bookmark_borderマネケンのワッフル

今日のこの1品。
マネケンのワッフルです。

みんな大好きマネケンのワッフル。
ワッフルって好物でして、コンビニとかのちょっとしたスイーツコーナーとかにあるやつとか買ってしまいがちです。要冷蔵のコンビニスイーツの上とかにあって、どら焼きとかバームクーヘンとかのいわゆる焼き菓子のコーナーにありがちなイメージ。
そのあたりのワッフルはちょいちょい食べていましたが、マネケンのワッフルを久しぶりに食べたらそりゃもう大変美味しゅうございました。
やっぱりバターの量なの?この美味しさはなんなの?


そして我が家にはオーブンやトースターの類のモノが無いので、レンジでチンして温めて食べたのですが、あとから気づきましたが「電子レンジは使用しないでください」という表記がございました。
なんでなの?普通に美味しかったよ?

今回のワッフルは、基本は在宅勤務の夫が月に2回くらい出社することがありまして、その時に買ってきてくれました。
少し前に、テレビで「おうち土産」が流行っているというのを見たのですが、まさにそれが我が家にも当てはまっております。
その時に見たテレビの情報によると、今までは出張などに行ったついでにお土産を買ってくるという流れだったのが、在宅勤務が当たり前になってくると、そもそも会社に行くということが軽いイベント的な立ち位置になってきていて、たまの出勤の帰りに家族にお土産を買うということに繋がっているようです。

そんなおうち土産で頂いたワッフル、関東の片田舎育ちの41歳からすると、人生の途中で出会ったお菓子のように記憶していますが、ファーストワッフルがなんだったか思い出せず。
プリンとかバームクーヘンとかみたいに小学生から慣れ親しんだお菓子ではなく、ハイティーンだったか成人後だったか、ある程度大きくなってから出会った舶来もの、という印象があります。
ワッフルの包みにsince1986という表記がありますので、アレおかしいぞ、そうすっとわたしが6歳の頃からマネケンのワッフルは存在しているようですが、トーキョーの最新情報が地元に届くまでにタイムラグがあった時代ですので、わたしのもとにワッフルが届くまで優に10年はかかってますよね、って話。

♪ミルキーはママの味、ならぬ、ベルギーの母の味だというワッフルですが、このタイプのワッフルはWikipediaによるとリエージュワッフルという種類のようです。
リエージュもベルギーの都市の名前だそうで、マネケンの袋には「ワッフルはヨーロッパ伝統の焼き菓子」と書いてありますが、特にベルギー色が強いのかなと思います。
ベルギーに行ったことは無いですが、今までに旅したヨーロッパ4か国を思い出してみると、総じてお菓子が美味しかったというのは間違いないかと思います。
新婚旅行で行ったフランスとか、世界三大料理に対してモノ申すような立場ではないのは重々承知の上ですが、飯がいっこも美味くねぇっつう感想しか無くてですね、食べる人が食べたら美味しいのかもしれませんが何せわたしたち夫婦の舌に合わない。
でもフランスで食べたクレープはとても美味しくて、それがフランス最終日の最後に食べたものだったので、終わりよければすべてよしじゃないですけど、とにかくわたしの中のフランス熱がクレープにより下げ止まった感じです。

その後旅したアイスランドで食べたワッフルも人生最高ワッフルだったので、いつかベルギーに行ける時があったら、ぜひワッフルを食べてみたいと思います。
ただ、期待はあらゆる苦悩のもとなんていう言葉もありますので、そこは
「本場のベルギーワッフルなんていっちばん美味しいんだろうなぁ~♡」
という期待で臨まず
「言うてもそこまで美味しくないでしょ」
からの
「…う、うまぁっっ‼‼‼‼」
が正しい楽しみ方のような気もします。
プラス、言うてもそこまで美味しくないでしょ、からのホントに大したことなかった時のショックを考慮しそれを和らげるために、12時間飛行機に乗って大枚はたいてコンビニのワッフル食いに来たと思うことにします。

ベルギーに行ったら三度の飯より五度のワッフル、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「アプリ」です。
また次回。

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bookmark_borderMAISONDANDOYのスペキュロス

今日のこの1品。
MESONDANDOYのスペキュロスです。

この家の形の缶がとっても可愛くないですか?
なんとも可愛くて、缶欲しさに夫に買ってきてもらったこちらのスペキュロス。
スペキュロスとはなんぞや?という感じですが、シナモンやナツメグなどのスパイスが入ったバターたっぷりのビスケットのことをスペキュロスというそうです。
缶目当てではありましたが、歯触りがザクッとしていてシナモンの香りがしてとてもおいしいです。
初めて食べた味ではなくて、食べたことある知ってる味!と思いましたが、カルディみたいな海外の食品を取り扱っているお店などでよく見かけるロータスっていうメーカーのカラメルビスケットに似てます。あれの高級版という感じの味です。
と思ったらロータスもベルギー生まれなんですね。

http://www.lotusbakeries.jp/lineup/biscoff.html

一方、メゾンダンドワ、と読むらしいこちらのお店はベルギーのお店で1829年にブリュッセルで創業したらしいです。ロータスにが1932年創業とあったので、ロータスよりも103年も先輩になりますね。

http://www.cselect.jp/


そして創業から183年後の2012年に海外1号店として東京大丸にオープンしたそうです。
大丸東京以外はすべてベルギー国内で7店舗あるそうですが、海外1号店がなぜ日本でなぜ東京大丸だったのでしょうか。

