南木曽のバターナイフ

今日のこの1品。
南木曽のバターナイフです。

担当していただいている美容師さんが長野県のご出身で、ご家族が木工に携わっているらしく、そちらのバターナイフを引っ越し祝いで頂きました。

長野でもすごい田舎だよ、とおっしゃっていましたが、北関東の北風ピープーで中途半端に寒いだけの地域の住民からすると、長野って寒くてもそれ以上の良さがあるような気がして憧れます。
美容師さんも
「確かに冬とかダイアモンドダストみたいなやつがしょっちゅう見られる」
と言っていて、その辺が「NAGANO」だよナァとやっぱり憧れます。

そんな長野産のするりと手に馴染むバターナイフ。
昔はジャックナイフだった千原ジュニアさんが今はバターナイフになった、と言われておりましたが、この木のバターナイフだったらうっかり刃をむけられても笑顔でいられそうです。

たしか、木はサクラとおっしゃっていた気がしますが、なにが良いって、このまぁるくて優しい雰囲気のデザインはもちろん、木のぬくもりを感じられるのはもちろん、そこをさておいても「取り扱いの簡単さ」というところがわたし的には非常に好きです。

使い終わった後はペーパータオルで拭けばいいだけ。
洗う必要ナシ!すんばらしい!

まぁ、バターを取ったり塗ったりするだけですからね。
常に潤いが補給されている感じで良いんでしょうね。
これでそのままジャムも付けるとなるとベタベタしてしまい、洗わないといけなくなるんでしょうけれども、それはしないので無問題。

そして、バターケースと示し合わせたかのようなツイン具合。
このバターケースを使っていると話していたわけではないので偶然のたまものですが、非常に良く合っていますね。嬉しい。

こちらを頂いた美容師さんは、以前わたしがお願いしていた美容師さんが遠方に引っ越すために退職されるのに伴い、あとを引き継いでいただいた美容師さん。
以前お願いしていた美容師さんの先輩なのですが、当時からちょくちょく話しかけて頂いていて楽しい方だなーと思っていたので、すんなりとお願いすることが出来ました。
夫ともどもお願いしていて、明るい雰囲気で仕事が早いので大変助かっておりまして、もれなく話も面白い。

わたしが一番好きなエピソードは、その美容師さんが結婚することになって旦那さんになる彼を実家の長野に連れて行った時の話。

2人で散歩していたら近所のおばあさんに会ったそうで、旦那さんが
「初めまして」
とおばあさんに挨拶したものの、怪訝な表情で行ってしまったそうです。

あとで聞いたところ、そのおばあさんが美容師さんの実家を訪ねて
「お宅の娘は、外国人と結婚したんか?」
と聞いてきたそうです。
「日本人だけどなんで?」
とお父さんが聞いたら

「ナマステって言ってた」
と言っていたそうです。

「はじめまして」と「ナマステ」全然違くね?と思いましたが、喋りだしが聞こえないとなると「○○まして≒〇マステ」と途端に似てくるので、ナマステに聞こえることも無きにしも非ずかもしれません。
美容師さんの彼のどちらかと言うと濃い顔というのが、初めましてをナマステと聞こえさせたのかもしれません。

わたし的すべらない話、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「あったか靴下」です。
また次回。

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