関口製菓の笹だんご

今日のこの1品。
関口製菓の笹だんごです。

笹だんごはちょっぴり後悔の味。

笹だんごと言えば新潟の名物でして、先日2回目のキャンプで新潟は津南に行ってまいりましてその帰りに道の駅で購入してきました。

新潟は父の故郷でして、47都道府県の中では出身地に次いで何かと思い出のある場所と言っていいかもしれません。
わたしが子供のころ、そんな新潟に住むおばあちゃんから、毎年笹だんごが送られてきていました。
ところがどっこい、わたしは小さいころあんこがあまり好きではなくて、全然笹だんごにときめかず、ちんとも食べていなかったのです。
というか、わたしだけでなくて母もあんこ系はあまり積極的に食さないですし、父ですらあまり食べているところを見たことが無い気がしますし、兄や弟もおそらく食べていない。
そんなわけで1年経ってもまだ冷凍庫に笹だんごが残っていて、さらに新たな笹だんごが送られてきて「ああ、また笹だんごか…」という塩梅でした。

いまとなってはあんこも食べられるようになりましたし、自ら笹だんごを買うようになるとは思いもしませんでしたが、笹だんごを見ると「おばあちゃんごめん」の気持ちがフツフツと沸いてくるのであります。
魔女の宅急便のニシンのパイのシーンを見ても同じ気持ちになりますね。
「アタシ、このパイ嫌いなのよね」
と言うあの子の気持ちも分かるし、孫に喜んでもらおうと一生懸命作っているおばあちゃんの気持ちも分かる。
分かりみが深いでございます。

大人になってから食べる笹だんごはコーヒーのお供に最適でしたし、この昔々から変わっていないスタイルがいま新鮮でビジュアルとしてもとても可愛いと思います。

このボディをぐるぐるとしている紐も一筆書きみたいな感じでするすると取れていくのが小気味良いですし、5つが連なっている姿もカワイイです。
クロステンという新潟県十日町市の道の駅的なところで購入したのですが、笹だんごが書かれた笹だんごTシャツも売っていました。
黒地のTシャツにこの緑の笹だんごが描かれていたのですが、よくあるお土産屋のTシャツのクオリティではなくて、ミュージアムショップで売っているような感じのおしゃれなTシャツに仕上がっていて、アイコンにもなるこの笹だんごのビジュアルはグッドデザインだなぁと思っています。

中身は言ってみれば草餅なんでしょうけど、笹の葉に巻かれていることで笹の香りがしてそれがまた美味しいです。

冷凍になっていて、それを解凍して常温で3~4日以内に召し上がれ、という食べ方ですが最後のひとつを5日後に食べたら餅の部分が固くなり始めていたので、やはり4日以内に食べるのが良さそうです。

タイムマシンであの日の冷凍庫から笹だんごを持って帰りたい、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「バウムクーヘン」です。
また次回。

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