ゴチャつきクローゼットにさよなら。余白を増やすだけで、おうちクローゼットがセレクトショップに。

こんにちは。
スカタズケの妻の方です。

今回は私たちのクローゼットの話をしたいと思います。
夫の実家の土地に、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)のサービスを利用して建築家さんと2世帯住宅を建てたのが2019年。
寝室の一部にコの字型のステンレスパイプをつけ、サンワカンパニーさんの「ピッタラ」という製品を設置したクローゼットを作りました。
ハンガーでかける洋服の収納はステンレスパイプに。
ステンレスパイプの下に、たたむ収納の洋服を入れるモノを探していたのですが、このピッタラという製品は、高さと奥行きを4タイプから選択し、幅は450mm~1800mmの間で1mm単位でオーダーできるというのが特徴で、高さは低くクローゼットの奥行に合わせた収納が欲しかったわたしにはぴったりだと思いオーダーしました。
この度縁あってサンワカンパニーさんのピッタラの使用例に我が家のクローゼットの写真を載せていただくことになりました。
もしよろしければサンワカンパニーさんのホームページにてご覧くださいませ。

ピッタラの活用事例紹介

私たちの理想のクローゼットとは

さて。
私たちは今まで3回引っ越しをしましたが、どの家でもクローゼットに満足していたことはありませんでした。
そもそもクローゼットが付いていなかったり、クローゼットが小さくて入りきらなかったり、湿気が多くて洋服がカビてしまったり。
ハンガーパイプが備え付けられているクローゼットでは奥行きが微妙に足りなくて厚手のコート類をかけるとクローゼットの引き戸を閉める時に衣類が引っかかってしまったり。
結局スムーズに閉まらないと面倒くさくて開けっ放しで使用したりしていました。
そんな経験を経て、いざ自分たちで家を建てるとなったときに、どんなクローゼットが理想か考えてみました。

  • 余裕を持って置ける
  • コの字型ハンガーパイプ
  • 一か所のクローゼットを夫婦で使い分ける
  • 扉は無し
  • ハンガーパイプの位置を高めにする
  • ハンガーを揃えて数を決める
  • ショップのような雰囲気
  • 洋服を良く見せる
  • 部屋の一部にする

余白を大事にすると高級感のあるクローゼットに

理想のクローゼットを思い描けてくると方向性が決まってきます。
今までアパレルで働いていた経験も理想のクローゼット作りに活きてきました。
セールなどで薄利多売するときはラックや棚を増やしたり、余白を作らず所狭しと置くことで安さをアピールできます。
逆に、ショップはイメージが重要なので、次の点を意識すると高級感を出すことができます。

  • モノを少なくして余白をつくる
  • アイテムごとにまとめる
  • 洋服を背の順にかける




実際に写真で見ていただくとこの違いがわかります。
まずは、余白がなく、所狭しと洋服をかけたクローゼットはこちら。

この写真のように、所狭しと洋服がかかっていて余白がない、アイテムがまとまっていない、洋服が背の順にかかっていないとなると雑多なバーゲン会場のような印象になってしまいます。


次に、余白を増やしたクローゼットはこちら。

洋服の数が多い方も少ない方もどちらも洋服の価格帯はあまり変わりませんが、洋服の少ない下の写真の方がセレクトショップのような高級感を感じていただけるかと思います。
おそらくこの感覚は皆様の中に無意識にあるので、第一印象で「この店の服、高そう…」と感じるショップは陳列してある商品が少なく、余白が多いと思います。
所狭しと洋服がかかったクローゼットと余白のあるクローゼットとでは、洋服を取る際の所作にも違いが出てくると思います。
単純に数多くの服を所有するのが目的だったら、数が多い方の写真のように詰めて置くという方法も良いと思いますが、私は「洋服を良く見せる」という理想のクローゼット像があったので、余白を大事にしたクローゼットにしました。

