bookmark_border上田裕之さんの包丁

今日のこの1品。
上田裕之さんの包丁です。

以前東京都内に住んでいた時に、「いちょう」という器のお店に時々行っていました。
田園調布駅前にあるお店で、当時田園調布駅前から横浜のIKEAへのシャトルバスが出ていて、そのバス待ちの時にうつわ屋さんがあるのに気づき、行ってみたことが始まりでした。
いちょうさんにある商品のセレクトがとても好きだったのと、お店の方の付かず離れずの接客が心地よかったこともあり、何度かお邪魔させていただいて、この包丁やお釜やフライパン、器などを購入しました。
引っ越してからは行くことが無くなってしまいましたが、このご時世が落ち着いたらぜひまた行ってみたいお店です。
行かずともInstagram上でステキな商品を眺めておりますゆえ、欲しいものはいろいろあって、この世の中には通信販売なる家に居ながらお買い物できるシステムも整っておりますので、あとは自分で自分の背中をポンとド突けば、あら不思議、チビ黒猫を咥えたデカ黒猫でおなじみの配達のおじさんがステキな器を我が家に届けてくれちゃいますね。

でもね。
やっぱりね、買い物っつーのは右手でポチポチして買うものではなくて、実際その場に足を運んで買うということが醍醐味であって、あの日雨が降っていて寒かったけどお気に入りのものと出会えてよかったなぁとか、あの日暑くて途中で食べたアイスめっちゃ美味かったなとか、その思い出込みで楽しいのではないかな。
昨日Tシャツ2枚ネットで買ったやつが良く言うよってね。

そんなわけで、実際にお店に伺って購入したこちらの包丁は、大変お気に入りの1本となっておりまして、と言いますか、我が家にある包丁はこの1本なので無いと困る1本となっています。
肉類はキッチンばさみで切っているので、この包丁で切るのは主に野菜や果物。複数の包丁を持っていた時代もありましたが、そのわりに使う包丁はいつも一緒で使わない包丁を錆させたりしていたので、結果的に1本の包丁でやりくりするのが性に合っているようです。

可愛い武士ハンカチに巻いて角缶に入れて収納。
この包丁は菜切包丁と言われる形で、いわゆる出刃包丁とか三徳包丁と違って刃先が尖がってないので、角缶に収まりやすい感じがします。
刃先が尖がっていたら角缶にしまうたびにキィィと鳴きそうでゾワゾワしてしまいそうです。

そんな缶入り包丁はキッチンの背面収納の中の左上が定位置です。
たぶん、急にいろいろな包丁を揃えて料理に凝りだすということも今世では無さそうな気がしますし、この包丁一本あればわたしの今後の人生はとりあえず間に合いそうな気がします。

出刃包丁は作った鍛冶職人が出っ歯だったから、出歯包丁→出刃包丁という説が濃厚のようです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「コースター」です。
また次回。

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bookmark_borderdysonのドライヤー

今日のこの1品。
dysonのドライヤーです。

ダイソンってどういう意味か知ってますか?
わたしはね…

知らない。

というわけでダイソンでググってみますと、ふっつーに名前でございました。
サー・ジェームス・ダイソンさんが創業者だから、ダイソン。

…ここでまた「サー」という気になるものが出てきましたね。
サーと言っても卓球界の「サー!」ではなく、「イエッサー」のほうですね。もともとはイギリスの栄誉ある称号のようなもののようです。
何らかの団体の中で一番位が高い長の人だけがサーと呼ばれているイメージでしたが、Wikipediaによるとサーの守備範囲は意外と広く、対等な人たちの間でも使われるし、商人が顧客へ呼びかける場合などもサーを使うようなので、日本で言ったら「ヨッ!社長!」みたいな呼びかけなんでしょうか?
紳士の国イギリスですとそんなにくだけてないような気もしますし、おちょくり半分でもっとふざけてそうな気もします。

そんなサー・ジェームス・ダイソンのドライヤーの何がいいかと申しますと、個人的には第一にデザインです。

サーはもともとプロダクトデザイナーだったそうで、わたしのドライヤーの概念を変えてくれました。
ドライヤーにありがちな流線形のデザインにあまり惹かれないので、このトンカチルックなデザインがとても好きです。ドライヤーの頭?の部分が小さいので収納の場所を取らないのもステキです。
ボタンが全部丸いところもソーグー。
男前で無骨なマットな質感の素材感もブラック×ニッケルのコントラストもソーナイス。
お値段がお高いのがちょっとねぇ…というところではありますが、2021年の2月に価格改定があって49500円から42900円へと、にゃんと6600円もお安くなっておりますよ。

