな一品が作れる」と若い女性に好評を博したようです。

確かにね。
若い女性に自らカテゴライズされにいって喋りますけれども、いままでわたしは魚という魚が苦手な人生で、サヴァ缶を食べるまで鯖缶を食べたことが人生で一度も無いタイプの人間でした。
お刺身とかはイケるクチなので、お刺身お寿司など生魚系は比較的好きな方に入るのですが、火を通した魚がどうも苦手意識があって、小さいころから焼き魚や煮魚などを避けてきたので、大人になっても自分で魚を買うことがほぼ無い人生を送ってまいりました。

サカナ サカナ サカナ サカナを食べると
アタマ アタマ アタマ アタマが良くなる

とおさかな天国で歌っています通り、魚を食べていたらもうすこしおりこうさんだったのかもしれないと思っています。
いや、どちらかというと聞き分けの良いおりこうさんではあったはずなので、もう少し勉学に対してアグレッシブになれていたのかもしれません。

そんなうっすらとした後悔はどうでも良いとして、魚嫌いだけどグッドデザイン好きのわたしのハートに刺さったのがこちらのサヴァ缶だったのです。

そうは言っても、魚嫌いが小学生の状態から1㎜も変わってなかったら鯖缶だろうとサヴァ缶だろうと買って無かったと思うのですが、大人になると味覚が変わるというか良い意味で鈍感になるのか、そこそこ魚が食べられるというベースが出来てきたことは大きいと思います。
自分で作って食べるということはしないけど、旅先の旅館で魚が出てきたとか、お宅にお邪魔した時に魚が出てきたとかそういうタイミングがありまして。
そういう時に、アレルギーだったら言うべきですけど、ただ単に自分の好き嫌いで
「アタシ、魚マジ無理」
とかのたまう女になりたくないという一心がありますので、そうならないために消去法で魚を食べる選択をすると
(おやおや、意外とイケる、というかむしろ旨いという域に来ているかも…)
という結果がついてくることになり、魚嫌いをだんだん克服してきておりました。

それでもまだ自分で率先して魚を食すには至っていないので、今までの鯖缶だとギョギョギョ感が強くてとてもじゃないけど買おうとは思わなかったはずなのですが、このデザインの鯖缶だと
「買おうかな…」
という一歩が踏み出せるというのがすごいなぁと思いました。

商品購入までのプロセスで
①存在を知る

②興味や関心を抱く

③欲しいと考え始める

みたいな流れがあるのですが、今までの鯖缶だとわたしは①の段階でストップしている状態でした。
鯖缶というものの存在は知っているけど興味が無くて無関心。
それがサヴァ缶という今までに見たことが無い鯖缶のデザインと味によって興味や関心を抱き、欲しいと考え始めるわけですから、商品のプロデュースというのは非常に重要でござーますね。
缶詰とはいえ、自分が魚を使った料理をするとは思っていなかったので、魚の栄養をまるまる骨まで頂けてサヴァ缶に感謝でございます。

レパートリーを持ち合わせていないので主にトマトと合わせてパスタにしておりますが、サラダに入れたりしても良いようですね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ノートパッド」です。
また次回。

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