bookmark_border長子と中間子の夫婦

こんにちは。
スカタズケの妻の方です。

いきなりですが、私は中間子です。
いわゆる真ん中っ子ですね。
きょうだい構成や生まれ順って多分に性格に影響があると思っていて、とても興味があるもののひとつです。
ちなみに私たち夫婦は、夫は妹が2人いる長子で、私は兄と弟に挟まれた中間子。どちらも3人きょうだいで自分以外は異性、というところが共通点です。
長子である夫はことあるごとに「俺の前世は殿様だったと思う」と言っている、ちょっとアレな人なのですが、長子である特徴のひとつに王様気質というのがあるので、おそらくそのせいだと思われます。
長子に比べると、子育てがおざなりになり急に写真の数が少なくなる中間子や末っ子と違い、長子は初めての子供で両親も全力で手を尽くしてくれて、田舎の長男はなにかともてはやされるので、「やってもらえる」のが当たり前と考えているようです。
我が家では毎日ミックスナッツを食べているのですが、それに入っているピスタチオの殻を剥くのがダルいと長子が申すので、ほかの人の顔色を伺う傾向にあり空気を読むのに長けている中間子である私がピスタチオの殻を剥いてお皿に乗せて長子に差し出しています。
王様に仕える下僕のようで中間子可哀そう、な気がしますが、長子は王様気質が災いして隅々まで目が届かないことが多いので、買ってあるお菓子を中間子がまるごと盗み食いしてもしばし気が付きません。
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bookmark_border猫不足

猫が不足しています。

私の生活に無くてはならない、猫。

私をアレルギーで苦しめる、猫。

でも愛さずにはいられないそれが、猫。

こんにちは。
スカタズケの妻の方です。

猫とどっぷりと一緒に暮らしたのは約12年。

中学生から25歳くらいの間、実家にいた黒猫と暮らしていました。

遠くに住むおばあちゃんの家で猫が生まれたと聞いて、訪れた父と弟が猫をもらってきたのです。

子猫が来るものだとばかり思っていましたが、やってきたのは生まれて半年くらい経っているであろう、そこそこ大きく成長した黒猫でした。

ミィミィと手のひらの上で鳴く子猫が、たどたどしく歩いて、やがてだんだんと、ぴょんこらぴょんこら飛ぶように走り出す、と想像していたので、我が家に来た猫を初めて見たときは可愛いという感情より先に「デカッ…」というショックが大きかったように記憶しています。

それでも元来の猫好きを発揮してすぐにその黒猫の虜になりました。

今思えばわりと穏やかな性格の黒猫で、だっこすれば身をゆだねてくれましたし、相当ないたずらをしなければ猫パンチが飛んでくることもなく、夜に扉を開けて布団にもぐりこんできてグルグルと爆音で喉を鳴らすデキた猫でした。
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