大丸の食品部門のスイーツ担当の方がベルギーに行った際に、メゾンダンドワのクッキーを食べて感動して社長を口説き落として出店してもらったというのが「ぽい」気がします。
以前にそういうのをテレビで見たことがあるのでそれの刷り込みだと思います。スイーツ担当の社員の方が、地方のお菓子屋さんを訪ねて我が百貨店に出店してほしいと懇願している様子を見たのです。
そうじゃないとなると、メゾンダンドワ側からの要請ということになりますが、かなりの日本びいきの社長さんでもいらっしゃるんでしょうか。日本が好きで来日した際に駅直結のアクセスの良さとスイーツフロアの賑わいを見て、わが社が海外に出店するときは東京大丸しかない、とかになったんでしょうか。

それにしても日本特有なのか、海外の有名な料理とか名物を国内に持ってくる力がすごいですよね。

わたしたちが新婚旅行でフランスに行った際にモンサンミッシェルに行き、名物のふわふわオムレツを食べたのですが、そのあとに東京にこのモンサンミッシェルのふわふわオムレツ屋が出来たと知ってびっくりしました。
それも海外初出店。
もう少し近場のヨーロッパあたりから出店して攻めていった方が良い気がしますが、日本人の右に倣え的な性格も影響しているんでしょうか。
日本人のイメージですが、たぶん「これが名物」って言われたら、素直にそれを食べる人が諸外国に比べると多いのではないかなと思います。
だから、モンサンミッシェルのふわふわオムレツも日本人ツアー客がめっちゃ食うんでしょうね。
ガイドブックが教科書みたいな。
我が夫もそのタイプです、と言いたいところですが、結局のところわたしもそのタイプのようです。
以前にクロアチアに行ったときに、ニンという場所に塩田があって塩が有名という情報をガイドブックで見て、お土産の塩を求めに右に倣えと赴きました。
多分いろいろなお店でニンの塩を扱っているとは思うのですが、ガイドブックに載っていたこの塩という目的で、掲載されていた店に買いに行きました。
そして、コレだな、という塩を見つけてお土産用に購入すると店主の方が
「どうして日本人はみんなこの塩を買っていくの?」
とたいそう不思議そうにしていらっしゃいました。
まあそうなりますよね。
当時はそこまでネットの情報も多くなく、クロアチアに関してのガイドブックも少なめだったので、みんな同じガイドブック見て買いに行っていたんでしょうね。
個人旅行で行ったのに行く先々で、さっきもあの人いた、という同じ日本人にあったりしていましたから。

たまたまその店がガイドブックに載っていたばっかりに、日本で言ったら
「伯方の塩なんてその辺のスーパーで売っているのに何で外人がこんなにウチの店で買うんだろう?」
と個人商店の店主さんが不思議に思う感じに近いのでしょうか。

たぶん、ガイドブックを教科書にしてしまうのは、失敗したくないのと、マネをしておけば安心というのがある気がします。
自分の嗅覚で選んだお店が不味かったら、旅行中の貴重な食事のうちの一回を失敗とカウントすることになるけど、美味しいって言ってる人がいる所なら安心かな、っていう。
さらにお土産となると、ヘタなものを買っていくとこちらの信用問題にも関わりそうですからね。これがおいしいって人気なんだよ、って言えるものをあげた方が無難な気がします。

そこへ行くと日本に来る外国人はガイドブックなど持たずに好き勝手に自分の食べたいものを食べているイメージです。
これも「YOUは何しに日本へ?」の刷り込みですけどね。
ポッキー食べに日本に来たとか、卵焼きを食べてみたくて日本に来た、コンビニで食べたあのパンが食べたくて再来日したとか非常に個人的でニッチなニーズで来ている感じがします。
右に倣えの日本人的感覚の外国人が日本へ旅行に来たら
「スシー、テンプーラ、スキヤキー、シャブシャブー」
みたいな食事になりそうですが、ポッキー食べに日本に来た外国人がポッキー食べられた時の方が幸せな気がします。

人気のあるもの、値段の高いものを食べられればそれで幸せかというとそうでもなさそうです。
そうなってくると、ありがたがってわたしが食べたこちらのスペキュロスも、冷静に考えたらミスターイトウのチョコチップクッキーのほうが美味しいということになってしまうかもしれませんが、そういうわけでもないのです。
経験、というのもまた大事なものでもあるのです、ええ、はい。

そういうことにしておきましょう、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「エアコン」です。
また次回。

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