ここに至るまでに「持っている洋服を全部ハンガー収納にする」という方法や「重ねられる同じケースを揃えて、洋服が増えたらケースを買い足す」などいろいろな収納を試行錯誤してきましたが、かける収納はハンガーの数を決めてそれ以上増やさないことと、たたむ収納は扉の中で見渡せるだけの数にするということで、むやみに洋服が増えてしまうことなく同じ状態を保てるようになりました。
同じ状態を保つもう一つの方法は、保管付きクリーニングです。
春夏物は薄手でかさばらないので、季節外は布製のケースにしまって他の部屋に置くようにしていますが、やはり冬物は厚手なので収納に場所を取ります。
コの字型の真ん中にクリーニングが終わったものをかけておくことも出来ますが、そうすると理想とするクローゼットとは変わってきてしまうので、4月くらいから10月くらいまでの冬物を着ない期間は保管付きクリーニングを利用しています。
虫が付く心配もなく、カビが生える心配もなく、着ない洋服に部屋を圧迫されることもないのでおススメです。

ちなみに、我が家のコの字型の真ん中の部分は全く使わないかというとそうではなく、通常はハンガーをかけずに余白としていますが、においの付いてしまった洋服をかけて消臭スプレーをかけたり、乾燥機を使いたくない洋服を乾かすのに使っています。左右にある夫婦の洋服を真ん中に集めて、空いたスペースでベッドパッドや掛け布団を乾燥したりするのにも使えるので、コの字型にして良かったなと思っています。

おうちの外にクローゼットをつくる

ちなみに保管付きクリーニングにお金をかけるよりその分洋服を買いたいという方や、いろんなコーディネートを楽しみたいけどクローゼットが小さいという場合や、シーズンごとに変わる流行を押さえて洋服を買いたいけれど増える一方でキリが無い、でも去年の流行のモノは着たくない、という方などには、ご自身の好きなテイストでスタイリストがコーディネートしてくれた洋服をレンタルできるサブスクのエアークローゼットなどシェアしていいとこ取りで使えるサイトもあります。

エアークローゼットのレギュラープランだと月に何度でも交換ができるので、10万円分の洋服を月額税抜き9800円でレンタルすることも出来るようです。
「安いから」という理由で購入のハードルが下がって何となく買ってしまったけど結局ほとんど着ていない、というプチプラの洋服を数着買わないだけで

  • 普段は買わない金額の洋服がレンタル出来る
  • パーソナルコーディネートも考えてくれる
  • 汚してしまっても自分でクリーニングの必要もない
  • クローゼットがギュウギュウにならない
  • 洋服に使うお金を毎月一定にできる
  • 意外と似合う洋服が見つかる可能性がある
  • いつも同じものを着ていると思われない

となると、検討してみる価値はあるかなと思います。

それと、意外と収納に場所をとるバッグ類も同じくサブスクでシェア出来るもののひとつです。
ラクサスというバッグのレンタルのサイトのすごいところは、エルメス、シャネル、ルイヴィトンなどだれもが知っている一流のブランドのバッグがレンタルできるところです。
高級バッグを何個も持つなんて一部のセレブにしかできないことだと思っていましたが、月額税抜き6800円で無制限で使い放題出来るという気軽さはこの時代ならではかなと思います。

ちなみに意外と知られていませんが、ラクサスではご自身で持っているけれど宝の持ち腐れとなってクローゼットで眠ってしまっているバッグを貸し出して収入を得られるというサービスも行っているそうです。
使わず眠らせておくだけだと知らない間に湿気でカビが生えたりする可能性もあるので、ほかの人に使っていただくという選択肢も今後出てくるかもしれません。もちろん、ラクサスで無料でフルクリーニング&フルメンテナンスのお手入れをしていただけるそうです。

いろんなシェアリングが出てきている世の中ですので、もうクローゼット自体も必要ないという方もすでにいらっしゃるでしょうし、今後も増えてくるのでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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