CONVERSEのALL STAR100 GORE-TEX HI

今日のこの1品。
CONVERSEのALL STAR100 GORE-TEX HIです。

横文字たくさんですが、カタカナ表記にしますとコンバースのオールスター100ゴアテックスハイですね。

ゴアテックスというのはアメリカの会社が作った防水透湿性の素材のことなんですけど、靴とか上っ張りとかいろんなのがあるみたいですね。
ちなみに靴で言ったら防水という一点に置いて考えればゴムの長靴になるんですけど、ゴムの長靴は蒸れますよね?
そこがゴアテックスになると、防水だし蒸れないし雨の日の足元の不快感とサヨナラ出来て万々歳というわけです。

わたしは以前靴屋で働いていたことがあるのですが、そこでもゴアテックス素材の靴を出していて、梅雨時期とかにはよく売れました。
ゴアテックスは、すべてにおいて言えるかは分かりませんが、基本的に表面に使われておらず、素材と素材の間に入っていることが多いと思います。
なので、一見普通の革靴とか、一見普通のキャンバススニーカーなのに防水透湿性があるということが非常に重宝なワケです。

というわけで、台風並みの雨とかだったら日本野鳥の会長靴をチョイスしますが、梅雨のシトシト雨とか一般的な雨だったら、このコンバースを履いていれば間違いない。
ふつうのコンバースとほぼ一緒ですからね。
途中で晴れてきた時の長靴が醸し出すコレジャナイ感も無いですし、別に一日中晴れマークの日に履いたってもちろんOK。

ただし。
どうしてもこのゴアテックスマークがどこかに入ってしまうのです。

コンバースの場合この後ろについているGORE-TEXと書かれたタグでございます。
これが個人的には非常に邪魔でして。
コンバースなんてそれだけでグッドデザイン賞であるくらい完成されたデザインだと思うのですが、どうしてこれ付けちゃうかな、というところが非常に解せない。
そしてこのゴリゴリにアピールしてくるあたりがアメリカっぽいなぁとも思う。
わが社の!登録商標である!ゴアテックス!すごいんだから!ほら見て!これ付いてれば売れるでしょ!という感じの圧をこのタグひとつで感じてしまうのですが、一方いわゆる日本的な、つまらないものですがお役に立てれば…というノーアピールだとそれはそれで大海に飲み込まれてしまいそうで、困っちんぐ。

このタグに関しては何を隠そう靴屋で働いているときも、一定数のお客様から
「このタグ、ついてないやつ無いんですか?」
と度々聞かれたことがございます。
コンバースに関しては後ろ側なのでまだタグアピールが控え目な方だと思いますが、革靴とか紐のサイドとかについていたりして、明らかに邪魔だろう、と思っていたので
(その気持ちめっちゃ分かるけど、これ付いてないゴアテックスねぇんす)
という思いで
「無いんですよぉ」
と言いながら、マジでゴアテックス考えなおせよ、と思っていました。

このコンバースは、もともと付属している紐がすごく長くて足首で巻く仕様になっているのですが、わたし的タグ邪魔派のコンバース関係者の方がこのゴアテックスタグをどうにかして隠すために考えた案だったんじゃないかと思います。

写真の目の部分に黒目線が入っているように、ゴアテックスタグの上を紐が横切り、だいぶ目立たない仕上がりになっていますので、個人的にありがたいです。
やいのやいの申し上げましたが、タグが入ってなければなお良しである可能性は捨てられないものの、総合的にはとても気に入っておりますので、いまのコンバースが寿命になってしまったら、また次もこれを買うでしょう。

芸能人の宣材写真に入っているカメラマン名も気になっちゃう性分です、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「オーバルボックス」です。
また次回。

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