bookmark_borderLes Prairies de Parisのムートンブーツ

今日のこの1品。
Les Prairies de Parisのムートンブーツです。

レプレリードパリと言うブランドのブーツなんですけど、ほとんどギャグみたいな見た目にキュンとしてしまいました。

たぶん左右がまったく同じ作りで、右足用、左足用と言う概念がなく、どっちをどう履いても大丈夫なブーツです。
だって底を見たらコレですから。
靴底が汚れてますけど、汚れの方には出来れば目をつぶって頂いて、その形の方に注目していただければと思います。

ね?
左右が全く同じでしょう?
大人の靴にあるまじき靴底の形をしていますでしょう?
良くも悪くも「履物」という感じがなくて、人形の靴みたいな感じ。

後ろ姿もこの通りボテボテとしたボリューム。
とりあえず暖かいことに間違いはないです。
歩きやすさに対して問われたならば、口をつぐむもしくは「UGG買った方がいいと思う」と言ってしまいそうな面はありますが、このアホっぽい可愛さが群を抜いています。
ムートンで中がもこもこですので、足が痛くなるような履き心地の悪さは全くないのですが、なんとも心もとない履き心地。
一応、靴の中にも紐がついていまして、足を入れた後、中の紐を結ぶとややフィット感が良くなりますが、ややフィット感が良くなったところでどうなるものでもないような気もして、中の紐は結ばずに履いていることが多いです。
あと、自分が思っている足のサイズよりも1,5倍くらい靴がデカくなってるので、脱いだ時の開放感はイイかもしれません。

わたしは通常ほとんどバレエシューズを履いて外出するのですが、冬は単純に薄っぺらいバレエシューズが寒いのと、厚い靴下を履いたら履いたでバレエシューズがきつくなってしまうので、初冬のムートンサンダルを経て真冬の犬の散歩の際にはこちらのブーツを愛用しています。

左右が無いせいか、子供が左右逆に靴を履いている時の見た目に若干近い感じがありますね。

犬の散歩コースの途中に、襟足だけが長いタイプの髪形をしている幼稚園児くらいの男の子がいる家がありまして、その子がたまに庭で遊んだりしているので「こんにちわ」と挨拶したりするのですが、夏の間わたしが麦わら帽子を被って散歩していたら、通り過ぎざまに
「へんなぼうしかぶってる」
という辛辣なセリフを頂きました。

へんなぼうし、と言われたそれは以前にこちらで紹介したベルレッタスタイルという帽子でして、それはもう尋常じゃないくらい可愛い帽子でしたので、ううう、うそだろう?と言う思いもあり
「この口か!この口が言うたんか!」
と坊やのほっぺを右手の握力に任せてギュウ!としてしまいそうになりましたが、そこは大人ですので坊やにヘラヘラしながら
(おまえのかみがたのほうがへんなのだ、イーッだ!)
と思いながら通り過ぎました。
幼稚園児と同レベルでケンカできる大人げない41歳はわたしです。

へんなくつ、と言われる覚悟はできております、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「腹巻」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村