一見、どっちから風がでてくるのか分からないようなデザインですが、上の写真の右側の少しすぼんでいる方から風が出るようになっています。
送風口にアタッチメントが付けられるようになっていて、乾かし方を変えることが出来ます。

これらのアタッチメントが送風口にマグネットで付くようになっていて、そのスチャッとした付け心地は癖になる気持ちよさなのですが、いかんせん面倒くさがり、なので、…ね。

自分で刺繍したダイソン袋にアタッチメントたちはしまわれていて、日の目をみることは今後あるのか無いのか分かりませんが、しばらくこのパーツたちがあったことすら忘れていた過去もあったことを鑑みると、今後使う可能性は無いに等しいかもしれません。

そして性能は言わずもがな、熱くなり過ぎない強力な風により手が疲れる前に髪が乾きます。
夫が洗面所でドライヤーを使っている時に前に立って頭を垂れると一瞬ドライヤーをかけてくれるのですが「髪、多っ!」と言われてすぐにドライヤーをパスされてしまいます。

サー・タケル・サトウさん、股の間にわたしを挟んでドライヤーをかけてください、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「包丁」です。
また次回。

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bookmark_borderサンワカンパニーのナゲシフック

今日のこの1品。
サンワカンパニーのナゲシフックです。

長押と書いてナゲシ。
長押とは?とグーグル先生に聞いてみると「日本建築で、柱から柱へ渡して壁に取り付ける横木。」とあります。
まさにそうとしか言いようのないシンプルな説明です。
実家が古い家だったので当たり前のように長押があったのですが、今の家だと無いことの方が多いんでしょうね。
当たり前にあるとそこまで気にしていないのですが、それが無くなったときに途端に不便に感じることってありますよね。
引っ越しする前に住んでいた賃貸マンションには、この長押の類のものが皆無で、ちょっとだけハンガーを引っかけたいときとかに引っかかるところが何にもなくて、アガーッ!となったことがございました。
扉を開けっぱなしにしたらそこに引っかかるかなと思ったのですが、扉自体に厚みがあり、ハンガーが引っかからずに落っこちてしまうんです。
ちょっとでもいいからなんか引っかかる場所がこの家には無いんか、オラァ!と胸倉つかみたくなりました。
そんなわけで、長押のこのちょっとの出っ張りというのがいろいろ引っかけるのに便利だという話で、それをインテリアとしてうまく落とし込んだのがこのサンワカンパニーさんのナゲシフックだと思うのです。

サンワカンパニーさんの製品に色めき立つようになってから何回も何回もショールームに足を運んでいたのですが、その中でこちらのナゲシフックも目に入り、我が家に採用という流れになりました。
このナゲシフックにぶら下げるものは主に掃除用品。
掃除用品にもグッドデザインを求めているので、基本的に出しっぱなしにしていても絵になるやんけと個人的に思っていて、お気に入りのそれらをぶら下げております。
このナゲシフックは大きさが幅1800のものと900のものの2種類があります。
我が家にあるのは幅900のタイプで、こちらにはもともとフックが5つ付いています。もっと吊るしたかったらフックを追加で付けることも可能なはず。
我が家ではひとつのフックに2つ以上のものがぶら下がっているので、フックを増やしたらいいという話もありますが、ぶら下げるものが幅をとるものもあるので、今のフックの数で満足しています。
ちなみにフックは左右にスライドして位置を変えられます。

ナゲシフックが付いているのはパントリー兼収納庫の壁面です。
ナゲシフックが付いている向かいの棚にはメラミンスポンジやパイプユニッシュなど掃除で使うものを置いているので、掃除用品はここに集約しています。
麦わら帽子は最近庭仕事に精を出し始めた夫のもの。
41歳のおじさんですが、海でウェーイとかBBQでウェーイとかやってこなかったタイプの人種で日焼けへの耐性が無く、…つーか、サッカー部時代はどうしてたんだ?と思いますが、とにかく今は色白のかわいこちゃんみたいな痛々しい焼け方をする柔肌をお持ちなので、それを防ぐ首焼けガードも付いた野良仕事用麦わら帽子。一方奥様のわたしはメラニン色素が活発なせいか日々ジリジリと肌が黒くなっていっている気がしないでもない。
車を運転するので手の甲も焼けていてシワっぽくもなっているせいか、夫に手を取られじっくり見られて
「・・・・・・・チンパンジー?」
と言われておりますので、出るとこ出たらわたしの懐になにがしかの金が入るようなことになるのではないでしょうか。

https://www.sanwacompany.co.jp/shop/series/S0356/

さて、我が家ではフックとして使っているナゲシフックですが、上の部分にも何かを立てかけたりできますっていう使い方もサンワカンパニーさんのホームページに載っております。

我が家のナゲシフックのココ、空いてますよ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ドライヤー」です。
また次回。

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