竹ざるの財布置き

今日のこの1品。
竹ざるの財布置きです。

ざるとかごの違いって何かと考えるとよく分かりませんけど、ざるは浅いイメージですかね。
というわけでこれはざる、とさせていただきます。

あのー、お金が貯まる習慣、みたいなのってアレはホントの話ですか?
トイレ掃除するとお金が貯まるとか、部屋をキレイにするとお金が貯まるとか、財布の中にレシートを入れないようにするとお金が貯まる、とかそういうやつ。
そういったお金が貯まる習慣、もしくはお金が貯まるノウハウみたいな話の中で、いわゆる稼ぎ方うんぬんの話ではなく、気持ちの問題みたいな話の中のひとつに、財布に居場所を作りましょう、的なのがあると思うんですけど、まさにその状態に知らず知らずのうちになっておりました。

いままでは、財布をバッグにしまいっぱなしで、次に出かける時にまたそのバッグをむんずと掴んで出かけていくという流れだったのですが、いつしかわたしも帰宅時にバッグの中身を出し、それぞれの場所へ戻すという
「ていねいな暮らし」
的なことが無意識に出来るようになっており、その成長に気づいた今、小さく驚愕しています。

いちいち財布をバッグから取り出して決まった場所に置いたら絶対忘れるじゃん、と当時のわたしは思っておりまして、バッグを変える場合は前回使ったバッグを見ればそこに財布はあるから分かりやすいじゃん、…つーか前回使ったバッグってどれ?と思っていたのですが、どういう風の吹き回しなのか、財布の居場所として設けたこのざるのなかで七福神×2の十四福神が寝ておられます。

つーか、お財布に居場所を作って、さらに縁起の良さそうな七福神の財布ふたつを使い分けているって、それって貪欲にお金を求めすぎというかお金欲しすぎアピールのようで恥ずかしいですけれども、お金なんてあるに越したことは無いのだ。
でもあればいいわけでもないのだ。
そしてこの生活になったからってお金が貯まったわけではないのだ。

家計としての貯金という意味で言えば、10年前のどんぶり勘定時代よりも確実に貯金出来る体力づくりが出来て筋肉質になってきた感はありますが、こと個人のお金となりますと、腕立て伏せ2回でぺしゃんとひしゃげる感じでまだまだ体力不足から脱却できていませんね。

それでも以前よりは多少マシになってきている気がするので、財布置き場を作るというのは意味があるのかもしれません。
財布置き場を作ったからというよりも、財布の置き場が決まるくらい整頓が進んできて、探し物に当てる無駄が無くなってきたことにより無駄使いも減って来たという感じでしょうか。

そしてパントリーで寝る財布。

以前ブルーボトルコーヒー一号店が出来たころに清澄白河を散策した際に見つけた竹ざるだったと思うのですが、そうめんとか置いたらステキーと思って購入した覚えがあります。
それだったら二人分でふたつ買った方が良かったように思うのと、結局ざるに麺を入れると水が滴るから受け皿としての皿が必要となるわけで、だったらその皿に普通にそうめんを盛った方が洗い物が減るからザル要らなくね?となり、かと言ってこのざるが可愛いことに変わりが無いので、何か別の用途に使いたいわね、からの財布置き場という任務に就きました。

これでいいのだ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ビール」です。
また次回。

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